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2015年12月 5日 (土)

沖縄旅行(2)

同窓生で沖縄に行った話の続きである。

ホテルに着いて息つく間もなくタクシー数台に分乗して首里城へ移動した。

2泊3日の短い日程だが、てんこ盛りの緻密なスケジュールが組まれている。

カズマサの仕業・・・じゃなくてお陰である。

こういう計画がなければおそらく国際通りをウロウロしているだけの旅行になっていたかもしれない。

多少尻を叩かなければ動けない年齢の集まりなのだ。

首里城公園の入口に集合してから先ずは守礼門をくぐった。

東京組のトシオ、コウイチ、ノリヒサとはここで合流した。

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ちなみに守礼門は”礼節を守る”という意味を含んでいて、本来襟を正すべきところだが、傾斜がきついので一同だらだらと奥に進んだ。

城郭の最初の正門である歓會門をくぐり

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階段を上って頂上の正殿を目指す。

こうした観光地では概ね女性の方が元気だ。

口も足もよく動いている。

券売所前の広場に置かれていたテントが沖縄ぽくって面白かった。

赤瓦をイメージしたなるほどのデザインだ。

奄美ならどうするか?

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お城の中に入る入場料800円なり。

広福門をくぐって

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庭に出ると、ほとんど赤一色の正殿が目に飛び込んでくる。

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(まだまだ つづく)

2015年11月25日 (水)

沖縄旅行(1)

「還暦を迎えるまでに何人か(死んで)もういないかもしれん。(生きているうちに)途中の55歳で同窓で旅行でもしようでぃ」

数え49歳の祝いのときに冗談とも本気ともつかぬ上記の発言があって、皆なんとなくその気になっていた。

人生何があるかわからない。

そして6年間ほんわりと温められた旅行の企てが本当に実現したのだ。

9月10日に同窓の連絡網から沖縄旅行の案内メールが届いた。

実は、その前日の9月9日に沖縄タイムスから別のメルアドに「突然のメールで失礼いたします・・・」の書き出しでメールが届いていた。

内容はまさかの執筆の依頼で、考えた末、承諾の返事を翌9月10日の午前7時に送信した。

その後9時18分に同窓から沖縄旅行のお誘いメールが来たのだ。

なんという偶然。(この後もずっと偶然が連発するのだが・・・)

しかし、参加することについては実は迷っていた。

6年越しの計画を実現してくれたこの機会を逃したくないとの思いはあったが、旅費を捻出できるだろうか?とか、家を留守に出来るだろうか?とか・・・色々考えることもあった。

数日間迷っていたが、カズキヨと電話で話をしたときに「一緒に旅行に行こでぃ」の誘いでやっと決心がついて参加の申し込みをした。

旅行申し込み締め切りの一日前だった。 (なんとかなるさ)

11月5日に新聞社からのメールで第1回めの掲載が11月22日(日)になることを知らされた。 沖縄旅行のど真ん中だ。

まさか現地で直接新聞を読むことが出来るとは想像もしていなかった。

その日沖縄にいることを知らせると担当者から驚きのメールが返ってきた。

ほんとにすごい偶然だ。

そして、11月21日(土) ついに出発の日を迎えた。

車酔いしそうなふにゃふにゃクッションのマイカーにタカヒトとカズキヨを載せて一路空港へ。

カバンには締め切り間近の仕事を忍ばせて、しかし、久しぶりの旅行に心ははずむ。

いざゆかん、飛べ!沖縄へ。

それにしても小さな飛行機。

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そういえば沖縄はこれまでずっと船だったっけ。

南下する飛行機からは見たこともない景色を見ることができた。

奄美大島~徳之島~沖永良部島~与論島と通過して沖縄本島上空にさしかかった。

今問題になっている辺野古基地の埋め立て予定地が見えた。

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上空からくっきりとサンゴ礁が広がっているのが確認できる。

あれが埋められてしまうのか・・・。

やがて那覇空港に到着。

空港も初めてだ。

えーっ 広ーい!

ターミナル周辺もまるっきり都会じゃん!?

