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日本人男性の平均寿命は79.4歳らしい。
僕が無事にそこまで生きるとして後どれくらいの時間が残っているのか計算してみた。
小数点まで計算してもあまり意味がないので、大雑把に79歳マイナス52歳で計算すると、27年間になった。
27年を遡って考えると、25歳から現在までの年数だ。
色々あったけど、振り返るとあっという間だった気もする。
日数にすると(これも大雑把に)27年×365日で計算して9855日。
キリよく10000日ということにして、今日から10000日が僕に残された日数となる。
そんなもんなんだ。
今夜12時を回れば1日減って残りは9999日。
明後日になれば残りは9998日。
・・・ってな具合にちょっとずつ確実に減っていく。
平均寿命まで生きたとしてだ。
途中で大病をしたり、事故にあったり、大震災に見舞わたりして、もっと短くなるかもしれない。
40代までは自分の人生に終わりがくるなんて考えもしなかったけど、どうしたんだろ、50代になったとたん死がぐっと身近になった気がする。
しかも歳とともに時間が経つのがどんどん早くなってくる。
油断しているとあっという間に爺さんになるんだろうな。
う~ん・・・。
「考えてばかりいると 日がくれちゃうよ」 (相田みつを)
(;一_一)
とりあえず、一日一日がんばるさ。
今朝久しぶりに虹を見た。
虹を見ると何か良いことが起こりそうな気になるのは何故だろう?
「奄美の情熱情報誌 Horizon(ホライゾン)」第36号がメール便で届けられた。
毎回色々なテーマで「奄美」を切り取って楽しませてもらっている。
今回は目次のクレジットに「あいきじゅん」も入っている。
内容はこんな感じ。
ちなみに今号は「奄美に平家落人は来たか!?」の特集記事で挿絵を描いた。
たとえばこれは弓の名手「源為朝」を描いたイラスト。
数人掛りでないと張れないほどの剛弓を引いたと言われる。
その威力も凄かっただろう、ということで敵を3人吹っ飛ばした絵にした。
奄美の各島々に伝わる平家落人の伝説紹介とその検証を9ページにわたり特集しているので興味のある方はぜひ読んでください。
大河ドラマの「平清盛」もいよいよ次の日曜日で最終回だ。
名瀬の「サンドイッチ・カフェ」での展示が始まった福田さんの「平面彫り」を見てきた。
毎年暮れから年明けにかけて展示しているとのことで、今年のテーマは「顔」。
市美展で賞をとった「とうとがなし」や「ほうらしゃ」の人生が深く刻まれたお年寄りの顔もあれば、若きエリザベステーラーの端正な顔など様々な木彫りの顔が並んでいる。
メインの作品は、福田さんが大好きだと言う俳優、高倉健の渋い横顔を彫った「孤高の人」だ。
写真は撮っていないのでここで紹介できないが、素晴らしい作品ばかりなので、ぜひ一度足を運んで見ていただきたい。
サンドイッチと珈琲も美味しいので、食事をしながらゆっくりと鑑賞するのがお勧め。
来年2月にはここで「奄美の妖怪二人展」としてイラスト展示を予定している。
みんなに面白がってもらえるものを用意したいと思う。
福田さんの作品の後でちょっと気後れしてしまうけど・・・。
昨日の衆院選挙は大方の予想通り自民が勝利した。
毎週月曜日の南海日日新聞に掲載している風刺マンガに今回はそのことを描いた。
選挙中は、わずかでも特定の政党イメージを傷つけてはいけないと気を使ったが、今日掲載されるマンガは選挙後である。
最初は、投票所で乱立する政党に有権者が迷う・・・みたいな無難な案を考えたが、面白味に欠けると思った。
そこで第2案として、(まだ結果は出ていないが)自民党が圧勝し、安倍総裁が得意顔で勝利宣言をするものを考えた。
そっちの方がインパクトがあったので、(予想通り自民党が大勝すれば)これが掲載されることになった。
それがこれ。
<自民復活の日>
「JIMINTOU号」の帆には、安倍総裁が前内閣から掲げている「憲法改革」や「教育改革」などの公約がくっきりと表示されている。
憲法改正(第9条の廃止等)」、「集団的自衛権の行使」、「原発推進(核保有の可能性保持?)」・・・と悪い方に考えていくと、日本はこのまま戦争をする国に変わっていきそうで怖い。
よその国の覇権主義に巻き込まれなければ、そんなに酷いことにはならないとは思うが・・・。
絵の中で沈みかけている小舟も描いたが、第3局のこの乱立ぶりは、きっと自滅を招くと思って描いたものだ。
やっぱりその通りになった。離党者が続出した民主党と無節操に合流した第3局の政党が勝手にコケて自民党の独走を許した格好だ。
