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2014年7月の11件の記事

2014年7月30日 (水)

ケータイ(携帯)・・・できるのか!?

だんだん衰えていく視力とケータイがフィットしていない

そう思いながらもショップの手続きが面倒に感じ我慢して使い続けていた。

スマホだから通信前提なのだが

電話とメール以外はほとんど使っていなかった。(だったらフォーマのでいいのにということになるのだが・・・)

契約したときに「すぐ既定容量をオーバーして高くなりますよ」と脅されて(?)、店員に薦められるままにパケ・ホーダイ フラットの契約をした。

それから2年半ほどたった最近になって、毎月0.1ギガという、ほぼゼロ使用で過ごしていたことが分かった。

どれだけ無駄に支払っていたことか・・・(-_-;)

ゲーム好きとか動画サイトを毎日見ている人でなければ、そんなに容量がいくはずがないのに・・・。

スマホを使っている中高年のみなさんには僕と同じように、ほぼゼロ使用なのに高額の料金を払わされている人が少なくないのでは?

電話とメールだけなら通信容量なんて知れている。

高い契約になっていないか、ぜひ一度調べてみた方がいい。

ショップの店員に薦められるままに盛り込んでいたら、使いきれない機能が多く出ることになるだろう。

もちろん個人差はある。中には上手にすべてのオプションを余さず使いこなす人もいるに違いない。でもそれは少数派だと思うのだ。

そこで

これまでほとんど無駄になっていたスマホの通信料金をなんとか有効に使いたいと思い、ケータイを買い替えることにした。

ラインとかネット閲覧とかしよう!という気にさせるだけの画面の大きなケータイを探すために久々にショップを訪れた。

そして白羽の矢を立てたのが、シャープの「アクオスパッド」

パッドというくらいだから、ほぼタブレット並の大きさ、いや、タブレットだ。

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でも、僕はこれをケータイ端末として使うつもりだ。

製品パンフレットの中で「電話もこれ一台でできる」と紹介されていた。

モデルが書類を片手に図体のでかいケータイで会話している姿が異様に感じるけど・・・。

がんばる!

(なんでケータイで頑張らなきゃならないのか分からないけど)

頑張って、最低2年は使ってやる。(お金ないので24回分割払いにした)

このサイズなら外でもネット検索とかやれそうな気がするのだが・・・。

手をガッと開かないと握れないこのケータイ(タブレット?)を落としてしまいそうで怖い。

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2014年7月29日 (火)

幸せの鐘を鳴らそう

カラーン、カラーン

せとうち海の駅西口玄関前に立つ「幸せの鐘」(昭和35年生同窓生建立)が鳴った。

あの日結婚のお祝に集まった同窓生の心の中で。

7月26日土曜日の夜、やぐら鮨に40数名の同窓生が集った。

54歳にして人生の春をつかんだ仲間を祝福するためだ。

どちらかといえば悔みごとの機会が多くなったこの年齢で

こんなうれしいハレの日を迎えるとは思っていなかった。

入籍した二人を祝福しようと35年同窓会の執行部が企画したイベントだった。

座る順番はくじ引きで、僕は舞台のすぐ前の席についた。

なので舞台で繰り広げられたパフォーマンスの一部始終を真近に見ることができた。

Fくんの新しい門出を祝福するとともに、まだこれからの同窓生のために(?)祝賀会のすべてをレポートすることにした。

まず、会の名称が「新月の宴」とふるっている。

月のないまっ暗闇という意味ではない(笑) その日が新月にあたるからだ。

云うならば、いずれ満月になっていくスタートラインに立ったというところか・・・。

(その後また徐々に欠けていくことはここでは問わないことにしよう (・ω・) )

予定より少々遅れて先ずは新郎新婦の入場。

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出席者が全員普段着のままなら新朗新婦もラフな格好で登場。

まぁ、私服(しふく=至福)ということで。

二人が上座の席につくと、司会をつとめるNくんの開宴のことばに続き、同窓生会長のあいさつがあった。

司会と会長の緊張感の薄いスピーチでこの宴の成り行きがほぼ決まった(笑)

祝唄は、奄美民謡大会の入賞者で、子どもたちの島唄指導もしている永井しずのさんが自慢ののどを披露してくれた。

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島での祝宴には欠かせないパフォーマンスだ。

続いて祝舞。

ただ一人着物姿で正装していたOさんがひとさし舞ってくれた。

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踊りのことは何も知らないが、何度かミスったのを正直な表情から見抜いた(笑)

その後、Kくんが少々意味不明のスピーチを堂々とした声で述べてやっと乾杯となった。

(実は皆すでに飲んでいたのだが・・・)

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鮨屋さんだから肴に当然鮨もある。

僕の生活の中では滅多にないことなのでしばらくは食べることに集中。 (^u^)

やがて余興が始まり

舞台に呼び出された新郎に「卒業証書」が授与された。

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独身なかよし会(だったかな?)を卒業したということらしい。

抜け駆けしてひとり幸せになろうとしている仲間に心中穏やかではない?

