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2013年10月の23件の記事

2013年10月28日 (月)

海散歩と謎のスイマーたち

昨日(日曜日)

海がすごく穏やかだったので

ピースの散歩の後、衝動的にシーカヤックを持ち出して沖に出た。

ピースも同伴。

トンキャンの方角に赤い旗を立てた船が数隻見えた。

測量か何かの工事船かな?と思ったが、

それにしては数が多い。

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船の一群が接近してきてどうやらスイマーの伴走をしているらしいことが分かった。

しかも一人に一隻ずつ。

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時間を決めて交代で泳いているようだ。

何事だろうと思いながら少し距離をとりながら見物した。

伴走する船から僕に手を振る人もいた。

手を振り返したが、実は目が良い方ではないので誰だかよく分からない・・・。(一人は分かった)

スイマーたちと船団は嘉鉄の方向へ進んで行った。

僕らは古仁屋の港近くまでのんびり舟を漕いで引き返した。

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満ち潮に押されて沖に逃げるようにしながらなんとか清水の浜辺に帰った。

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しばらくして落ち着いてからあのスイマーたちのことを調べようとネットを検索したが

観光関係とか町のイベントでは探せなかった。

雰囲気からして大島海峡の縦断とか、けっこう大掛かりだったんだけど、一体何だったんだろう? (そのうち新聞に載るのかな?)

 

 

2013年10月27日 (日)

ペン画「奄美の風景」展の準備

10月27日(月)~11月1日(金)まで古仁屋郵便局のふれあい広場にてペン画の展示会が催される。

作者は長年にわたり漫画家のアシスタントを務めてきた東京在住(瀬戸内町出身)の伊藤さん。

「子連れ狼」などの作品で知られるスタジオシップで緻密な背景画を描いてきた。

今回の展示では奄美の風景をペンとスクリーントーンを使って見事に表現している。

会場には原画も10点飾ってあるのでプロの技がどれほど凄いものかをぜひ見てほしい。

氏の作品を畳2枚分ほどに超拡大したものも3点展示されている。

主催者が夜遅くまで作業してこしらえたものだ。

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拡大してみると質感や陰影が的確に表現されていて無駄な線がまったくないことに気づく。

残念ながら僕にはこれだけのスキルと根気はない。

これを島の飲食店の壁紙とかに使えば良い雰囲気になるなぁ。

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昔の町や村の風景だけでなく、古仁屋高校を描いた作品も数点ある。

わずか1週間限りの展示なので機会があればぜひ立ち寄って見てほしい。

 

2013年10月26日 (土)

台風一過の海辺

台風接近で海が荒れた翌日に海辺を散歩したら

無数のサンゴ石が浜に打ち上げられていた。

大きさはだいたい野球ボールサイズからサッカーボールサイズまで。

たまに一抱えもある大きなものもあった。

何かに使えないかな・・・。

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中にはこんなものも

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「あまちゃん」を連想する。

いつかあのウニ丼を食べたいな。

2013年10月24日 (木)

停電の恐怖

午前中に新聞社へメールを書いて

さあ送ろうと思った矢先に停電でパソコンが切れた。(;一_一)

近づく台風の影響でどこかの送電線が切れたのかもしれない。

しばらく停電が続いたので今日の締め切りが気になりジリジリした。

午後に復旧したが、またすぐ切れるのでは?と思い、なかなかパソコンを立ち上げる勇気がない。

もしもハードディスクが動作しているときに突然停電したらデータがクラッシュする可能性があるからだ。

これまでろくにバックアップをとっていなかったことを悔やむ。

パソコンと停電についてはトラウマがある。

個人で使う小型のコンピューターが出始めてマイコンピューター(マイコン)と呼ばれた頃、まだまだエクセルやワードとかまともなソフトは世に出ておらず、使う人各々がMS-DOSやBASICを駆使してパソコンを動かさなければいけなかった。

そしてデータを保存する手段は、カセットテープからようやく8インチのフロッピーが普及した頃だった。(順番通りに読み書きするシーケンシャルから必要なものを自由にアクセスできるランダムファイルに変わる画期的なものだった)

しかし、読み書きが遅い。

今のように一瞬でHDやメモリに記録する状況からはとても想像できない。

ちょっとしたプログラムの記録もカチャカチャカチャ・・・とのどかな音を聞きながら気長に待たなければいけなかった。

なので、今のように気軽に記録することができず、たとえば昼休みまでとか、外出するまでとか、ぎりぎりまで作業を続けてからやっと保存するような状態だった。

しかし、その頃はよく停電していた。

何の前触れもなく突然プツンと電気が切れる。

フローチャートに沿って一生懸命考え考えプログラミングしていたものが一瞬で消えてしまう。

ディスプレイと同じくに目の前も暗くなる・・・(゜o゜)

コンピュータの怖さはここにある。

それまで積み上げたデータが実にあっけなく一瞬で消えるのだ。

だからバックアップは大事! (と、頭ではわかっている・・・。)

停電で困ることが他にもある。

うちの1階のトイレの洗浄は電動なので停電のときは水が流せずに使えない。

そんなときは、コックをひねって水を流す2階のトイレがありがたく感じられる。

紙にペンで描いたものは古いものが残っているけれど、パソコンで描いたCGはいつか何かの拍子に消えてしまうかもしれない・・・。

アナログの方が逞しいような気がする。

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2013年10月23日 (水)

風刺マンガ(69)

南海日日新聞 10月7日掲載

<もしかして「アベコベノミクス」に?>

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国会の答弁で、安倍総理が自らのアベノミクスの手法について、ゴルフで言えば「デフレ」はバンカーに入ったようなもの。民主党はグリーンの向こうにあるリスクを怖れてパターでボールを出そうとした。バンカーから出すためにはパターでは何回叩いても無駄。自民党はきちんとサンドウエッジ(三本の矢のことか?)を使い、その結果ボールはまさにグリーンに乗ろうとしている。と、表現した。

実際のところはどうか?は別にして、うまい事言うなぁと感心した。

その(思い切った手法の)アベノミクスで政府の思惑通りに日本の景気を上向かせることができるのかな?