国民を幸せに導いてくれるのなら、どちらの政党が日本のかじ取りをしてもいいと思うが、できればもう少し拮抗したカタチが望ましかった。
何でもかんでも強引に決められる巨大政党になった自公連立政権を用心深く見守りたい。
そして民主党に代わって風刺の矢面にも立ってもらう。
再び、言論の自由が剥奪される日が来なければ。
以前ブログで紹介した、名瀬の彫刻家・福田さんが瀬戸内町に遊びに来てくれた。
奥さんを伴い、図書館で開催している「ミニミニアートギャラリー第2弾/奄美の妖怪たち二人展」を見に来てくれたのだ。
福田さんの来訪を告げると、もう一人のイラストレーター蘇祢(そね)さんもかけつけてくれた。
妖怪の絵をひとつひとつ丁寧に見ながら、福田さん自身の体験や小さい頃に大人から聞かされてきた妖怪話などを話してくれた。
昔は「ケンムン」の名を口にしてはいけなかったとか、山でアカショウビンの鳴き声を聞いてもその姿を探してはいけないとか、親から教わった禁忌事項も教えてくれた。
ちなみにアカショウビンは、その色が血や火事など不吉なイメージを連想させることと、鳴き声が人を呼んでいるように聞こえるからではないかとのこと。
「あま美デザイン工房」は、そのアカショウビンをロゴマークに使っているんだけど・・・(;一_一)
その後2階の郷土資料館を時間をかけてじっくりと見学。
嘉徳から出土した土器が薄く作られていることの技術の高さや、西家の銃が薩摩藩の銃とは違う古いタイプのものではないかと独自の視点で話してくれたのが興味深かった。
町のファミレスで遅い昼食をとりながら、福田さんが持参した自身の作品の写真を見ながら来年は瀬戸内町で展示会を開こうと意気投合した。
福田さんが知りえた、島の隠れた芸術家たちも紹介してくれるとのこと。
少しずつ交流が広がっていく実感があって楽しい。
図書館に展示している妖怪のイラストを見て、これらのポストカードがほしいと言ってくれる人がいた。
以前豪華客船が寄港した際に海の駅で販売したことがある。
そのときはあまり売れなかったので需要はないのだと思っていた。
でも、内容を工夫したり、コストを抑えて安くできれば、買ってもらえるので?と思えてきた。
もう一度試してみることにした。
来年1月2日に豪華客船「ふじ丸」が古仁屋に寄港するので、また海の駅で販売することにして、観光協会に出店を申し込んできた。
あまみFMでも言ったが、これまでは外に仕事をしながらイラストを描いてきたが、今秋からは、「あま美デザイン工房」の看板を掲げ、イラストレーターあいきじゅんとしてこれ一本でやっていくことに決めたのだ。
どこをどうすれば事業として成り立つのか? 明確な答えは見えないが、手探りでもいいから前に進んでいくしかない。
って言うと、悲壮な覚悟に聞こえるが、実は楽しいのだ。わくわくしている。
やっぱり絵を描くことが好きなのだ。
好きなことを職業にできる幸せをできるだけ長く感じていたい。これが本音だ。
今度は新しい試みのポストカードをつくってみる。
楽しいことがまた増えた。
自分のしていることを評価してもらえるというのはとても幸せなことだと思う。
あまみエフエム「ゆぶニングアワー」にゲスト出演した。
瀬戸内町図書館で開催している「奄美の妖怪たち二人展」についての話が主だ。
本当は蘇祢さんの方がラジオ向きなのだが、彼は当日は都合が悪いとのことで僕が出演することになった。
午後6時前に事務所に到着すると電話対応した渡さんが控室で事前の聞き取りをした。
そのメモを見ながらパーソナリティーが色々な質問をしてゲストの話を引き出して番組をつくっていくのだ。
そしていよいよスタジオ入り。
CMの間に軽く挨拶を交わし、「ヨネヤウガミンショーラ!」と、「夕方フレンド」が始まった。
なぜ妖怪のイラスト展を開催しようとしたのか?や、蘇祢さんとの関係や、イラストレーターとなった経緯などを話した。
途中何度か頭がエアポケットに入って、今何についてしゃべっているのか見失ったりした。
語尾のごにょごにょも何度か・・・。
最後に来年2月に名瀬でも展示会を開催するとPRできた。
「そのときはまたラジオでお知らせしますよ」と温かい言葉をもらった。
相方の蘇祢さんのこともちゃんと伝えられたかな?
どんな事言っているか分からないから番組の収録をCDでもらうことにした。
とにかく終わった、ほっとした・・・。
ついでに駐車場の管理棟の前にカバンを置き忘れてきた。(;一_一)
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