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空港直通のモノレール(ゆいレール)に乗ってホテルのある旭橋まで移動した。

最後に沖縄を訪れたときはモノレールなんかなかったぞ、ずいぶんイメージが違う。

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ホテルに到着すると東京組のリナが先に来て待っていた。

そのままチェックインするのかと思いきや一旦荷物をロビーに置いたまま早速最初の観光地へ向かうらしい。

「らしい」と呑気な構えだが、一同幹事のカズマサに全部お任せ状態である。

3~4人ずつタクシーに分乗して首里城をめざした。

(続く・・・そのうち)

2014年8月24日 (日)

ほんとに漕ぐ気あるの?(4)

年齢を重ねるほどに男達の勢いは衰え、女達はたくましさを増していく!?

ふがいない男たちに代わり、35年生の名誉挽回(?)のためにいざ漕ぎ出さん!

「いくぞ! おー!」

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スタートの合図と同時に猛ダッシュ!

「漕げ”!漕げ!漕げ!」

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仕事の悩みも子どもの進学の心配も親の介護の不安も

ぜんぶ忘れて頭まっ白まっしぐら!

「漕げ!漕げ!漕げ!」

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いい感じで進んだがUターンでちょっと出遅れた

あと半分だ頑張れ!

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2位か、3位か?

ラストスパートだ、力をぜんぶ出し切れ!

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「着いたー! 終わったー!」

結果は・・・

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3位だった。

予選落ちだぁ残念、トボトボ・・・。

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まっ、しようがない。

後は、飲んで食べて過ごそう。

(・・・って、競技に背中向けてるんですけど・・・)

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ここでまた激しく雨が降った。

今日は変な天気だ。

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どしゃ降りの中で競技をする人たち可哀そう。

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雨が降る前に負けといて正解! なんてね。

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空一面を雨雲が覆う不安定な天気に翻弄されながらも

競技は粛々と進められて

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ようやく(?) お開きの時間となった。

片づけ始め!

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みんなびしょびしょのぐしょぐしょだ。

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撤収! おつかれさまでした。

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ジュンイチロウのところに半ば強引(?)にテントを干して終了。

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次の夏は男女ともに雪辱を期して。

新しいユニフォームもつくろうとホナミがさばくってくれた。

僕に任せるとのことなので頑張りたいと思う・・・

けど、前回のこともあるのであまり前のめりにならぬように。

なにしろ1年先のことだし。

歳を重ねてきてだんだん先のことが読めなくなってきた。

知力や体力は衰えるし周囲も少しずつ変化する。

自分はもちろんだけど、誰かが欠けても嫌だなぁ・・・。

いつでも季節がめぐってくるように

来年の夏も当たり前のようにみんなと過ごせたらいいなと思う。

2014年8月21日 (木)

ほんとに漕ぐ気あるの?(3)

ほどよく酔いが回ってきたころに出番も回ってきた。

たとえ練習不足だろうが酔っていようが、目指すのは予選通過の2位以内!

(後頭部しか見えてないけど) 漕ぎ手は、前から

カズヒト、トヨシ、カズマサ、テツヤ、タカヒト、ジュンイチロウ、ヨシフミ(舵)

いざ!

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発進!

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なかなか良いスタートを切ってリズムよく漕ぎ進む。

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と・・・ここまでが昔とったキネヅカ。

折り返しあたりから加齢と練習不足が露わになった。

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必死の形相でようやくゴールまで帰りつき

ぜんぜん予選通過できなかったのになぜかガッツポーズ。

完漕の喜びか?

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おつかれさま。

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悔しがるメンバーに、「練習もせんどって悔しがる資格やねんよ」とヨシフミがぴしゃり。

”熱い男”は、さぞかし歯がゆい思いをしたのだろう。

でも、孫を抱けば優しいジイジ。

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ここにもジイジ。

そうか、そんな歳になったんだね、みんな。

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ところで、今回は祭の露店のように発電機を持ちこんでいる。

電気をおこして何をするかといえば

カキ氷

でも、仰々しいエンジン音とは裏腹に電動カキ氷器の動きがたどたどしい。

すぐに手動に切り替えて (やっぱり頼りになるのはウルトラマン!?)

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発電機はテーブルの下でひっそりと余生を送ることになった。

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とりあえず、酒が飲めればまあいいか。

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とか、何とかしているうちに

女子の出番がきた。

出陣前の余裕(?)のこの笑顔!

