2024年1月30日 (火)

大島紬の魅力を再認識

1月15日に奄美パーク・田中一村記念美術館で開催されていた企画展「おもひでの大島紬」を見させてもらった。

大島紬本場の地に居ながらたいした知識を持ち合わせていないことを自覚していたが、制作工程の複雑さのみならず、紬の柄がこれほど複雑かつ豊かなバリエーションを持っていることを改めて知り得る良い機会になった。

大島紬と言えば、龍郷柄と秋名バラといったようなごくありふれたイメージしか持ち合わせていなかったが、そうした窮屈な枠を大きくはみ出していて、もっと広く自由な世界が広がっていることを知ることができた。

”おもひで”と銘打った企画展の通り、展示されていた着物は実際に誰かが身につけていたものであり、それぞれの物語、想いがこもった「大島」だった。

自分の周りに当たり前にある”奄美”を丁寧に見つめ直そうという思いを強くした。

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2021年12月25日 (土)

サイトを新しく

Windows系のホームページV3というソフトを使ってサイトを立ち上げ、そしてよろよろと歩んできたが、どうにも調子が悪くて度々エラーが起こり、ついにはそれ以上歩く気力を失って座り込んでしまった。

それから約半年、いや、もっとかも…別のソフトでサイトを作り直してようやく昨日(12月24日・クリスマスイブ)にサイトの公開にこぎつけた。

中身はまだ十分ではないが、とりあえず新居に引っ越しましたみたいな体裁を整えることができた。

ちょうどあと1週間ほどで新年を迎えるので新鮮な気持ちでここで(新しいサイトで)暮らしてゆこうと思う。

おそらくつましい暮らしではあろうが。

https://www.amanga.me/

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2020年4月21日 (火)

風刺漫画400回達成

2012年6月9日に初めて南海日日新聞に掲載されてから今日まで、毎週月曜日(月曜日が休刊のときは前日の日曜日)に風刺漫画が掲載されている。

そして今月の20日の掲載分で400回の節目を迎えた。

アルバムをめくるように過去の漫画を見ていくと、ここまでのおよそ8年間の世相が読みとれて興味深い。

始めたときは民主党野田政権のときだったが、24回目(11月19日)のときに党首討論の際の突然の解散宣言があり、選挙の結果、28回目(12月17日)のときには再び自民党が政権を奪回している。

それからずっと安倍内閣による長期政権が続いているわけだ。

いろいろ言われてはいるが、足腰の弱い野党がふらついているうちは「他の内閣よりは良さそう」という理由でまだ続いていくのかもしれない。

安倍総理の顔をこれまで何回描いただろう?

ここ最近は、コロナウイルスのことばかりが漫画の題材になってしまった。

だんだんと世相の色が褪せて灰色になっていくような印象がある。

これから先どんな漫画を描いていくことになるのだろうか?

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(2020年4月20日掲載・400回目の風刺漫画)

2020年2月 5日 (水)

ホームページをリニューアル中

Vistaのサポートが切れたのを機にWindowsからMacに移行したため、Windowsのソフトで作っていたホームページが長い間放置状態になってしまった。

なんとかしようとMacで使えるホームページ作成ソフトを購入したのだが、日本語のマニュアルがないので挫折した。

それで、ギリギリ使えそうな廉価版のWindowsノートを買い、元のソフトを使って放置していたホームページをリニューアルしている。

以前のホームページは、あま美デザイン工房のことであったり、あいきじゅん個人のことであったりとどっちつかずだったが、今回は、”イラストレーターあいきじゅん”に絞って、これまでの作品などを紹介している。

メモリの容量が小さいため作業量が増えてくるとすぐにフリーズしてしまうので、画像を一つ加えるたびにこまめに保存しながらなんとか凌いでいる。

全部の枠を埋めるまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。

だけど、毎日ちょっとずつ変化するぐらいがいいのかもしれない。

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(↑ホームページ)

2019年4月30日 (火)

工房の片隅で平成を振り返る

あと数時間で平成の時代が終わろうとしている。

そして、新しい時代の幕開けにちなんだ「令和」のTシャツの売れ行きが好調で、今宵もせっせとTシャツ作りに勤しんでいる。

残っているTシャツをすべてかき集めての総力戦。

なにしろ、明日がピークなのだから。

明日納品するTシャツの納品書の日付は、記念すべき令和元年の初日だ。

平成24年から始めたこの仕事をなんとか平成の終わりまでは続けてこられた。

決して順調ではないにせよ、僕にしては上出来な方だな。

試行錯誤、無我夢中・・・だったな。

時代越しの瞬間を工房の片隅で見つめながら

新しい令和の時代がますます良い時代であるように祈ろう。

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こんな感じの隅っこって落ちつく。

よく頑張った日は、自分のやった仕事を眺めながら満足した気分になる。

ちょこちょこと小さな自己満足に浸りながら前に進む原動力にしているのかも。

2019年4月29日 (月)

