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2013年3月の21件の記事

2013年3月31日 (日)

展示会のかたづけ

図書館の1階と2階で開催していた2つの展示会が終了した。

午後3時から蘇祢さんと一緒に片付けをはじめた。

しばらくして平面木彫りの制作者、福田さんがご夫婦で来られた。

大量の展示パネルを返却するために蘇祢さんが軽トラックを借りていたが、4時までには車を返さないといけないとのことで大慌てだった。

作品を仕舞いこんでいる福田さんたちを残して、僕と蘇祢さんは体育館へ向かった。

現場に到着すると出入口にチェーンが張られていた。

カギはかかっていないはずと事務員が言うので、なんとかチェーンを外そうとするがやはりカギがかかっていてチェーンを外せなかった。

けっきょく事務員から予備のカギを借りて解錠した。

「時間がない!」 蘇祢さんは焦っている。

すると今度は体育館の倉庫のカギがない。

スペアキーを探して色々試してみるが合うものがない。

すったもんだでどうにか開けることができたが、もう約束の時間は過ぎていた。

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急いでパネルと脚を降ろし、図書館へ戻ったときには30分以上オーバーしていた。

蘇祢さんは軽トラックの持ち主に平謝り。

福田さんも作品の収納を終えていた。

ジョイフルに行ってスイーツとコーヒーで展示会の無事終了を祝った。

福田さんは、「(展示会の)おかげで古仁屋が近くなった」と、また、たくさんの方が来場し記帳してくださったのをとても喜んでいた。

そして、福田さんからプレゼントをいただいた。

展示会の準備のときに「これかわいいですね」と僕が言ったのを奥さんが覚えていてくれたようだ。

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「あの日にカエル」って勝手にタイトルをつけた。

真夜中の化粧

30日の朝8時に転勤される小学校の校長先生の見送りがあった。

以前のように朝起きれない女房はプレッシャーを感じ、目覚ましをセットして早目に床に就いた。

僕はいつものように深夜遅くまで絵を描いて朝の3時くらいにふらふらと床にもぐった。

入れ替わりに女房がむくりと起き上がりベッドを降りていった。

てっきりトイレだろうと思って、そのまま眠りに落ちて・・・。

しばらくしてからふと目覚めたときに女房がベッドに戻っていないことに気づいた。

もしや、トイレで倒れているのでは?と思い、慌てて様子を見にいくと

下の洗面室から明りが洩れている。

不審に思ってのぞいてみると、

女房が鏡の前でしっかりと化粧していた。

まだ朝の4時前である。

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女房はてっきり6時半にセットした目覚ましが鳴って僕がそれを止めたと勘違いしたようだ。

思いこんでいるから時計を見ても気づかない。(うす暗いところで見たせいか?)

無事に6時過ぎに起きることが出来た(と思っている)女房は、「よく起きた、グッジョブ!」と意気揚々と出かける支度をしていたのだ。

まだ夜が明けていないと知った女房は、「ああ、どうしよう目が覚めちゃった・・・」とショックを受けながらも、再びパジャマに着替え化粧はそのままでベッドにもぐった。

その後、7時前に目覚めて無事に校長先生の見送りを済ませた女房は、帰ってから爆睡した。

2013年3月29日 (金)

マンガ展まもなく終了!

