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2015年12月の15件の記事

2015年12月 7日 (月)

沖縄旅行(5)

沖縄での2日目の朝を迎えた。

一日たっぷり観光の予定が組まれていて朝7時40分集合になっている。

起きて支度を始めたとき

ドアの下の隙間から新聞が差しこまれているのに気づいた。

沖縄タイムスだった。

「・・・!」

まさかと思いながら新聞を開くと僕の書いたコラムと漫画が掲載されていた。

たまたま沖縄の新聞に記事を書く事になって

たまたま同窓の旅行が沖縄で

たまたま最初の記事が掲載される日が旅行中で現地に居て

そして、その新聞が部屋に届けられた。

これもたまたま・・・いや、いや、出来すぎでしょ。

もしかしたら新聞社の担当者が気をきかして手配してくれたのでは?と疑った。

でも、僕の本名は知らないはず。

だとすると35年生全員に配布したのか・・・?

朝食の席でリエとユカリから記事を読んだよと言われて、新聞が全員に配布されたことを知った。

こっそりコンビニで買って読もうと思っていたのに、一緒に行った同窓みなに知られることになった。

すごいねぇと称えられたりすると嬉しいけど非常に照れくさい。

でも、ヤスヨが、もしこうして一緒に来なければ誰も分からなかったんだよねと、しみじみ言ったのが印象深かった。

そう言われれば不思議な気がする。

気になってその日の午後担当者へメールでホテルに新聞を手配したかどうか確認した。

返事はノー。あれは偶然だったのだ。

たまたま宿泊先の琉球サンロイヤルホテルが沖縄タイムスの配布サービスをしていたのだった。

この偶然はどこまで続くのか? 何だかわくわくしてきた。

(つづく)

沖縄旅行(4)

居酒屋ぱいかじ西町店に入った。

「ぱいかじ」というのは沖縄の言葉で「南風」をさすようだ。

瀬戸内町で活動していたフォークグループが「南風(はえんかぜ)」だ。どこか似ている。

「えーとナマ(ビール)の人!」 「わたしはチューハイ、これがいい!」 「ソフトドリンクは?」と、みなてんでバラバラなので、なかなか飲み物が運ばれてこず乾杯までたどり着けない。

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店に入った時点で20分ほど経過しているからあと1時間40分しか飲めない・・・。

「ビールやまだな!?」

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ようやく乾杯したときにはすでに約40分経過。

あと1時間20分、さあ、飲むぞー!食うぞー!

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「えーと・・・これはどんな感じかな?」 つまみのメニューを見ながらチマチマ選んでいる横で、リナがフル回転で注文しまくっていた。「これとこれとこれと、全部!」

おかげであっと言う間にテーブルがつまみで溢れた。

酒もガンガン飲んだ。

「制限時間があるからや、ゆでゆですんなよ!」

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(フラッシュ焚かずに撮ったので写真ブレまくりです)

いい感じで酔いが回ってきたころ、ナマ歌のサービスがあった。

誰かがリクエストした「童神」を聴きながら、満腹幸せの夜を楽しんだ。

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呑でぃ、噛でぃ、ゆんきゃぶてぃ、また呑でぃ・・・。

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やがて9時になり、お開きとなった。

カズマサが冗談半分に「次に瀬戸内町35年生の名前出したら入店断られるかも・・・」と言ったほど、たっぷり飲み食いした。

みんな大満足。

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よし、次は・・・!

盛り上がった雰囲気のまま、ホテル前のカラオケに入った。

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それを見送って

僕はホテルへ戻りせっせと持参したイラストの下描きを始めた。

本当は旅行までにはすべて終えてくるつもりでいたが・・・。

なかなか予定通りに事は運ばない、この夜も酒が入っていたので眠気に襲われて12時前にダウン。

明日こそ・・・ムニャ。

(2日目に つづく)

2015年12月 6日 (日)

沖縄旅行(3)

