天気がいいので
朝は少し肌寒かったのだが
徐々に気温が上がって初夏のような陽気になった。
昔よくやったように女房と二人で外で弁当を食べることにした。
ホノホシ海岸へ行った。
駐車場には大型観光バスと車が何台か停まっていた。
行き交う観光客の一団からは笑い声が絶えない。
皆この上天気に浮かれているようだ。
あちらこちらに花が咲いている。
僕らが弁当を食べたあずまやに小鳥がやってきた。
ご飯が残っていないか確かめに来たのか?
残念でした。カラスがうようよしているから残飯は残さないよ。
海岸へ出た。
今日はいつもより波が穏やかだ。
ついでにヤドリ浜まで足を伸ばした。
ビーチに降りるための階段があった。
健常者にとってどうってことない階段だが、膝の悪い女房には恐怖のようだ。
手をとってゆっくり降りた。
身体の不自由な高齢者にとっては観光も命がけ?になるのか・・・。
請島のばあちゃんが歳をとってからは段差のある浜を降りることができずに護岸の縁で毎日海を眺めていたことを想い出した。
そういえば清水の護岸の階段を集落の高齢者が四つん這いで降りていたのを目撃したことがある。
誰も自分自身が歳をとるまでは実感しにくいことだ。
浜はホテルの前に数人の人影がみとめられただけで静かだった。
しばらく海を眺めて過ごした。
ビーチロックが気になるけど・・・確か大浜海岸にもあったな。
全体的に浜砂が減っているってことかな?
これからどんどん暖かくなって海に人が出てくるんだなぁ。
人には色々あるのに、毎年変わることなく季節がめぐってくるのが不思議。
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