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2014年8月19日 (火)

ケンムンのイラスト

「ケンムンふぇすた」のイラストを見てきた。

7月27日に奄美パークで開催されて、イラストは8月いっぱい展示しているとのこと。

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高校・一般の部の入賞作は施設内常設ブースの間にひっそりと(笑)

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絵のタイトルは「友ダチ欲シイ」

永く生きたガジュマルが妖怪化して、その触手を操って人間と接触するという設定だ。

シンプルな絵だが発想が評価されてか入賞した。

選からもれた絵はファイルに綴られてテーブルに置かれていた。

絵のタイトルは「ケンムンキッズ」

単純に子犬のようなイメージでかわいいケンムンを描きたかった。

Photo_2イベント当日は見に行けなかったが、後で賞状と副賞を受け取った。

じゃ~ん。

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賞状、図書券、TSUTAYAの割引券、たんかん焼酎、ペーパークラフト

最優秀賞の図書券は5000円だったけど、入賞は1000円だ。

では、早速「たんかんのお酒」で祝杯(?)を。

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アルコール度数15度だから、ワインや日本酒と一緒くらいか。

いわゆる焼酎カクテルの類でとっても飲みやすい。

締切日当日の駆け込みだったけど、イラスト応募して良かった(笑)

2014年2月21日 (金)

風刺マンガ(86)

南海日日新聞 2月3日掲載

<新たな「万能細胞」発見!>

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割烹着姿のリケジョとして一躍脚光を浴びた小保方さん。

本物ならノーベル賞間違いなしの大発見だが、

ここにきて捏造ではないかとの疑惑も浮上している。

大丈夫か? (;一_一)

2014年2月16日 (日)

風刺マンガ(85)

南海日日新聞 1月27日掲載

<マー君 ヤンキース入り決定>

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大リーグ行きを希望して動向が注目された楽天のエース田中将大。

シーズン無敗の記録をひっさげて名門ヤンキースへの移籍が決まり

その契約金に注目が集まった。

7年契約で総額1億5500万ドル・・・って、すごそうな金額だけどよく分からない。

日本円にしたら約161億円。 なるほどすごい。

しかし、凄すぎてピンとこない。

ジャンボ宝くじの3億や5億ですら庶民には夢のまた夢、そしてやっぱりただの夢なのだ。

イメージできるわけがない。

7年分の契約金を7年と365日で割って計算し直してみたら・・・

1日あたり約630万円!

つまり、僕の年収の・・・だめだやっぱりピンとこない。(;一_一)

2014年2月13日 (木)

風刺マンガ(84)

南海日日新聞 1月20日掲載

<興行試合(カムバック戦)>

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小泉さんが「原発の在り方を問う」という設定で、「脱原発」と「原発推進」の戦いという舞台をこしらえたが

対戦相手と目した自民党にはぐらかされて試合が組めず、細川さんのシャドーボクシングで終わった。

大方の予想通り枡添さんが当選したが、「脱原発」を前面に出した細川さんと宇都宮さんが二人合わせて枡添さんと同じくらい得票があったので都民の意見としては原発を決して容認しているわけではなさそうだ。

でも、本心では原発を推進したい政府としては、選挙では争点にしなかった「脱原発」を当選後は禊(みそぎ)を受けたような雰囲気にすり替えて原発再稼働に向けて動きだすことだろう。

もうひとつ気になるのは枡添さん自身に2億5千万円の政治資金疑惑が浮上していること。

猪瀬さんは叩かれて辞めたけど枡添さんは大丈夫かな?

2014年2月 9日 (日)

風刺マンガ(83)

南海日日新聞 2014年1月13日掲載

<吉兆>

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この絵を描いたときは母を亡くした直後だった。

とても仕事をする精神状態ではなかったのだが頑張って描いた。

(母の死は)新聞の読者には関係のないことだから

落とさずに描かなきゃ・・・と、そんな思いだけで描き上げた。

普段は割といい加減な僕なのに・・・そのときは不思議な責任感にかられていた。

ただ、何かを風刺するようなものを描く気にはなれなかった。

少しでも気持ちが明るくなるようなものにしたかった。

たまたま新聞に出たコウノトリの記事が目にとまり、それを題材にしてマンガを描いた。

奄美の島々に人が増えて以前の活気をとりもどせたらいいのにと思いながら。

 