消費税増税がグリーンに乗りかけたボールをはじいて後戻りさせる小石にならなければいいけど・・・。

 

 

2013年10月22日 (火)

ニュース番組から

NHKの「ニュースウォッチ9」で、ある興味深い現象が紹介された。

去年全国の火災でローソクによるものが500件もあるといい、そして、そうしたローソク火災について新たな事実が発見されたとのこと。

ある条件下ではローソクの火が飛ぶという。

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蜀台の底に水分があると火が燃え尽きる前に膜がはじけて火が飛んで周辺の燃えやすいものに引火するというのだ。

蜀台を洗って水けを切らずにおいたりすると危険なのだ。

これまでローソク火災というのは、炎が風で煽られたりローソクが倒れたりしたせいだと思っていたが、そういう(火が飛ぶ)可能性もあったわけだ。

用心深い人がローソクの火を確実に消すために水滴を垂らしておくとかやってそう・・・。

それともう一つ、阪急阪神ホテルの食材偽装が報道された。

焼肉店の偽装とか乳製品の偽装とか割とよくあるニュースだけど

謝罪会見の男性の顔が印象的だった・・・。

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(席順的には)向かって左側の男性が偉い人(社長?)なんだろうけど、隣の、記者に向かって説明をしているこの男性にばかり目が行った。

記憶で描いたけどなんとなく似ている、と思う。

それにしても不祥事を起こした会社の責任者ってそろって「把握してませんでした、初めて知りました」みたいなことを言うんだね。

最初から罪を認めるよりは成り行きで(知っていたことがばれたら)陳謝すればいいか・・・みたいな感じかな?

2013年10月20日 (日)

風刺マンガ(68)

南海日日新聞 9月30日掲載

<十五夜豊年祭ならびに敬老会

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島の人口はどんどん減っていくのに高齢者の割合はどんどん増えていく・・・。

毎年各集落で祭りが開催されるが、自前で奉納相撲の力士を揃えられるところは少なくなってきた。

外から応援を呼んだり、少ない人数で何度も相撲をとったりと、けっこう苦労しているようだ。

極端に過疎化が進んだ集落では、相撲など最初から諦めて集落民や出身者が集って飲食を共にするだけということもある。

若い人はともかく、60過ぎの(一応年配者といえる)人までがマワシをつけて土俵に上がっていたりするとどきどきする。

いつの日かあの敬老席に座らせてもらえるまでは油断できないな・・・と。(笑)

 

2013年10月19日 (土)

風刺マンガ(67)

南海日日新聞 9月23日掲載

<「ボランティア」という仕事>

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徳洲会の選挙への入れ込みようは地元ではつとに有名。

今回、公職選挙法で禁じられている運動員(このケースでは病院職員)に報酬が支払われたということで東京地検特捜部の捜査が進められている。

報酬の支払いが表面化しないように巧妙に仕組まれているということから組織ぐるみの違反が疑われ大掛かりな捜査になっているようだ。

「読後破棄」と書かれた組織的な違反を裏付ける内部文書もマスコミによって公開されている。(ということは誰かが読後破棄しなかったということか・・・)

報道によると特捜部にはグループの巨額な金の流れをつきとめたいという狙いもあるみたい。

捜査の手が伸びるのを怯えている国会議員とかいるのかも。

国会議員といえば、もう一方の当事者の徳田毅議員は臨時国会の本会議にも姿を現さずずっと沈黙を続けている。

徳洲会病院の院長らからも説明責任を果たすべきと突き上げられているようだ。

2月に女性問題で突然復興政務官を辞任するという混乱があったばかり、今年2度目の騒動に石破幹事長の心中はいかばかりか?

ニュースの中で事件について街の声を拾う場面が放映されたが、全員首から下しか映さない画面に「選挙の怖さ」が染みついた島の人の悲哀を感じた。

共通していた意見としては、「医療で島に貢献していることは確か」ということ。

裏を返せば、医療以外は ゴニョゴニョ・・・ということなのだろう。

”生命だけは平等”という、素晴らしい理念を掲げている医療グループとしての本来の姿に立ち帰ってほしいと願うのは無理なのだろうか?

 

2013年10月17日 (木)

海辺でアート?

8月の初旬に作った?作品。

その頃ずっと雨が降らず、頭の中で「日照り」とか「渇水」とかのキーワードが浮かんでいたように思う。

浜辺に落ちているサンゴの死骸が骨に見えて思いついた。

意外によく出来たので写真に収めておいた。

タイトルをつけるとすれば「枯渇」かな・・・ちょっと気味悪いけど。

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どーか僕の浅い井戸が枯れませんように・・・(;一_一)

2013年10月16日 (水)

風刺マンガ(66)

南海日日新聞 9月16日掲載

<監視の窓>

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オリンピック最終プレゼンから決定まで夜更かしして見ていた。

安倍総理が福島原発について「完全なコントロール下にある」と言い切り、その後の質問でも安全の根拠について詳細に述べた。

日本の総理が委員たちの前で明快に「安全」を保証したことにより、もはや東京に投票しない理由がなくなった。

実際はどうか・・・決して「完全にコントロールされている」といった状況ではなさそうだ。

日本国民と近隣国、そしてIOCが心底胸をなでおろすのはいつの日か?