図書館の玄関ホールで「こどもマンガ講座受講生」の作品が展示されている。

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あと2日だけ、今月いっぱいで展示終了となる。

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小学6年生がストーリーマンガを描いたものもあった。

将来がとても楽しみだ。

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延々と続くバトルものも。

マンガを描くのが楽しくてたまらないという気持ちが伝わってくる。

知るは好むに如かず、好むは楽しむに如かず・・・。

いつか大化けするかもしれない。

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2階では、平面木彫りの作品が展示中だ。

そのクオリティの高さに感動して多くの人が記帳しているようだ。

こちらも同じく31日の15時まで。

お見逃しなく。

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「あげまん」食べた

伊丹十三さんの映画に「あげまん」ってあったよね。

運気の上がるのが「あげまん」。逆に下がるのが「さげまん」とか。

元々芸人の間で言われていた言葉らしい。

「まん」は「間」のこと。

お土産で「あげまん」もらった。

実は揚げた饅頭のことだけど。

最近少し低迷している感があるので早速「あげまん」を食っておこう。

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でも、

ただでさえカロリーが高い饅頭をさらに油で揚げて・・・そこは気になる。

健康診断で血糖値が高かったから・・・。

甘いのが好きだから辛いなぁ。

これは「Hona」で買ったパン。

「モンキーブレッド」というらしい。左のは前にも買ったフォカッチャ。

柔らかい甘さで美味しかった。猿にはもったいない?

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「Hona」は、金曜日から月曜日までやってますよ。

そういえば

お向かいには、うどんやラーメンの「ビーチパラソル」もある。

他にも、鶏飯の店や喫茶店「こんぶち」(陶芸教室もやっている)がある。

シーカヤックで遊べる「あまん」もあるし、町の運動場と体育館もある。

夜には居酒屋「真寿」もあり、民宿「ユートピア」もある。

ビールやつまみも「清商店」で買える。

付近にはまだ珊瑚の石垣が残っている。

小さいけれど、平資盛が建てた?といわれる「厳島神社」もあるし、隣りの集落「嘉鉄」に行く途中の峠には、見晴らし抜群の「マネン崎展望台」がある。

「清水」って面白い集落。

2013年3月27日 (水)

初ハブでました

お向かいの居酒屋「真寿」で飲んでいたとき、ママの携帯に電話が入った。

何やら驚いたような声を出して電話を切ったかと思うと、どこから取り出したのかハブとり棒をわっしと掴んで「橋のところにハブが出た!」と叫ぶや外へ飛び出した。

えっ?ハブ! ママはハブ捕まえられるの?

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と、思っていたら、すぐに戻ってきて、「いたいた、ハブ。マスター捕まえて!」と、興奮している。 何でハブとり棒を持って飛び出したの?

マスターも隣にいた僕もハブとか捕まえたことがない。

「そんなもんよう捕まえんわ!車で轢いてしまえ!」とマスター。

その会話を聞いていた女房が、はっと思いついて携帯をかけた。

あの人だ。過去に僕らが集落の入口でハブを見つけて立ち往生したときに颯爽と現れてハブを捕獲した清水の野生児?Y兄。

もはや烏合の衆でしかない僕らが見守っている中でハブがゆるりと動きだした。

ヤバい!逃げる! そう思ったときに暗い集落の道の向こうから勇ましく軽トラックが突進してきた。

「パンパパーン!」 昔映画で見たヒーローの登場シーンのようなBGMが頭の中で鳴った。

ハブは軽トラックのライトに照らされて再び動きを止めた。

「あっ、そうだカメラ!」 世紀の一瞬を捉えるべく急いでカメラを取りに戻った。

しかし、「捕りもの」は実にあっけなく、至近距離でひょいと車を降りたY兄は、そのまま無造作にひょいとハブを捕獲した。

ようやくカメラを構えたときには、ハブ箱をとりに行くところだった。

無事に「4000円」を収穫したY兄は実にうれしそう。

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僕らにとってもありがたい。

ああ、それにしてももうそろそろ出るんだな~。

今年の初ハブだ。 今年はヘビ歳だから今回は縁起物?としておこう。

2013年3月26日 (火)

プリンターの悲劇

現在使っている5台のプリンター(いずれもインクジェット)のうち、一番よく使うプリンターで大失敗をしてしまった。

急にノズル詰まりが頻発するようになり、泣く泣くクリーニングを繰り返していた。(なにしろクリーニングで消費するインクの量が半端じゃない)

ところが、今度は印刷の色がおかしくなりはじめた。

目詰まりのせいかと思ってカートリッジを何度か抜き差ししてみた。

そして、気づいた。 「入れる位置を間違えてる・・・」

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黄色と黒の取り付け位置が逆になっていた。

その状態で何度もヘッドクリーニングを繰り返したのだ。

最悪の状態になっていた。

正しい位置に入れ替えて、何度も何度も「ノズルチェック」→「ヘッドクリーニング」を繰り返した。

その間にカートリッジを何本も交換した。(他の色も一斉にクリーニングするのだ)