後日の新聞で昨年の統計で奄美群島の人口が11万4千124人と報じられていた。

現実にはどんどん人口が減っていく・・・。

2014年2月 6日 (木)

風刺マンガ(82)

南海日日新聞 2014年1月6日掲載

<だんだん鼻息が荒くなってない?>

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去年最後のマンガが12月25日の奄美の日本復帰を題材にしたものだったので

今年最初のマンガは新年に相応しいものにしようと思っていた。

午年(うまどし)なので馬を描くことに。

アベノミクスが奏功しているような雰囲気の中で安倍首相がだんだん強気になっている様を描いてみた。

相次ぐ増税でアベノミクス号から振り落とされそうな「景気」にがんばれって言いたくなる!?

 

2014年1月 2日 (木)

風刺マンガ(81)

南海日日新聞 12月30日掲載

<日本復帰>

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昭和28年12月25日は、戦後アメリカの統治下におかれた奄美群島が日本に復帰した記念の日だ。

去年(平成25年)はちょうど60年の節目にあたる。

(マンガでは復帰運動の父と呼ばれた泉芳朗とアマミノクロウサギを登場させた)

戦争でたくさんの人々が命を落とし、生き残った人々も多大な犠牲を強いられた。

だからもう悲惨な思いは二度とするまいと不戦の誓いを立てた。

おかげで日本はときに「平和ボケ」と揶揄されるほどの平穏な日々を送ることができている。

そのことに一種の危機感を持ち

国民それぞれが「国家」のために尽くす忠誠心を備えていた「あの時代」を懐かしむ者もいる。

場合によっては「戦争」も辞さないと。

もし日本のリーダーがそうなら・・・!?。

でも、

「戦争は嫌だ! 平和を愛している!」と声高に叫んでいても、お構いなしに傷つけられる可能性はある。

命を守れさえすればひたすら低姿勢でもいいかというと、それもちょっと違う。

だからといって、他国に負けないように軍備を増強していくのは負の連鎖を生むだけのような気がするし。

国と国との利害関係がある限りそう簡単に結論を出せる問題ではないはずだ。

いずれにしろ、日本が「好戦的」だとか「覇権主義」とかの誤解を招かないよう慎重な配慮が求められる。

政治、とりわけ外交に個人的な感情をまじえては危険だと思う。

自身の理想に向かって突き進むかに見える阿倍総理の言動が気がかりだ。

マンガで「日本」が開けようとしている扉が「パンドラの箱」でありませんように・・・。

2013年12月31日 (火)

風刺マンガ(80)

南海日日新聞 12月23日掲載

<天国と地獄>

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ベタなタイトルだけど

この人の場合そうしか表現できない。

今年9月にオリンピック招致の成功で一気の盛り上がりを見せ、このまま最高の気分で新年を迎えるはずだったのに・・・。

もしかしたら今夜の紅白歌合戦ではゲスト審査員として滝川クリステルの横に座っていたかもしれないのに・・・。

それぞれがそれぞれの思いを抱えて年をまたいでいく。

来年は良い事がありますように。

2013年12月27日 (金)

風刺マンガ(79)

南海日日新聞 12月16日掲載

<認知症サミット>

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初めて認知症の国際会議がイギリスで開催された。

日本は世界一高齢化が進んでいて認知症患者も多いらしい。

言わば認知症の先進国だ。

65歳以上では10人に1人の割合で認知症になるらしいから

かなりの高確率だ。

怖いなぁ・・・宝くじ並の確率だったら安心できるのに・・・。

ぜったいに当たらないから。

2013年12月23日 (月)

風刺マンガ(78)

南海日日新聞 12月8日掲載

<ワンサイドゲーム>

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絶対的与党の自民党は、一部の野党さえも味方につけて圧倒的数の力でどんどん事を前に進めている。

世間の騒ぎが大きくならないうちに今国会で素早く「秘密保護法」をすべりこませたし。

96条の改正に手をつけずとも法解釈の拡大で派兵も武器の輸出もできるようになりそうだ。

十分な説明がされないまま性急に物事が決められていく。

決めるべきときに決められなかった民主党政権の反動もあるのか?

アクセルを踏み込むのもブレーキをかけるのもすべて与党の自由?

国家安全保障会議の解釈によると国民のデモさえ「テロ」に該当するらしい。

まさか国政に対して一切の批判が許されないあの時代に近づくことはないと思うけど・・・。