次に新婦が呼び出されて、「品質保証書」がSくんから手渡された。

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新郎を車に例えて、年季の入った中古車なれど・・・云々の保障書だ。

飲酒運転の禁止や日頃の手入れなどその取り扱いを仔細に伝えている。

卒業証書、品質保証書いずれもR-15のきわどい内容だ。

もうみんな大人だから、大人として素直に笑った。

この辺りからリミッターが外れかけた司会がやや暴走気味!?

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乱れた場をいったん落ち着かせるべく(?)再び永井さんが登場。

島唄を3曲歌ってくれた。

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既に出来上がっているAくんMくんと祝舞を披露してくれたOさんが更に踊りで盛り上げる。

余興の最後は、Mくんの空手演武。

こんな凛々しい姿を見るのは久しぶり・・・。

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そして、試割り。

さきほど「卒業証書」を渡した会長が、新郎に先を越された悔しさをぶつけようと・・・!?

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周りの制止で思い止まり(笑)、やはりMくんが割ることに。

気合一閃!

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彼の手が無事なのを確認して皆拍手。

余興を終え、友人スピーチ。

新郎と同じ職場のTくんが小さな字でびっしり書かれたメモを手にマイクの前に立った。

まさか・・・の予想通り、新郎のFくんが出勤してから退社するまでの普段の姿を事細かく紹介してくれた。

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続いて新郎と同じ集落の仲間が一言ずつお祝いの気持を伝えた。

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先輩ずっと好きでした♡ の爆弾発言も(笑)

続いての花束贈呈では、想定外のハグもあり・・・

もうなんでもあり。

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いよいよ宴のクライマックス、妻への誓約書

新朗が愛する妻へ永遠の愛を誓う・・・って言うか、執行部が作成した文言を無理やり誓わされる。

浮気をしない・・・は納得できるが、パチンコをしない・・・については疑問の声が多くあがった。

「いやー無理だろ」って。

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ここで新郎新婦に同窓会からのお祝金が渡された。

司会が間違えて(?) 「お見舞い金を・・・」と告げると、一部の既婚者から納得の声も。

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宴の最後に新郎からお礼の言葉があった。

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そしてお開きの万歳三唱となった。

「どりゃ、やっとワンの番がきたか」と張り切るYくん。

けっこういい感じで酒が入っていて「乾杯!」とか、エンドレスになりそうな雰囲気。

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「せーの!」と、非常にタイミングのとりにくい掛け声で万歳を三唱。

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その中で事の成り行きに唖然とする人がひとり。

「(万歳三唱の前に)六調じゃないの?」

司会が少々うろたえながらも解散ムードの出席者を留めて、順番入れ替えの「六調」となった。

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あ、ソレソレ、踊らなにゃ損、そん ♪

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踊りが途絶える頃にドドーンと太鼓が打ち鳴らされて終了。

最後にアーチをつくって新郎新婦を見送ることにした。

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はーい、これで(本当に)宴はお開き。

良かった、良かった。 お疲れ様。

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この後ビートルで2次会となった。(僕は参加していないので詳細不明)

二人の笑顔から出席者全員が幸せを分けてもらったと思う。

ジッシ、チヨミさん、いつまでもお幸せに。

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この次に鐘を鳴らすのは・・・?

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2014年7月28日 (月)

がんばれ国技!

名古屋場所 カド番の大関琴奨菊がまさかの優勝争い。

「8年半ぶりの日本人力士の優勝なるか!」と

スポーツ解説で注目を浴びるが、それってつまり、

この8年半ずっと外国人が優勝していたってことか。

国技なのに。

2敗で白鵬とならんだ千秋楽は期待を込めて勝負の行方を見守ったが

琴奨菊は関脇豪栄道に破れ、白鵬が白馬富士を下してあっさりと勝敗を決した。

でも、共に並んで直接対決となった場合は、たぶん白鵬が勝っていただろう。

結局・・・か、みたいな。

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それ以上テレビを見る気がしなくてさっさとスイッチを切った。