ぐるぐる回ってきた

久しぶりに宇検村湯湾のうけん市場へ行ってTシャツの補充をしてきた。

いつもは賑やかにしているお店だが、今日は朝からの雨でほとんど客がおらず静かだった。

そのあと、住用町のマングローブ館へ寄って、Tシャツを補充した。

新元号記念Tシャツはすべてのサイズで売り切れていたが、用意している分が少なかったので十分には置けなかった。

明後日が「令和」の始まりの日なので、さらに売れることを見込み、近いうちにまた補充しようと思う。

次に名瀬のハブセンターへ行き、特別にオーダーされたイエローのTシャツに新元号のイラストをプリントしたものを数枚納品した。

そのあと、笠利まで走って、まえだ屋に「はげぇ〜」のTシャツを納品した。

今のところ新元号記念Tシャツの数はここが一番多い。

次に、名瀬方面へ戻りながら、同じく笠利の奄美パーク内のゆらん郷を訪れて、「令和」のTシャツを補充した。

最後に龍郷のビッグツーへ寄ってキーホルダーを補充した。

Tシャツ売り場を覗いてみたら、なかなか動かなかった「令和」のTシャツが全部無くなっていた。

案内のカードも無くなっていたので、場所を移動したかもしれないと思って売り場の担当者に確認したら、カードが残っているとお客さんからの問い合わせが多いので一時的に引っ込めているとのこと。

昨日今日で一気に売れたようだ。

まだ売れていないだろうと油断して今日はビッグツーの補充分を用意していなかった。

話題性があるうちに補充しておこう。できる限り。

この連休は、Tシャツのメーカーもその他の消耗品の会社も休みをとっているので、材料の仕入れができないのだ。

せっかく売れるチャンスがきてるのに指をくわえて見ているしかないようだ。

帰宅したらマンガ仲間から誘われてファミレスで一緒にお茶を飲んだ。

(厳密に言うとお茶を飲んだのは僕だけで、彼らはビールを飲んだ。歩ける距離はいいよね)

そこで「令和」のTシャツのことが話題になって、個人的に何枚か注文を受けた。

それは連休明けでもよさそうなのでありがたい。

「チャンスは鳥のごとし、飛び去らぬうちにこれを捕らえよ」

連日の夜更かし作業でちょっとバテてきているけど、とにかく今は頑張っておこうと思う。

2019年4月27日 (土)

明日にしよう

昨日の夜、深夜3時〜4時くらいまでかかるかもと覚悟して始めた作業は、初っ端でつまづいてしまった。

Tシャツ作りの最初のプリントの色味が明らかに変わっていたのだ。

全部で15枚用意していたTシャツのプリントを一旦中断して、今から全部やり直したらいったいどれくらい時間がかかるだろうか考えて呆然としてしまった。

少しのロスなら迷わず一からやり直していただろう。

でも、時間のロスが大きすぎる。朝までやっても終わらないかもしれない。

明日の朝に渡すと約束をしているTシャツ3枚も含んでいるのだ。

その他のTシャツは、次回補充しますと伝えている分と補充する必要がある分だ。

まてよ、次回というのは、別に明日というわけではないんだ、補充も明日必ずしなければいけない分ではない。

すでにで出来ている分を除いて、追加で明日までに必ず用意しなければならないのは3枚だけだ。

貝殻のキーホルダーも明日納品しなければならないというわけではないはずだ。

マンガは一日延ばせるはずだ。

そう考えて、先ずは、使えそうなものを選んで注文を受けていたTシャツ3枚だけを作ることにした。

キーホルダーは加工面に工芸うるしを塗って乾かすだけにした。

とりあえず、明日確実に納品しなければいけない分の箱詰めと、明日確実に預けておかなければいけない分の3枚を用意して、とりあえず今日の作業を終えることにした。

確実にやらなければならないことだけをしておこう。

もしかしたら売れているかもしれない、補充する必要があるかもしれないということで、夜遅くまでTシャツを作るのは過剰な頑張り(=無理してる)なんだろう。

「明日できることを今日やるな」

明日やる必要があることを明日やろう。

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おかげで気がとても楽になって、深夜ではあったが落ち着いて眠ることができた。

明るい方へ

数日前に雨に打たれて地べたを這うようにしていたアネモネを摘んで小さな花瓶に挿した。

その時点ではだらりと頭を落としていたのに、いつの間にかその花たちがぐんと立ち上がっているのに気づいた。

生き返った?

