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2013年4月22日 (月)

メグスリノキの気持ち

仕事が遅いくせに(よしやるぞという)決断も遅い僕は、毎晩遅くまで作業して目を無駄に酷使している。

空いた時間には、本を読む映画を見る・・・という具合にやっぱり目を使っている。

そんな僕の様子を見かねて娘から目の”癒しグッズ”が届けられた。

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ときどきご飯を冷凍庫に保存するときにラップに包んだご飯がほどよい温度になった頃を見計らって目に当てたりしていた。

それが、レンジで40秒「チン」するだけで簡単にできるようになった。

目はデリケートなので、熱すぎるときは一定の温度に下がるまで「キケン」の文字が浮き出る親切設計だ。

漢方医薬学では、「肝は目に穴を開く」といわれている。どうやら肝臓と目は密接に関係しているようで、メグスリノキが肝臓の働きを助けるというのも肯ける。

同じ身体を50年以上使っているわけだからちょこちょこと調子の悪いところが出てくるだろう。新車に戻したい!みたいな無茶はせずに、受け入れるところは受け入れつつ、できるだけ長くのんびり走りたい、と思う。

2013年4月11日 (木)

目が痛い

作業机の蛍光灯の電球が切れてしまった。

特殊なタイプなので注文して届くのを待つしかない。

天井からの薄い明りで絵を描いていると

目ぇ痛い。

緑内障を患っているから無理はできない。

眼圧を上げないように・・・だましだまし。

日ごとに日差しも強くなってきたし、目は命だから用心しないと。

ああ、なんかブルーになる。

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2013年1月31日 (木)

メタボの基準?

午前中に健康診断を受けてきた。

町の保健福祉課が実施する、前年受けるべきときに受けなかった人たちの救済措置?だ。

今日が最後のチャンスなので絶対逃すまいとの意気込みで受診した。

若い頃と違って、絶対どっか悪い!?はずだから。

血を抜く機会もめっきり減ったし。(血圧が高いために献血は断られる)

そんなことはないはずだけど、血を抜いた分新鮮な血液ができる気がする(笑)

公民館のホールを各ブースごとに区切って、身体測定、尿検査、問診、血圧測定、血液検査、胴囲測定、心電図・・・と一巡り。

胴囲測定・・・ウエストを測るだけの単純な検査がひとつの検査項目として独立している。

ようするに下腹がどれだけ出ているか?ということを調べるのだが、確か、男性85センチ、女性90センチ以上がメタボリックシンドロームとして認定?されるはず。

女性が男性より5センチ緩いのは何故?という疑問もあるが、根本的な疑問は、ウエスト太いけど、だから?みたいな、なんでこれが危険な兆候とされるかがピンとこない。

肥満は良くない。それは確かだと思う。

でも、体格差を無視して一律85センチという基準が分からない。統計的なものかな?

ちなみに僕は、85.5センチでぎりぎり・・・アウト。

そして、間違いなく、体格の問題ではなくただの出っ腹だ。

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2013年1月18日 (金)

体力激落ち

いわゆる中年太りというやつでお腹のでっぷりが目立つようになってきた。

病院の医師からは「定期的な運動を・・・」と毎回のように注意される。

気が向いたときの「たまには運動」すらしないのに定期的になんて頑張れるわけがない。

それでも何となく体力には自信を持っていた。

30代まではフルマラソンを何度も走っているし・・・もちろん、完走するだけが目的のお楽しみランナーだが。(下手すれば完歩になりかねない程度の)

そのうちにまた・・・とか思っていて、いつの間にかもう50代に突入しちゃった。

同年代の友だちが、「体力が落ちて懸垂ができなくなっていた」と嘆いていたので、まさかと思っていたが、後でそのことを思い出して試しにやってみると、ホントに・・・3回するのに必死だった。

体力って確実に落ちているんだって思い知らされた。

もう逆立ちもできないんだろうな・・・腰にきそうで怖いからやらないけど。

そして、今日また自分の体力が落ちていることを痛感する出来事があった。

ピースと浜辺を散歩していたとき、それまで晴れていた空が急に曇りだして小雨が降り出した。

雨あしが強くならないうちにと走って戻ることにしたが、浜辺の遠いところまで歩いていたので、けっこうな距離を走ることになった。

僕が走りだしたので、ピースは「遊ぶ?遊ぶ!」みたいな感じで大はしゃぎ。引っ張られるような感じで数分間走った。

たったそれだけ・・・なのに、息はあがるは、足はガクガクになるは・・・あっと言う間に乳酸がたまって浜辺の階段がきつく感じる。

「こ・・・こんなにも・・・体力が落ちていたとは・・・」 ショックで顔色を失った。(動悸がして気持ち悪いせいもあるけど)

