久しぶりに転倒
そろそろしないとやばいよなあと思いつつ1年以上先延ばしにしていた壁のペンキ塗りにやっと手をつけた。
強い日差しと風雨にさらされて特に台風時に海岸の砂が飛来する南側の壁はすっかり色落ちしていた。
高いところは脚立に登って作業をするが、最初のうちは体がまだ慣れない感覚があって用心しながら慎重に登り降りしていた。
だんだん体が馴染んでくると少し早く動けるようになった。
少しずつ脚立の位置をずらしてペンキの容器と刷毛を片手に持ってほいほいと脚立を登っていたら・・・
ぐらりと突然脚立が傾いてあっという間にひっくり返ってしまった。
ペンキを地面にぶちまけたがせめて頭にかぶらなかったのが幸いだった。
脚立の下敷きになりながらしばらく固まってどこか痛いところはないかすばやく探ってみたが、特に負傷したところはなさそうだった。
大相撲の千秋楽、優勝決定戦に進めるかどうかの大事な一番で高安が御嶽海を攻め立てながら土俵際でひっくり返されたときそのままの格好で身じろぎもせずに空を見つめていたあの姿。
一瞬何がおこったのか頭が体にゆっくり追いついてくる感覚。
少年の頃に何度か経験した変に懐かしい感覚だった。
ただし年を経た今は筋肉の痛みはすぐにはこない。
一日経って今痛い。
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