偏見の誤解を恐れずに言わせてもらえば、

もう、外国人の優勝シーンは飽きた。

年6場所制を考えると約50場所も日本人の優勝がないということだ。

異常だろう。

今まさに敵なしの白鵬は、大鵬の32回優勝の記録を塗りかえようと意欲を燃やしている。

公平性を欠くので、誰も敢えてそのことについて触れようとはしないが、「お客様も日本人の救世主として遠藤に期待しているのでは云々」の発言に相撲関係者の本音が透けて見える。

本当は、日本人力士に横綱をはってほしいのだ。

そして当然優勝もしてほしいのだ。

相撲協会がやや贔屓しているのではないかとさえ思えた、稀勢の里の横綱昇進の絶好の機会は2度も潰えてしまい、

琴奨菊は毎回勝ち越しぎりぎりで、素質充分と誰もが口をそろえて言う隠岐の海は開花する兆しを一向に見せず・・・

もう、日本人が頂点を極めることは無理なのかと諦めムードが漂い始めていた頃に、彗星のごとく遠藤が現れ、今場所では高安や琴奨菊が初めて優勝戦線に加わった。

そして今場所豪栄道が大関昇進を確実にした。

これで、モンゴル人横綱3人に対し、日本人大関が3人。

次の場所での日本人力士の活躍と優勝を期待したい。

なにしろ国技なのだから。

2014年7月20日 (日)

土俵の大砂嵐

大相撲名古屋場所が13日から始まっている。

奄美・龍郷町出身の若乃島が新十両でいきなり5連敗したので心配したが

その後は3連勝で持ち直している。 なんとか勝ち越してほしい。

ところで、幕内ではエジプト出身の大砂嵐が土俵上に嵐を巻き起こしている。

すごく素直な性格で、「僕はいつか横綱になる!」と大きな目をきらきらさせながら真っ直ぐに相撲に取り組んでいる。

そういう人は成長が早い。

元々高い身体能力と強い腕力で強引な相撲をとっていたのが、だんだん技術を身につけてきて、本当に「強い」と思えるような相撲に変わってきた。

そして、初の対横綱戦、5日目に鶴竜を、続いて6日目に日馬富士を相次いで破った。

2日続けての大金星だ。

鶴竜を破ったとき故郷の母から電話がかかってきてとても喜んでいた。

次の日に日馬富士を破ったときは、母親は電話口で泣いていたと言う。

文化も何もかも違う遠い国に息子を送りだした親の気持ちが痛いほど分かる気がする。

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今日8日目は、3人目の横綱白鵬に挑んだがさすがに力及ばなかった。

