2019年1月24日 (木)

ナンとも美味しいインドカレー

ビッグツーのTシャツ売り場が近々模様替えするとの情報があったので、状況を確認するために立ち寄った。

売り場の様子はまだ以前と変わりなく、模様替えが実施されるのは来週以降になるとのことだった。

ちょうどお昼だったので敷地に隣接しているジョイフルでランチを食べようと思ったが、まさかの休みだった。

ファミレスは年中無休だとばかり思っていたのだが、昨今はどこも人手不足が言われているのでおそらくそういった事情などがあるのだろう、毎週水曜日を定休日にしますとの張り紙がかかっていた。

もう他に龍郷に用事はなかったので名瀬街に戻ることにして、新しくできたばかりのカレーライス店に行ってみることにした。

店の看板には「本場インド・ネパール料理」と謳われている。

ドアを開けると、正に”本場”の味を期待させるような雰囲気でインド人が働いていた。

屋号の「ドゥルガダイニング」のドゥルガは、ヒンドゥー教の女神「ドゥルガー」のことかなと後でネットで調べて思ったのだが、ちゃんと確かめてはいない。

給仕をする男性は日本語が堪能で普通に注文できた。

先日食べに行った息子から羊のカレーが美味しかったと聞いていたので、「マトンカレー」を注文した。

香辛料に弱いタイプなので辛さはお子様レベル?の「甘い」で。

出てきたカレーはなんと、ナンがでかい。

固すぎず柔らかすぎず少しもちっとして単独でも美味しいナンだった。

これまでのカレーで食べたナンはなんだったんだろうかと。

肝心のカレーは、ちゃんと期待を裏切らない、本場のカレーを食べたことはないが、本場のカレーってこんなに美味しいの?と思うような美味しさだった。

おそらく日本人向けに食べやすくアレンジされているのだろうけど、ミックスされた良いとこ取りになっていると感じた。

ランチにしてはちょっと高めの千円ちょい超えだったが、何しろ美味しかったし、ソフトドリンクつきなので良しとしよう。

食べ終わる頃に「ナンのおかわりどうですか?」と尋ねられた。

このでかいナンをおかわりする人がいるのか?そこまでお得で良いのか?と驚いた。

次は辛さを一段階上げてみてナンの2枚食べに挑戦してみようかな。

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2019年1月23日 (水)

居酒屋にシマの風景を

去年12月19日、神奈川伊勢原市に”奄美”の居酒屋がオープンした。

お店の名は「奄美居酒屋 ルリカケス」

オーナーは奄美二世、お店を運営するのは以前自分でも居酒屋を経営していた加計呂麻島出身の女性だ。

彼女のシマに寄せる想いは強く、普段から島口で話し、奄美の調味料を使う。

島の料理と黒糖焼酎を振る舞いながら奄美の魅力を伝えてきて、実際に何人もの常連さんが奄美を訪れたという。

僕も過去にそのお店で鶏飯や豚骨煮物やアオサの天ぷらなど食べた。

「ルリカケス」では台所の制約で本格的な島料理はまだ作れていないようだが、これから工夫してメニューを増やしていくとのことだった。

その彼女から店内を飾る奄美のポスターが欲しいとのリクエストがあった。

どうすればいいか分からなかったが、とりあえず正面から当たってみようと役場を訪れて新しくオープンした居酒屋に飾るポスターを少しもらえないかと交渉してみた。

これが確かな話であることを理解してもらうために、以前彼女が経営していた「うも〜れ奄美」の名を出し、過去にもポスターをもらったことがあると伝えると、スッと話が通じた。

対応してくれた職員はありったけのポスターを提供してくれた。

入手したポスターはその日のうちに宅急便で送った。

しばらくして、壁一面が奄美色に染まった店内の様子をSNSで送ってくれた。

「奄美」を看板にしているお店にとって、自然の美しさや伝統芸能を魅力的に伝えてくれるポスターは頼もしい助っ人になる。

これは他の居酒屋での話だが、トイレの壁に貼られた奄美のポスターを見て、何のゆかりもない親子が奄美行きを決心したほどだ。

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うも〜れ!奄美

2019年1月22日 (火)