今朝ネットで調べてみたらアネモネは光に反応する植物らしい。

雨雲にしおれていた花(実はガクであるとか…)が、光の元に置かれると勢いを取り戻したかのように頭をもたげている。

「明るい方へ 明るい方へ  一つの葉でも 陽のもるとこへ 」金子みすずの詩の一節のように、光を求めて。

光が射す方へ、希望がある方へ、それを目指して。

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2019年4月26日 (金)

真夜中のティータイム

明日からいよいよゴールデンウィークに突入!

10日間の大型連休!

な〜んて、僕にはぜんぜん実感のない話。

自分で決めたことをやっているので、やらされている感のストレスがない分、やらなくてもいいんだという開放感もない。

一年中仕事をしているような、あるいは、どっからか仕事じゃないような、どこまでやっても帰宅時間がこないような日々を送っている。

もしも、まだ会社勤めをしていたら今宵はさぞかし開放感を感じたことだろうなと思う。

10日も休みがあったら、どこに行こうか?何をしようか?と胸ときめかせたことだろう。

でも、今は、どこにも行けない、何にもできない。

何も足さない、何も引かない。(意味違うか)

とりあえず、今夜もうひと頑張りする前にコーヒーでも飲んで一休みするか。

これから何枚かTシャツを作って、キーホルダーを袋詰めして、風刺マンガをひとつ描いて、それで終わりだ・・・

何時だよ。

今夜も夜更かし必須で、朝型の生活はまだまだ無理っぽい。

いっそ、このままパッと眠って明日の早朝から頑張るという勇気もない。

とにかく、明日は出来上がったものを持って出かけなければならないのだ。

それなのに、コーヒーを片手にブログなんか書いているし。

パンにジャムとか挟んでいる場合か⁉️

あ〜ぐだぐだ書いたけど、とりあえず、これで今日のブログの日課を果たせた。

さあ、頑張ろうっと。

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2019年4月25日 (木)

朝型になりたい

今日木曜日は地区の燃えるゴミの日だったが、寝過ごして出し損ねてしまった。

昨夜は2時すぎに、その前は3時頃、ここ最近は特に就寝時間が遅くなりがちで、結果翌朝起きるのが遅くなってしまう。

早起きは三文の得とかの諺を持ち出すまでもなく、体験的に早起きが健康的であり、一日を充実させることを知っている。

だから、今日こそは早く寝るぞと思って過ごすのだが、夜が更けるにつれてだんだん調子が上がってきて、もうちょっともうちょっとと色々やっているうちに結局深夜に及んでしまう。

いっそ”僕は夜型なんだ”と開き直って過ごしていこうかとも思うのだが、世間は、朝8時には当然すべての人が起きているものだという認識があって、携帯電話のコールで何度か起こされた。

「おはよう」という電話の向こうの声には、「朝早くにスマン」というニュアンスはない。

「ごめん、寝ていた」とか言うと、相手に絶句されそうな、朝の8時は、それくらいの(すでに起きていて当然な)常識的な時間帯なのだ。

せめて、7時くらいには起きないと・・・だとすると12時か1時には床に就かないといけないな・・・と思ってはいる。

世の中には、信じられないほどの早起きの人がいて、なぜその本を買ったのか自分でも不思議だが、本棚には「朝2時起きで、なんでもできる!」という本がある。

その他にも早起きを推奨する類の文庫本がある。

自分のライフスタイルとは真逆だが、実は朝型の生活に憧れていることの現れだろう。

朝4時〜5時になってさあ寝るかと机を片付けていると、窓の外からコケコッコーと間抜けなニワトリの鳴き声が聞こえたりする。

「馬鹿、これから寝るんだよ」と舌打ちするが、もしも、本当にその時間に起きるような生活ができていたらきっと今より充実した人生になるだろう思ったりもする。

変えられるものを変える勇気を・・・ください。

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鶏群の一鶴になれずとも、せめて鶏並みの早起き生活を手に入れたい⁉️