でも、1分を超える見ごたえのある取り組みだった。

今場所、大砂嵐はどこまで吹き荒れるのか楽しみだ。

海岸の清掃

毎月第3日曜日は集落の清掃作業がある。

朝7時から8時まで海岸の清掃をした。

今月6日に行われたシーカヤック大会に合わせて一度やってはいるが

いつの間にか、ゴミ(ほとんどは山から流れてくる小枝や打ち上げられた海草)が溢れている。

まだ昇ったばかりで斜めから差し込む朝日が目に痛い。

昨夜降った雨で蒸し返し汗が溢れる。

日頃の運動不足もあるのかもしれない。

台風がくれば、また山の木々が川下まで流れて海岸を覆うことになるのだろう。

そしてそれを皆で片づける。

”営み”ってそういうこともぜんぶ含むんだよね。

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電子出版でも最も売れた作家の講演

瀬戸内町の図書館が開設されてから今年の7月で20周年を迎えるらしい。

その記念イベントとして、瀬戸内町出身の作家、藤井太洋さんの講演が企画された。

藤井さんは2012年に「Gene Mapper」を電子出版して、キンドル市場で最も売れた小説として一躍脚光を浴びた。

僕は電子出版を購入したことがないので、当然氏の作品も読んでいない。

それほど興味もなく、スタッフ側の友人からぜひ出席してと言われて、いわばお義理で参加した。

なので、始まってすぐに眠りに落ちそうになり・・・入口でもらったパンフを落として我にかえった。

とても真面目な人らしく、ジョークを交えて面白おかしく話す感じではないので、眠気を克服しながら聞き続けるのに努力が必要だったが、

出版するにあたっての体験談などは成る程と聞き入った。

作家としてデビューするつもりなら、同人誌やブログなどで安易に作品を掲載してはだめだと言う。

どんなカタチでもいったん発表されたものは新人賞に応募できないからだと。

日本は小説などの発行部数が1万部を超し、どこの出版社も持ち込みの原稿に目を通す余裕などないので、新人賞に応募するのが一番確実な方法だとも。

そして、それ以外の方法として、氏がデビューしたような電子書籍として出版する方法も紹介された。

出席者からの質問の中で「私にも小説が書けそうな気がしてきました」という率直な意見があったが、

それに対して藤井氏は、「小説は誰にでも書けます。読んでもらえるかどうかが肝心」みたいなことを言った。

ごもっとも。

誰でも簡単にプロになれるならあらゆる業界は衰退する。

裾野におびただしい数のアマチュアが存在するからプロがプロとして生きていけるのだから。

スポーツ界なんかが分かりやすい例だ。

僕は自分で小説を書く気にはぜんぜんなれなかったし、書けそうな気もしなかった。

その代わり、電子出版の話で、小説ではなくマンガなら・・・と、それは僕にも少し可能性がありそうで刺激を受けた。

そのおかげで居眠りして椅子から転げ落ちることもなかった。

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2014年7月17日 (木)

もう停電は恐くない?

基本的にパソコンがないと仕事にならないので

台風時や大雨のときの突然の停電ほど恐いものはない。

ハードディスクが動いているときに突然電源が落ちれば

下手をするとこれまでのデータが一瞬で消えるかもしれない。

台風8号が接近中のときには、ちょうど締め切り間際の挿絵を描いていて

どうしてもやり通す必要があり、遠く響く雷鳴に心臓をバクバクさせながら仕事した。

結局2度停電したが、幸いパソコンもデータも無事だった。

でも、

さすがにこれはヤバイと自覚した。

すぐにオムロンの無停電電源装置を購入して取り付けた。

思ったよりもでかい図体のそれがとても頼もしくてときど撫でている。

停電来い!

強い助っ人が味方について急に威張りだすアノ手合いである。

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「きょらむん」から

以前ブログで紹介した大分市の居酒屋「きょらむん」から

7月12日の里アンナさんのライブが盛況のうちに無事終了したと連絡があった。

アンナさんは笠利町出身の歌手。

マスターから写真も届いた。

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どうやらお店の入り口にサインしてもらっているみたい。

で、マスターとふたりで記念写真。

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残念ながら歌っている場面の写真はなかった。

料理と酒つくりでそれどころじゃなかっただろうし。

マスターの言葉を借りると、

「皆さん鳥肌もの」だったそうで、お店にも入りきれなかったとか。

大分市に黒糖焼酎を広めたと自負しているマスターは、唄者は「奄美の宝!」だと言い、これからもライブの機会をつくりたいようだ。

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以前聞いた話では、歌手の樋口了一さんもたまに飲みに訪れるとか。

石川さゆりさんが歌っている「朝花」は、奄美の女性をイメージしてつくられたもので、樋口了一さんの作詞作曲だ。

2014年7月15日 (火)

「ホライゾン」39号

今回も情報誌ホライゾンに挿絵を描いたので、出来あがった冊子をいただいた。

奄美の歴史や風習・文化、自然を毎号様々な切り口で見せてくれる。

よくまあ題材が尽きぬものだ。

毎回、なんとなく知っているつもりで、実は何も分かっていなかったことを自覚しつつ読んでいる。

今度の特集記事は、「奄美の行事食」と「戦争遺跡は何を語るのか」だ。

今もなお奄美で行われている様々な行事の中での「食」を丹念に紹介している。

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そして、冊子後半では、地上戦が行われた沖縄に近い奄美群島の戦争遺跡についての特集が組まれている。

その冒頭には、奄美群島に多くの軍施設ができた故に、攻撃の標的となり、空襲や魚雷攻撃などで住民が戦争に巻き込まれたと書かれている。

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来年は終戦から70年の節目の年にあたる。

大勢の人が犠牲になった過去の「戦争」について見つめ直す時期かもしれない。

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ここか、バニラエア

ちょっと前のことだけど、

バニラエアが運航を開始した7月1日に空港へ行ったのに

そのことに思い至らず用事を済ませてさっさと帰ってしまった。

で、3日後の7月4日に再び空港へ。

いずれも空港売店へTシャツを卸しに行ったもの。

今度は新設したバニラエアのカウンターを覗いてきた。

すでに一日一往復の飛行機は飛び立った後のようで、カウンター周りには誰もいなかった。

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繁忙期にかかわらず、通常料金が8000円というのは魅力的だ。

移動費だけなら2万円ちょっとで東京へ行ける。

成田空港には行ったことがないのでそっちにも興味がある。

LCC航空は、たった一度スカイマークを利用したことがあるだけだ。

このバニラエアにもぜひ乗ってみたい。

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