風刺漫画400回達成
2012年6月9日に初めて南海日日新聞に掲載されてから今日まで、毎週月曜日(月曜日が休刊のときは前日の日曜日)に風刺漫画が掲載されている。
そして今月の20日の掲載分で400回の節目を迎えた。
アルバムをめくるように過去の漫画を見ていくと、ここまでのおよそ8年間の世相が読みとれて興味深い。
始めたときは民主党野田政権のときだったが、24回目(11月19日)のときに党首討論の際の突然の解散宣言があり、選挙の結果、28回目(12月17日)のときには再び自民党が政権を奪回している。
それからずっと安倍内閣による長期政権が続いているわけだ。
いろいろ言われてはいるが、足腰の弱い野党がふらついているうちは「他の内閣よりは良さそう」という理由でまだ続いていくのかもしれない。
安倍総理の顔をこれまで何回描いただろう?
ここ最近は、コロナウイルスのことばかりが漫画の題材になってしまった。
だんだんと世相の色が褪せて灰色になっていくような印象がある。
これから先どんな漫画を描いていくことになるのだろうか?
(2020年4月20日掲載・400回目の風刺漫画)
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