「独楽夢館」の福田さんが来訪
以前ブログで紹介した、名瀬の彫刻家・福田さんが瀬戸内町に遊びに来てくれた。
奥さんを伴い、図書館で開催している「ミニミニアートギャラリー第2弾/奄美の妖怪たち二人展」を見に来てくれたのだ。
福田さんの来訪を告げると、もう一人のイラストレーター蘇祢(そね)さんもかけつけてくれた。
妖怪の絵をひとつひとつ丁寧に見ながら、福田さん自身の体験や小さい頃に大人から聞かされてきた妖怪話などを話してくれた。
昔は「ケンムン」の名を口にしてはいけなかったとか、山でアカショウビンの鳴き声を聞いてもその姿を探してはいけないとか、親から教わった禁忌事項も教えてくれた。
ちなみにアカショウビンは、その色が血や火事など不吉なイメージを連想させることと、鳴き声が人を呼んでいるように聞こえるからではないかとのこと。
「あま美デザイン工房」は、そのアカショウビンをロゴマークに使っているんだけど・・・(;一_一)
その後2階の郷土資料館を時間をかけてじっくりと見学。
嘉徳から出土した土器が薄く作られていることの技術の高さや、西家の銃が薩摩藩の銃とは違う古いタイプのものではないかと独自の視点で話してくれたのが興味深かった。
町のファミレスで遅い昼食をとりながら、福田さんが持参した自身の作品の写真を見ながら来年は瀬戸内町で展示会を開こうと意気投合した。
福田さんが知りえた、島の隠れた芸術家たちも紹介してくれるとのこと。
少しずつ交流が広がっていく実感があって楽しい。
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