大量に吐き出され捨てられるインキのコストを思うと目まいさえする。

ちょっとしたミスでこんな大変なことになるなんて・・・。

やっと少しまともになってきたところでついにインクの在庫切れ。

こんな状態では恐ろしくて純正インクなんて使えない。

ディスカウントショップで互換インクを購入してきた。

1本が590円。

まだいい・・・これがもしPX-5002だったら・・・。

インク1本5000円もするのだ・・・それが9本・・・。

想像しただけで吐き気がしてくる。

2013年3月23日 (土)

いつの間にかオバサンに

昨夜は島豚の煮物を食べた。

骨付き肉だったので捨てずに取っておいた骨をピースにあげた。

僕のイメージでは、大喜びでバリバリと砕きながら食べるはずだったが、

口にハグっと咥えたまま困惑の表情。

いったん床に吐き出した。

硬すぎるのか? もうバリバリはできないのか?

心配になって骨を回収しようとすると、慌ててまた頬張り、ガジガジとかじり始めた。

食い意地だけは張っている。(犬は飼い主に似るというから仕方がない)

ピースも今月で満10歳になった。

犬の年齢でいくともう立派な?オバサンだ。歯も弱くなってしまったのだろう。

残りの骨はあげないで捨てることにした。

今度は豚ナンコツにしよう。

でも、ナンコツだと僕が食べちゃって残らないんだよな。

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2013年3月22日 (金)

落雷の記憶

「奄美地方はこれから竜巻や落雷が発生しやすい天気になりますので十分注意してください」

テレビで注意を呼び掛けているけれど・・・どうしようもないではないか。

闇夜に発生する竜巻は見えないし、落雷はかわせない。

ケチをつけながら、たまに光る稲妻にドキリ。

家の周りには高い建造物がないので、この辺に落ちるならわが家か?とか考える。

はるか昔、僕が中学生のときに目の前でカミナリが落ちるのを見た。

どしゃぶりの日に友だちの家の玄関でおしゃべりしていたら、目の前に庭にオレンジ色の光がダダダダダ・・・と走ったのだ。

腰のあたりの高さで一直線。まるで映画で見た機銃攻撃のような感じ。

たぶんカミナリの電気が水道管に沿って走ったのだろう・・・ということで、なんとなく納得?した。

もう1回は、会社勤めをしていたとき。

やはりものすごい雨で、激しく雷鳴がとどろいていた。

「すごいね。そのうちここにも落ちるんじゃない?」とか、半分怯えつつ、事務所の同僚と軽口を叩いていたら、

本当に落ちたのだ。

いきなり「ドーン!」とものすごい衝撃があって、窓ガラスがビリビリと震えた。

「近くに落ちた!」と、皆で外の様子を見たが特に変化は認められなかった。

てっきりすぐ近くの自衛隊の送電鉄塔か避雷針に落ちたと思いこんでいた。

だが・・・翌日、事務所と独身寮に接地している庭に出てみると、そこに立っているガジュマルの樹に落ちたことが分かった。

二股に分かれているうちの片方が折れてごろりと地面に転がっていたのだ。

折れたところはまっ黒こげに煤けていた。

「ここに落ちたんだ! ずいふん近いとは思ったけれど、ここだったんだ!」

僕らのいた事務所まで10メートルちょっとの距離である。

それ以来、落雷は自分の周りで「あり得る」こととして、雷鳴がとどろく日に例えば傘は先端が金属のものを使わないとか、用心している。 一応。

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2013年3月20日 (水)

真夜中にコツコツやってます

4日ぶりのブログだ。

色々あってブログを書く精神的な余裕?がなかった。

でも映画を観る時間はあったりする。

そのため時間が押して仕事はほぼ真夜中にやっている。優先順位がおかしい。

毎晩2時~3時まで起きて仕事?をしている。(ときどき何をしているか分からなくなる(笑))