何か運動しよう。

80歳くらいまで仕事していたいし。

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2010年9月 2日 (木)

献血したかったのに

献血するために会場になっている町役場へ行った。

先ずは督促がきていた固定資産税を納めて気分をすっきりさせてから、受付で申し込みの記帳をした。氏名、住所、勤務先・・・ここは「自営業」として飛び越える。

次のテーブルで新しい献血カードを発行してもらった。これまでの紙の記録が全部1枚の磁気カードにまとめられた。

そしていよいよ最終チェック。過去に2度ここまでたどり着いて血圧測定で下が100を超えていたため断られた経緯がある。でも、今は血圧の薬を飲んでいるので比較的安定しているはず。「今度は大丈夫だ」そう思いながら測定前の問診に答えていた。

「手術をされたことがありますか?」「あります。胆嚢を摘出しました」「そのとき輸血とかされました?」「さあ・・・麻酔で眠っていたので分かりません」「分からない!?・・・輸血をしたかどうか分からないんですか?」

えーっ何でそこにこだわるの? 手術中は眠ってるというか気を失っているような状態なんだから輸血したのか血を抜かれたのか普通分かんないでしょ・・・。と思って面くらっていたら、「せっかく来ていただいて、申し訳ありませんが・・・」とまたもや献血を断られてしまった。

気の毒そうに差し出されたジュースを断ってトホホの気分で帰途についた。「もう献血なんて行かない。縁がないんだきっと」と愚痴りながら、3度断られたのだから本当にもう献血はやめようと思った。

晩ご飯のときにふとそのことを思い出して看護師の女房に経緯を話した。輸血そすると感染のリスクがあるらしい。断られたのは大事をとってのことなのだ。「ところで、胆嚢摘出の手術をしたときに輸血をしたの?」「していないよ」「ほんとに」「うん、輸血したらちゃんと説明があるから」

そうか、それなら次から輸血OKじゃん・・・ってオレやっぱり輸血したがってるし。

2010年7月23日 (金)

クスリを食べる?

僕は血圧が高いので薬を飲んでいる。遺伝的に高血圧の家系なので若い時から注意しなさいとは言われていたが、特にからだの調子が悪くもなかったのであまり気にとめていなかった。

上が160、下が120というような状態でずっと病院にも行かず5年ほど放置していたのだが、たまに後頭部に痛みというかだるさというか嫌な感覚を覚えることがあって、「やばいな・・・」とさすがに怖くなって病院に通いだしたのだ。

MRで頭を調べてみると、(先生が言われるには)脳に小さな出血の跡が2か所ほど見られるのと、頸椎の血管が少し狭くなっているとのことだった。「危険ですよ。倒れるときはあっという間ですよ」と不用心をさんざんたしなめられて心を入れ替えたわけである。もし倒れたら家族みんなが不幸になる。

だから今日も薬が切れる前にちゃんと病院へ行った。診察はいたって簡単。調子はどうですか?と尋ねられ、特に変わりはないと答えると、じゃあ胸の音を聞かせてくださいと聴診器をあてられて終わる。いつもの薬を30日分出しておきますねと言われてやっと薬を入手する権利が与えられるのだ。

本音を言うと、特に自覚症状がなければ薬だけもらえればいいのに・・・と思う。受診するお金と時間がなんだか惜しい。せめて3回に1回くらいの受診でいいのにと心の中で愚痴る。

薬局に行き、病院から受け取った処方箋を渡して薬をもらう。僕の薬は2種類。はじめは服薬の習慣になじめず忘れることもあったが、今は毎朝欠かさず飲んでいる。ぼくのように呑気な人間は少し問題を抱えていた方が普段から健康に気を使っていいのかもしれない。一病災息とも言うし。

薬局では信じられないような光景を見た。75歳以上と見られる高齢者がありえないほどの量の薬を渡されたのだ。湿布薬も入っていたのでカサが多くなったのだろうが、それにしても痩せた体に一抱えもある紙袋は尋常ではないように思えた。まるで薬を食べよというように・・・。おばあさんはたくさんの薬の種類を忘れずに飲み分けられるかそっちを心配していた。

支払いは2200円だった。本人1割負担だから22000円分の薬が使用されたことになる。そんなものなのか?そんなに薬を飲まなければならないのか?でも、事情を知らない外部の者がとやかく言う権利はないので、「大変だな」とか思いながら黙って見ていた。案外見た目より深刻な病気かもしれないし、他の家族の分もあるのかもしれない。

塩分控えよう、間食とかやめよう。運動もしよう、痩せなくっちゃ・・・と、日ごろ粗雑に扱っているからだの反乱におびえ、健康でいようとあらためて思った。

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