首里城の建物(南殿、番所)の中は撮影禁止なので写真を撮ることができなかった。

歴史的、文化的に貴重な工芸品や資料が展示されていたが、休日ということもあってか見物客が多く、ひとつところに立ち止まることが許されない状況だった。

正殿まで来てようやく写真が撮れそうな場所がありパチリ。

玉座だ。 御差床(うさすか)というらしい。

玉座の後ろには「中山世土(ちゅうざんせいど)」の額が掲げられており、琉球は中山王国が治めると宣言したものらしい。

中山王国とは今の那覇市、浦添あたりにあったとのこと。

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あの椅子に座ることをイメージしてみたがすぐにやめた。

楽しくなさそうだ。

一通り見て展示コーナーへ来ると中央にミニチュアが置かれていた。

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中国系の映画でおなじみのシーンを彷彿させる。

きっとこの中にジャッキーチェンが混ざっているんだ。

中庭に出た。

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国王はここに立って自分が治めた国を思い、民の暮らしを眺めていたのだろうか。

遠くに見える海に琉球王国のロマンを感じる。

そして、トイレには首里城のこだわりを感じる(笑)

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一通り見終えたので建物を出て外へ向かって歩いていたらケータイが鳴った。

記念撮影をするから戻ってこいとの呼出しだった。

ふたたび門をくぐり階段を上りようよう入場門まで引き返してきたが、再入場を断られた。

再入場許可のスタンプが要るとかなんとか・・・。

少しゴネてようやく中に入れてもらえた。

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ん、トシオとヤスヨがいないみたいだけど・・・並んで写真を撮っていたんだっけ?

(だんだん記憶が薄れてくるから早くブログを完結しないと・・・)

ここまでの行程は順調なペースで予定通り。

ところが、ホテルへ戻るためのタクシーがなかなかつかまらない。

ようやく乗り込んでからも渋滞のため倍近い時間がかかった。

そうだ、今日は連休初日の土曜日だった・・・。

結局、全員がホテルに揃ったときには飲んかたが始まる予定の19時を回っていた。

沖縄組のサユリ、ジュンシ、ケンジロウが先に行って待っているはず。

お店まで皆でぞろぞろと歩いた。

11月だと言うのに夏の夜のように暖かい。

「ぱいかじ西町店」に到着。

2時間制限の飲み放題、食べ放題で一人3200円。

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スタートが遅かったことに加え、最初の飲み物がなかなか運ばれてこなかったので、これは元がとれないのでは・・・と心配したが・・・。

まっ~~~たくの杞憂だった。

(つづく)

2015年12月 5日 (土)

沖縄旅行(2)

同窓生で沖縄に行った話の続きである。

ホテルに着いて息つく間もなくタクシー数台に分乗して首里城へ移動した。

2泊3日の短い日程だが、てんこ盛りの緻密なスケジュールが組まれている。

カズマサの仕業・・・じゃなくてお陰である。

こういう計画がなければおそらく国際通りをウロウロしているだけの旅行になっていたかもしれない。

多少尻を叩かなければ動けない年齢の集まりなのだ。

首里城公園の入口に集合してから先ずは守礼門をくぐった。

東京組のトシオ、コウイチ、ノリヒサとはここで合流した。

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ちなみに守礼門は”礼節を守る”という意味を含んでいて、本来襟を正すべきところだが、傾斜がきついので一同だらだらと奥に進んだ。

城郭の最初の正門である歓會門をくぐり

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階段を上って頂上の正殿を目指す。

こうした観光地では概ね女性の方が元気だ。

口も足もよく動いている。

券売所前の広場に置かれていたテントが沖縄ぽくって面白かった。

赤瓦をイメージしたなるほどのデザインだ。

奄美ならどうするか?

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お城の中に入る入場料800円なり。

広福門をくぐって

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庭に出ると、ほとんど赤一色の正殿が目に飛び込んでくる。

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(まだまだ つづく)

2015年12月 3日 (木)

ようやく一息

先月からずーっと忙しかった。

ブログもほとんど更新できていない。

好きな映画も観れず、お酒も飲まず、必死で描いて昨日今日でようやく一段落した。

それにしても

家のことをほとんどしなかったので、庭の雑草が伸びてひどい事になっている。

腐食していた外灯もついに息絶えてしまった。

人が住んでいるだろうか?と疑いたくなるレベルだ。

工房にあらず荒房。

きれいにしないといけないと思いつつ、肩の荷が降りて今は少し呆けている。

明日から・・・いや明後日から、あ~でも、新聞の締め切りがあるか・・・。

Photo