温まるもの

これまで数々の暖房器具を購入してきたが、いずれも一定の年数を経て使えなくなってしまう。

遠赤外線のフォトンは動作しなくなり、石油ストーブは不完全燃焼の匂い?がきつくなる。

エアコンは塩害で室外機がすぐダメになる。

オイルヒーターのデロンギは壊れていないが、効率が悪く電気代がかかり過ぎる。

そんな中で唯一30年ほど使い続けている暖房器具がある。

それは、子どもが赤ん坊の頃から使い始めた「湯たんぽ」だ。

容器を覆うカバーもそのままだ。

もう記憶は定かでないが、ウサギの絵は干支にちなんで選んだのであろう。

日頃は妻の、娘が帰省したときは娘の足元を温めている。

アナログなこの暖房器具はとても丈夫で役に立っている。

湯たんぽは、奄美の短い冬の間に用をなした後ビニールに包んで大事に保管している。

体調が悪いことの多い妻がベッドに横たわっているとき、寒い日はそっと足元にこの湯たんぽを差し入れる。

そんなときは、ありがとうと、しみじみとした調子で感謝してくれる。

夫婦でいて良かったと何故か思う。

湯たんぽが温めてくれるのは足元だけではないようだ。

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2019年1月21日 (月)

思っていたより大変そう

奄美群島の日本復帰運動について書かれた冊子が今春発行される予定だ。

そこに挿絵を描くことになり、年明け早々資料の束が届いていた。

あまりの量の多さにたじろいで手をつけられずにいたが、そろそろ始めないと間に合わないと思い束ねていたゴム紐を外した。

描いてほしいものには印をつけているとのことだったが、依頼されたカット数の倍以上に印が入っている。

当時使われていた生活道具にも印が入っていて、これは絵の中に差し込めということか?

しかも、掲載される予定の写真と重なるようなイラストは省くようにとのこと。

その辺りを含めて後の判断はお任せしますとのことだった。

これは・・・描く側にとって厄介なケースだ。

これについて描いてとか、こんな場面を描いてとか、明確に指示された方がはるかにやりやすい。

どういった構図にしようかとか見せ方だけに集中できるからだ。

資料は断片的な情報がほとんどでどっから手をつけていいかも判断がつかぬ。

そこで、アプローチの仕方を根本から変えることにした。

届けられた資料はいったん置いて、先ずは復帰運動について書かれた冊子や新聞の切抜きなどを読んで全体像を捉えた上でそれを俯瞰しながら”描くべき場面”を抽出することにした。

それから後、資料と付き合わせて調整する。

これでいこう。(間に合うかな?)

それにしても面倒なことを後回しにする癖はなかなか改められないなぁ・・・

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以前東京奄美会からいただいた復帰50周年記念誌がすごく役立ちそう。

ありがとうございました。

2019年1月20日 (日)

清掃日だけど

毎月第3日曜日は集落行事の清掃日にあたる。

海からの漂着物や川から流れる木々が海岸に集まるので主にそれを片付けている。

先月はほぼ徹夜続きでグロッキーだったので清掃をパスした。

12月16日、急ぎのイラストをようやく仕上げたのがその日だった。

年の最後の清掃だからなんとか参加せねばと思っていたが・・・無理をすると急死するような年齢にもなってきているし・・・ゴニョゴニョ・・・と休んでしまった。

少し後ろめたい気持ちが残っていて

今朝は挽回せねばと浜へ出たが、誰もいない。

遠くの浜にも人の気配がない。

霧雨のような弱い雨が降っていたので、今日は中止になったのだなと理解した。

少し前に区長のマイク放送があって、おそらく中止(延期?)する旨の通知だったのだろうが、窓を締めていたのでちゃんと聞き取れなかった。

てっきり作業開始の放送だと思い込んで浜へ出た次第。

そうか、そういことなら仕方がないなぁと、濡れながら顔がにやついてしまう。

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次がんばるね。

2019年1月19日 (土)

奄美最強対決

奄美出身の元幕内力士、里山が先場所を最後に引退した。

小兵ながら業が豊富な里山は、相撲が盛んな奄美の人々を長らく楽しませてくれた。

彼は奄美大島笠利町の出身。

今、幕内で活躍している2人の力士も奄美大島出身。

大奄美は龍郷町、明生は瀬戸内町の出身だ。

昨日の取り組みで2回目となる奄美出身同士の取組みがあった。

大奄美曰く「奄美最強対決」

大相撲幕内という力士にとって憧れの大舞台で同じ島出身の2人が対決するという誇らしさに少し照れているような表現。

前回は大奄美、今回は明生に軍配が上がった。

これからも良きライバルとして切磋琢磨して頑張ってほしい。

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2019年1月18日 (金)

春の兆し?

注文のあったTシャツを届けるため午前中名瀬へ行ってきた。

今日は天気もよくて終日暖かかった。

窓ごしの日差しが半袖の腕を焼き、思わずクーラーを入れるほど。

これだけ暖かいと桜のつぼみも開いているのでは?と期待しながら車を走らせた。

復路の三太郎トンネルの手前でちらほら咲き出した桜並木を発見。

淡いピンクの花びらが青空に映えて、ああ春が来たんだなぁという感じ。

何か良い知らせを聞いたようで元気が出る。

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2019年1月17日 (木)

気がつけば年中Tシャツ?