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気合十分、ドスドスドス・・・。

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(またまた後ろ姿だけど)メンバーは、前から

ミヨコ、マサミ、トヨミ、ヤスヨ、ナギサ、キヌヨ

そして、マナブ(舵とり)。

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彼女らが35年生最後の砦。

いざ!

ってことでまたまた、(つづく)

2014年8月20日 (水)

ほんとに漕ぐ気あるの?(2)

みなと祭最終日の舟こぎ大会

今回35年同窓生は男も女も1チームずつ参加する。

人数が減ったわけではない、選手より観客が多いだけである。

過疎地の学校の運動会みたいな・・・!?

言える立場じゃないか (-_-;)

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競技用の板付け舟がすべて新しくなっていた。

「ワイド節」で有名な唄者であり舟大工でもある坪山豊さんに作ってもらったとのこと。

今は息子さんも一緒に働いていて、シーカヤックなども製作しているようだ。

競技は先ず子どものチームからスタートした。

しかし、始まってすぐに雲行きが怪しくなり・・・

どっと降った。

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「大会中止?」、そんな声も聞こえるほど激しい雨だ。

しかし、誰にも動揺はなく、概ね落ち着いて飲んでいた(笑)

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ひとしきり降った後、ようやく雨があがり競技が再開。

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子どもたちの櫂はばらばらだが、極端な蛇行は見られない。

よほど舵とりがしっかりしているのだろう。

競技は続き

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飲む。

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焼く。

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集落対抗、オープン・・・と更に競技は続き

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食べる。

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降ったり止んだりの天気で蒸し暑い中、気の利く女子からうちわが配られた。

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女子は朝早くから起きておにぎりやサンドイッチなどの食べ物を準備したとか。

そんな感じで楽しく「同窓会」をしているうちに

出番がきた!

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(つづく)

ごめんね小出しで・・・ (-_-;)

2014年8月19日 (火)

ほんとに漕ぐ気あるの?(1)

8月17日(日)は、古仁屋漁港で同窓会が行われた日・・・じゃなくて、みなと祭の舟こぎ大会が開催された日だ。

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その前日にメールが届いた。

”テント設営の為 明日朝8:30分迄に例年の場所に集合”

”例年の場所”である。

限りあるスペースでの場所取りには厳しい暗黙のルールがあるらしい。

新参者たちは、先輩方が弱り果てて引退するか死に絶えるかしない限り場所を譲ってもらえないのだ(笑)

誰も舟を漕がず、全員ただの傍観者に成り下がっても、毎年テントを張り続けなければならない!?

「いどぅー ぼちぼち すろか!」

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先に集まったメンバーで早速設営を始めた。

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まだ誰も飲んでいないので作業はスムーズだ。

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大きなテントの横に小さなテントを無理矢理もう一張り。

場所をめぐって隣りの30年生(メェーランド)と小競り合いがあった。

地面にガムテープでつけた印を超えて我らの陣地(?)にはみ出してきたのだ。

おかげで小さなテントを張る余裕が無くなった。

それを知ったヒデキが激しく抗議。

さすが会長、頼りになる。 けど、大人げない(笑)

でも、相手はさすがに先輩方なのでここは我々が引きさがって穏便に。

大人の対応で。

しようがないので、反対側に少しはみ出して40年生(だったかな?)に泣いてもらうことに。

やっぱり大人げない・・・。

順々にずれていくと端っこは道路をまたぐか海に落ちるしかない。

運動会の場所とりよりずっと厳しい世界だ。

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無事設営終了。

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10時過ぎにようやく開会式が行われた。

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本部席の前に選手たちがどっと集まるのでチームの判別がつかない。

35年生は・・・???