近所のニワトリは、真夜中の2時くらいから鳴き出すので近所迷惑だ。すぐ近くの人は大変だろう。朝方には声かすれて「ゴゲゴッゴー」みたいになっている、おバカなニワトリだ。

慣れると逆に聞こえないと気になったりする。

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朝は一応8時くらいに起きる。

最近は日課がひとつ増えた。

親戚の「おっちゃん」が入院したので飼っていた鳥の世話をすることになったのだ。

毎朝鳥かごを掃除して餌をあげている。

その他なんだかんだとやって最後にピースの散歩で朝の日課が終了。

本当は、早起きして午前中に仕事をした方が良いと思うのだが・・・。

最近は似顔絵の仕事ばかりしている。

注文した人から町で声をかけられたことがあった。

仕事だから当たり前の事をしているのだが、「ありがとう」と言われるとやはり嬉しい。

一人の人から十数名の似顔絵(Yorokobi)の注文を受けたりもした。

朝から晩まで机に座って描き上げた。

今日は、肖像画(ペン画)を納品した。これまでやったことはなかったが、小さな写真を手がかりに2日かけて描き上げA4サイズの額に入れて渡した。

「これで毎日お母さんに手を合わせることができる」ととても喜んでくれた。

母の面影は白黒の写真1枚しかなかったようだ。

ときに自分の力量不足を痛感することもあるが、なんとか頑張って描いている。

依頼者から感謝されることがとても励みになっている。

こんな絵でも人を喜ばせることができるのだから、すごく幸せなことだと感謝している。

デザインも少しやった。

加計呂麻島の「シバヤくんとテンテンくん」のキャラクターデザイン。

(今朝の新聞で紹介されていた)

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大学の卒業記念の真珠貝キーホルダーデザイン。

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色々やりながら思うことは、「もっとたくさん勉強して表現の幅を広げたい」だ。

今さら?だけど・・・。

まだ全然満足していないし、早く「完成」にしたくないのだ。

どんな職業人だって日々研鑽をつんで一人前になっていく。

たくさん仕事をしてたくさん悩んで、それで力をつけて、更にもっと良い仕事ができるようになるのが理想だ。

いつか奄美のアニメ映画をつくるその日まで(笑)

2013年3月16日 (土)

天気がいいので

朝は少し肌寒かったのだが

徐々に気温が上がって初夏のような陽気になった。

昔よくやったように女房と二人で外で弁当を食べることにした。

ホノホシ海岸へ行った。

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駐車場には大型観光バスと車が何台か停まっていた。

行き交う観光客の一団からは笑い声が絶えない。

皆この上天気に浮かれているようだ。

あちらこちらに花が咲いている。

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僕らが弁当を食べたあずまやに小鳥がやってきた。

ご飯が残っていないか確かめに来たのか?

残念でした。カラスがうようよしているから残飯は残さないよ。

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海岸へ出た。

今日はいつもより波が穏やかだ。

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ついでにヤドリ浜まで足を伸ばした。

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ビーチに降りるための階段があった。

健常者にとってどうってことない階段だが、膝の悪い女房には恐怖のようだ。

手をとってゆっくり降りた。

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身体の不自由な高齢者にとっては観光も命がけ?になるのか・・・。

請島のばあちゃんが歳をとってからは段差のある浜を降りることができずに護岸の縁で毎日海を眺めていたことを想い出した。

そういえば清水の護岸の階段を集落の高齢者が四つん這いで降りていたのを目撃したことがある。

誰も自分自身が歳をとるまでは実感しにくいことだ。

浜はホテルの前に数人の人影がみとめられただけで静かだった。

しばらく海を眺めて過ごした。

ビーチロックが気になるけど・・・確か大浜海岸にもあったな。

全体的に浜砂が減っているってことかな?

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これからどんどん暖かくなって海に人が出てくるんだなぁ。

人には色々あるのに、毎年変わることなく季節がめぐってくるのが不思議。