寒さには強いほうらしい、冬でもTシャツで過ごしていることが多い。

家にはホットカーペットや石油ストーブといった暖房器具もあるが、ほぼ妻専用。

ダウンジャケットを着て震えている妻のとなりでTシャツ姿の僕が汗をかいていたりする。

この体感の差はなんだろうかと不思議な気がする。

今年は特に暖冬らしい。

夏服と冬服の入れ替えもまだで、タンスにはTシャツばかり入っている。

Tシャツは自分で作って売っているくらいなので数は多い。

勤め人の頃はカラーシャツにジャケットというのが冬の定番スタイルだったが、今や一年中Tシャツだけを着ている気がする。

寒くなればその上にジャンバーを着る。

いい歳の大人としては少し締まりがないが、楽チンだ。

みんなも年中Tシャツを着て過ごせばいいのに。

秋冬もどんどんTシャツが売れて

僕の暮らしも楽になるかもなのに(笑)

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自分でイラストを描いているのでデザインは増えるばかり。

何を出そうかと取捨選択が悩み。

2019年1月16日 (水)

拾う神

もう10年ほど20リットル入りの水を定期的にとっている。

重い容器をしっかり支えるために外装のダンボール箱は丈夫にできている。

その空き箱に最初のうちは本など収納して積み上げていたが、毎月3個のペースで空き箱が出るので綺麗で丈夫なのにもったいないと思いながら処分している。

以前勤めていた会社では、貝肉を冷凍保存するために大量の空き箱が必要だった。

丈夫な空き箱を求めて町の商店を訪ね歩いていた。

それで、そういうところでならこの箱は役に立つのではないかと思い、後にできた同事業の会社にダンボール箱の提供を申し出た。

しばらくは空き箱の持ち込みを続けていたのだが、あるとき「持ってきてるんだったら置いてていいよ」という風にやや迷惑なニュアンスを感じてそれを最後に届けるのをやめた。

シーズン中は大量の空き箱が必要だが、それ以外の時期は保管場所に困るからかもしれない。

資源の活用と人の役に立っているという自負をくじかれた思いだった。

そんな中、実家にあった二層式洗濯機を処分することになって、一旦家まで運んで外で回してみたらちゃんと動くので廃棄するのが勿体なくなった。

以前介護施設では二層式洗濯機が活躍していると聞いていたのを思いだし、介護施設の事務所に申し出てみた。

数日経ってから引き取りますとの連絡があった。

家の外に出しておけば回収するとのことだったので駐車場の隅に置いた。

あれからだいぶ経っているけれどあの洗濯機は今もちゃんと働いているのだろうか?

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「捨てる神あれば拾う神あり」

人も物もできればそうであってほしい。

2019年1月15日 (火)

コーヒーの木

一昨日のこと、その前の晩にお酒を飲んだので置いていった車を回収すべく町まで歩いた。

日頃の運動不足を解消すべく真面目にてくてく。

途中で理髪店に寄って真珠貝の蝶番を磨いたものを渡した。

店主からループタイの装飾が取れてしまったと相談を受けていたので、代わりになりそうなものを提供したのだ。

するとお返しに焼きアナゴとお菓子をもらった。

小さな貝のかけらが大きな袋になってわらしべ長者のよう。

家を出てから30分ほど経ってようやく車までたどり着いた。

そして、お酒を飲んだ夜にコーヒーの苗木をもらう約束をしていたのでそこの畑へ向かった。

体質的にあまり飲めないので酒席の記憶がなくなるということはなく、「コーヒーの木!」となんだかハッピーな気分で目覚めることができた。

一見すると何が植わっているのか分からない、”赤い実がたわわに実るコーヒー園”の夢の緒についたばかりの畑に行くと彼は一人もくもくと手入れをしていた。

昨年の台風で木が何本もやられてしまったらしく前に見たときよりも寂しい感じになっていた。

残ったコーヒーの木も風で実が落ちてほとんど残っていなかった。

実が散って芽吹いた苗を大事に育てていて今回そこから少し分けてもらった。

コンビニで買っていったパンが5個入りで、彼が用意していた苗も偶然5本だった。

祝福されたようで何だかなうれしい気分。

日のよく当たるところに植えてとアドバイスされたが、家は海そばの塩害がひどい場所なので鉢植えで育てるつもり。

〜赤い珈琲の実も熟れる頃〜という日がくるといいな。

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焼きアナゴはその夜さっそく酒の肴として美味しくいただいた。

コーヒーが飲めるのは・・・?