テントの中で飲んでいるとか・・・? (-_-;)

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わりと涼しい穏やかな日になりそうだ・・・と、このときは思っていた。

(つづく)

2014年8月 1日 (金)

「同窓生」のカテゴリー

先日の同窓生の結婚祝い

たまたま良い席に座れたのでケータイで写真を撮りまくって

ブログにアップしたらたくさんの人が見てくれた。

SくんがLINEで紹介してくれたようだ。

同窓生のことは、たまにしかブログに書かないので数はそんなにないが

新たに「同窓生」のカテゴリーをつくることにした。

内地で暮らす同窓にとって、島の行事や同窓のことがとても気になるらしい。

これからは、同窓のことについて、(出不精な僕の数少ない機会をとらえて)できる限りブログにのせることにしよう。

ちなみに僕らは子年生れ。

体は少々重くなったが、まだまだ元気に弾ませたい。

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2014年7月29日 (火)

幸せの鐘を鳴らそう

カラーン、カラーン

せとうち海の駅西口玄関前に立つ「幸せの鐘」(昭和35年生同窓生建立)が鳴った。

あの日結婚のお祝に集まった同窓生の心の中で。

7月26日土曜日の夜、やぐら鮨に40数名の同窓生が集った。

54歳にして人生の春をつかんだ仲間を祝福するためだ。

どちらかといえば悔みごとの機会が多くなったこの年齢で

こんなうれしいハレの日を迎えるとは思っていなかった。

入籍した二人を祝福しようと35年同窓会の執行部が企画したイベントだった。

座る順番はくじ引きで、僕は舞台のすぐ前の席についた。

なので舞台で繰り広げられたパフォーマンスの一部始終を真近に見ることができた。

Fくんの新しい門出を祝福するとともに、まだこれからの同窓生のために(?)祝賀会のすべてをレポートすることにした。

まず、会の名称が「新月の宴」とふるっている。

月のないまっ暗闇という意味ではない(笑) その日が新月にあたるからだ。

云うならば、いずれ満月になっていくスタートラインに立ったというところか・・・。

(その後また徐々に欠けていくことはここでは問わないことにしよう (・ω・) )

予定より少々遅れて先ずは新郎新婦の入場。

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出席者が全員普段着のままなら新朗新婦もラフな格好で登場。

まぁ、私服(しふく=至福)ということで。

二人が上座の席につくと、司会をつとめるNくんの開宴のことばに続き、同窓生会長のあいさつがあった。

司会と会長の緊張感の薄いスピーチでこの宴の成り行きがほぼ決まった(笑)

祝唄は、奄美民謡大会の入賞者で、子どもたちの島唄指導もしている永井しずのさんが自慢ののどを披露してくれた。

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島での祝宴には欠かせないパフォーマンスだ。

続いて祝舞。

ただ一人着物姿で正装していたOさんがひとさし舞ってくれた。

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踊りのことは何も知らないが、何度かミスったのを正直な表情から見抜いた(笑)

その後、Kくんが少々意味不明のスピーチを堂々とした声で述べてやっと乾杯となった。

(実は皆すでに飲んでいたのだが・・・)

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鮨屋さんだから肴に当然鮨もある。

僕の生活の中では滅多にないことなのでしばらくは食べることに集中。 (^u^)

やがて余興が始まり

舞台に呼び出された新郎に「卒業証書」が授与された。

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独身なかよし会(だったかな?)を卒業したということらしい。

抜け駆けしてひとり幸せになろうとしている仲間に心中穏やかではない?

次に新婦が呼び出されて、「品質保証書」がSくんから手渡された。

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新郎を車に例えて、年季の入った中古車なれど・・・云々の保障書だ。

飲酒運転の禁止や日頃の手入れなどその取り扱いを仔細に伝えている。

卒業証書、品質保証書いずれもR-15のきわどい内容だ。

もうみんな大人だから、大人として素直に笑った。

この辺りからリミッターが外れかけた司会がやや暴走気味!?

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乱れた場をいったん落ち着かせるべく(?)再び永井さんが登場。

島唄を3曲歌ってくれた。

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既に出来上がっているAくんMくんと祝舞を披露してくれたOさんが更に踊りで盛り上げる。

余興の最後は、Mくんの空手演武。

こんな凛々しい姿を見るのは久しぶり・・・。

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そして、試割り。

さきほど「卒業証書」を渡した会長が、新郎に先を越された悔しさをぶつけようと・・・!?

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周りの制止で思い止まり(笑)、やはりMくんが割ることに。

気合一閃!

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彼の手が無事なのを確認して皆拍手。

余興を終え、友人スピーチ。

新郎と同じ職場のTくんが小さな字でびっしり書かれたメモを手にマイクの前に立った。

まさか・・・の予想通り、新郎のFくんが出勤してから退社するまでの普段の姿を事細かく紹介してくれた。

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続いて新郎と同じ集落の仲間が一言ずつお祝いの気持を伝えた。

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先輩ずっと好きでした♡ の爆弾発言も(笑)

続いての花束贈呈では、想定外のハグもあり・・・

もうなんでもあり。

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いよいよ宴のクライマックス、妻への誓約書

新朗が愛する妻へ永遠の愛を誓う・・・って言うか、執行部が作成した文言を無理やり誓わされる。

浮気をしない・・・は納得できるが、パチンコをしない・・・については疑問の声が多くあがった。

「いやー無理だろ」って。

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ここで新郎新婦に同窓会からのお祝金が渡された。

司会が間違えて(?) 「お見舞い金を・・・」と告げると、一部の既婚者から納得の声も。

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宴の最後に新郎からお礼の言葉があった。

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そしてお開きの万歳三唱となった。

「どりゃ、やっとワンの番がきたか」と張り切るYくん。

けっこういい感じで酒が入っていて「乾杯!」とか、エンドレスになりそうな雰囲気。

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「せーの!」と、非常にタイミングのとりにくい掛け声で万歳を三唱。

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その中で事の成り行きに唖然とする人がひとり。

「(万歳三唱の前に)六調じゃないの?」

司会が少々うろたえながらも解散ムードの出席者を留めて、順番入れ替えの「六調」となった。

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あ、ソレソレ、踊らなにゃ損、そん ♪

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踊りが途絶える頃にドドーンと太鼓が打ち鳴らされて終了。

最後にアーチをつくって新郎新婦を見送ることにした。

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はーい、これで(本当に)宴はお開き。

良かった、良かった。 お疲れ様。

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この後ビートルで2次会となった。(僕は参加していないので詳細不明)

二人の笑顔から出席者全員が幸せを分けてもらったと思う。

ジッシ、チヨミさん、いつまでもお幸せに。

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この次に鐘を鳴らすのは・・・?

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2014年6月29日 (日)

清掃ボランティア

35年生同窓生の定期活動で海の駅周辺の清掃を行った。

ぎりぎりまでイラストを描いていて集合時間の4時きっかりに現地に到着したが、ほとんどのメンバーがすでに作業をしていた。

皆 小雨に濡れながらもくもくと刈った雑草を片づけている。

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路面が濡れているので草がはりついて掻き集めるのに一苦労。

そこはおおらかな気持ちで対処。 (まあ、こんなもん)

軽トラック4~5杯分ほどになった。

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約1時間の作業を終えて一息つく。

「きゅらさなったあらん?」

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5時半から栄屋に集合!という会長の言葉を合図に皆解散。

僕も帰り支度をして車に戻ると

いつの間にか大型バスが横づけしていて車を出せなくなっていた。(;一_一)

もともとバス専用レーンを拝借しているので文句も言えない。

観光客がバスに戻ってくるのをぼんやり眺めながら車の中で20分過ごした。

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ようやく家に戻りシャワーを浴びて一息。

蘇祢さん、伊藤さんたちが工房にやって来た。

伊藤さんのペン画の新作を見せてくれた。

その後、7時半から集落の集会があり、出席はしたものの今日は朝から一日動いていたので疲れがどっと・・・。

ときどき声が遠くなりながらなんとか眠らずに持ちこたえた。

いつの間にか明日がケンムンふぇすたのイラストの〆切。

3枚出すつもりで完成しているのは1枚だけ。

下描き2まいを今夜中に仕上げて明日はぎりぎり送付予定。

「ブログやってる場合じゃねぇ!」 (笹食ってる場合じゃねぇ!)

ってことで、これから頑張る。

とりあえずコーヒーからかな。(この性格がだめだと思っているけど)

2014年2月 2日 (日)

「八方ふさがり」の厄払い

初めて「八方ふさがり」なる厄年があることを友人のメールで知った。

その厄払いをしようという誘いに好奇心をかきたてられ

喪中は参加を見合わせるべきでは?という一般常識的な疑問を封印し、「お祝いごとではないし・・・」という曖昧さで参加することにした。

11時までに古仁屋の高千穂神社に集合ということだったが、15分ほど前に到着したときには参加者(35年生同窓生)のほとんどが先に来て待っていた。

同窓生には母の葬儀のときにずい分助けられたのでお礼を言いたかったのだが、葬儀に参列していない人もいるので気まづくなるかもと思い敢えてその場では口にしなかった。

でも、心から感謝している。

いずれ何かのカタチで同窓にお返ししたいと思う。

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お祓いをしてくださる神職のNさんが社脇の手水舎近くに正装で待機していた。

まだすべての建物が完成していないときに一度訪れたことがあったが、そのときは大工さんの恰好だったので「当人だったのか!」と少し驚いた。

時間前になると、先ず手水で清めてから拝殿の中に入るよう促された。

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先ず左手を洗い、次に右手を洗い、次に口を注いで、最後に柄杓の柄を立て水で流す。

口を注ぐときは左手に水を受けて間接的に水を口に含むとか。

昔どこかの観光地でやった覚えがあるのだが、僕はすっかり手順を忘れていた。

お手水の作法は全国どこの神社でも共通とのことだった。

「八方ふさがり」のお祓いをする僕ら35年生以外に厄年のお祓いをする3人の男性が混じっていた。

「まとめてします」 そういうものなんだ。

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靴を脱いで整然と拝殿の中に入った。

脱いだ靴の順番が4番目だったのがわずかに心にひっかかる。

神社だと何となく縁起をかつぎたくなる。

皆が席に落ち着くのを見計らいお祓いが始まった。

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神職が祝詞(のりと)を唱えて儀式の始まりを神さまに告げる。

起立した状態でお辞儀をして神職が大麻(おおぬさ)を振ってお祓いをした。

座ってしばらく神職の祝詞が続く。

おごそかに神楽も流れる。(これはテープだった)

目を閉じて笙(しょう)の音に聴き入っていると

突然「こぎつねがいます」と神職の声

一瞬「子狐? 八方ふさがりは狐憑きなのか?」と驚いたが、

皆の立ちあがる気配で、「ごきりつねがいます」の聞き違いだと分かった。(汗)

しだいに肩甲骨のあたりがふわりと暖かくなり

なにやら効験ありしかと少しときめいたが、

もしかしたら最後列の僕の背中に窓から差し込む陽があたっていただけかもしれない。

しばらくすると暖かい感覚は消えた。

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神職がやや慎重に神楽太鼓をたたき(まだ太鼓に慣れていないのかも)

いよいよ玉串を捧げることとなった。

先ず、神職が「八方ふさがり」の厄払いのために玉串を捧げることを神さまに告げた。

その際代表者の名前を言い間違えた。

(たぶん)やや複雑な思いで代表者のK君が玉串を捧げ「二礼二拍手一礼」の作法を示す。

前列から順に一人ずつ同様の作法で神前に玉串を捧げていった。

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 ところが最後に僕の番になって玉串が切れた。

ふと4番目になった靴の並びを思い出す。

「今日はそんな日か・・・」

神職が既に納められた玉串を改めて大麻で祓い渡してくれた。

この玉串を先に納めた人の祈念がリセットされるというこはないよね・・・。

などぼんやり思いながら、二礼、二拍手、一礼。

(どうか、「八方ふさがり」などという全方向だめか!みたいな災厄を祓い清めてください)

全員が玉串を捧げ終えたところで御神酒が回された。

「乾杯!」と神職の掛け声。

無理!やばいでしょう、飲んだら酒気帯び運転になってしまう。

一応口をつけるだけにしてそのまま杯を返した。

これですべて終了。

帰り際におみくじを引いたりしながら皆一様にほっとした表情。

最後に記念写真を撮った。

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この後早速お祓いの効果を試すためにパチンコ店に向かう者も・・・。

神職が言うには「八方ふさがり」の年は、物事がうまく進まぬ年なので、自重、自粛し、大きな災いを招かぬように静かにやり過ごして、来年が良い年になるように努めてくださいとのことだった。

新しいことを始めたり移転などは避けた方が良いとのこと。

それは、つまり・・・

僕にとっては「座して死を待つ」と同じこと。

それはできない。

新しいことも含め、これから色んなことを積極的にやっていかなくてはならない。

とりあえず今年一年を乗り越えるためにも。

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ま、お祓いした分マシになったはずだし・・・。