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2016年1月15日 (金)

まだしばらくはWindowsで

ずっと昔Macを使っていたが、職場ではWindowだったので、いつの間にか家でもWindowsにシフトしていった。

最後に買ったMacは、僕としては最悪デザインだと思っているLCシリーズだった。

去年、またMacに戻ろうと思ってMac miniを買ったが、なかなか移行できずにそのままになっていた。

今年に入ってついに意を決して強制的にMacに切り替えるようにしてみたが、Windows時代が長かったので操作で戸惑うことばかり。

当然ながらOSが違うのでいつものソフトが使えない。

それでも必死に食らいついていくつもりだったが・・・HPが更新できないこと、EXCELの関数が機能しない(Mac版のOFFICEを持っていないので・・・)でついに根を上げてしまった。

またパソコンを入れ替えてWindowsに戻った。

Macでホームページを作り直すこと、必要なソフトをそろえること、データをすべて外付けHDに移しておくことをクリアできたら今度こそMacに変えようと思っている。

それまでMacは食台でテレビときどきパソコン状態。

環境を変えるのは億劫だ。

不便でもそのまま我慢して使い続けたほうが楽だと感じるのは怠けグセか歳のせいか?

Mac

2016年1月 7日 (木)

あ、ダメかな・・・と

夕方買物をすませて帰ってきたら急に気分が悪くなってふらついた。

それまで普通にしていて突然のことだった。

「あれ? 足がふわふわして頼りない・・・気分が悪い・・・」

たまらずカーペットの上にそのまま横になると、女房はびっくりして救急車を呼ぼうとしていた。

でも、これは初めてじゃなかった。

まだ会社勤めをしているときに朝起きたらものすごい眩暈に襲われて首も動かせないときがあった。

病院で詳しく検査してもらったが原因が特定できずに「たぶん過労でしょう?」ということで決着した。

そのときにストレートネックであることを発見した。

眩暈はその後にももう1回あった。

その後数年して他の病院でMRI検査をしたときに、医師から「脳に小さな出血の跡が2か所ほど見られる」と告げられ驚いた。

高血圧の家系であり、祖父は脳梗塞で倒れているから僕もそうなる可能性は高い。

降圧剤を服用してはいるが・・・。

で、今回の突然のふらつきである。

そのとき何を思ったかというと、脳梗塞を発症したときの特徴と言われる、左右の手が水平に挙げられないとか、呂律が回らないとか、笑顔がつくれないとか・・・そんなことだった。

それで両手両足がちゃんと動くかどうか言葉がしゃべれるかどうか試し続けていた。

最悪動かなくなるとしたらペンを持つ右手は勘弁と馬鹿な心配もした。

おかしい兆候が見られたらすぐに病院に行こうと思って様子を見ていたが・・・

どうやら大丈夫だった。

翌日には車を運転して名瀬にも行ってきた。

「健康が一番」ってよく聞くフレーズだけど、危うくなって改めて肝に銘じる。

食事、睡眠、運動、当たり前のことを当たり前に実行し、なるべく健康でいよう。

それにしても、平均寿命まで無事でいるというのは簡単じゃないんだな。

そこそこに生きぬいてイラストとかマンガとか描き散らして死にたいと思っているのに。

Photo

2016年1月 1日 (金)

初日の出

7時ちょうどに家を出て伊須回りで阿木名へ車を走らせ

初日の出を拝んできた。

今年が最良の年でありますように!

どーか どーか

2016


2015年10月23日 (金)

諸鈍シバヤ2015

10月21日(旧暦9月9日) 加計呂麻島の諸鈍集落で国指定重要無形民俗文化財「諸鈍シバヤ」が公開された。

平日だからそんなに大勢の人は行かないだろうとタカをくくっていたが、早めに買っておこうと出かけたチケット売り場ではもう長い行列ができていてスタッフが「残りあと30数名」みたいなことを言っている。

団体のツアー客もいる。すごい人気ぶりだ。

通常はフェリーに乗り込んだ後で船員がチケットを回収するが、今回は人が多いので乗船前に2列に並ばされて船員のもぎりで乗船した。

船内は初めて瀬戸内町に訪れたであろう人々のはしゃぐ声でにぎわった。

生間港に到着。

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かけろまバスの座席は年配者に譲ることにして峠越えの道を歩く。

道沿いの桜並木に1本だけちょこんと花をつけた木があった。

急に寒くなった後にまた暖かい気候に戻ったので春がきたと勘違いしたのだろう。

おっちょこちょいなやつだ。ひっこみがつかなくてバツの悪い思いをしているに違いない。

15分ほど歩いて諸鈍集落に到着。

大屯(オオチョン)神社の狭い境内は見物客であふれていた。

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まだ開演前なので、ひとまず体験交流館に行くことにした。

今日の日に間に合わせようと苦心した「作品」が設置されているはず。

階段の先にちらりと見える・・・

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顔出しパネル!

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このデザインを担当した。

これに取り外し可能な紙面もつく予定だ。

さっそく相応しいと思うところに入ってみた。

(写真を撮ってくれたのはペン画の伊藤さん)

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もし女房が一緒に来ていたらシシにまたがっている武士に顔を出すかも・・・

何組かの親子連れが面白がって写真を撮っていた。

実際に使われるものと同じ紙面が付くようになればもっと楽しんでもらえるかも。

そろそろシバヤが始まる頃、神社へ引き返した。

(つづく)

2015年9月16日 (水)

島の映画館2

ブックス十番館2階のシネマパニックで、「ターミネーター 新起動/ジェニシス」を観た。

シネパニが移転した後に映画を観るのはこれで3回目だ。

19時10分の上映時間までまだ余裕があったので本を立ち読みしながら時間を過ごした。

1階の書店で本を買うとそのレシートが割引券になる。

きれいな風景の写真集があったので購入した。

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税込1512円。

このレシートで映画がひとり500円の割引になる。(税込で実質400円割引)

壁には「ミニオンズ」 「ミッションインポッシブル」のポスターがかかっている。

島でも封切られたばかりの新しい映画を観ることができる。

ときめきながら扉の向こうへ・・・。

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シュワちゃんが見事に復活していた。

”古いがポンコツではない” タフな老兵として。

ただ、タイムパラドックスの概念など木端微塵にされるので、

古いSFファンはついていけないかもしれない。

僕も何度か「・・・・・・」となった。

ちなみにこの夜の観客はたった3人だった。

2015年8月27日 (木)

島の映画館

ちょっと前の話になるが、久しぶりに島の映画館「シネマパニック」で映画を観た。

アーケード街にあった頃は、たびたび通っていたが、書店「ブックス十番館プラス」の2階に移ってからは初めてだった。

一度、「アナと雪の女王」のときに出かけてみたが、女性と子どもばかりの行列にいたたまれなくなって観るのをあきらめた経緯がある。

いよいよ映画が見られる。

島で唯一の小さな映画館だが、ロビーの椅子も壁にかかるポスターも僕にはテーマパークのようで楽しい。

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書店の上の映画館で初めて観たのは、「インサイドヘッド」だった。

人間の感情をキャラクター化した視点と表現はさすがピクサー。

「カナシミ」の存在の意味に泣きそうになった。

それにしても、コーラとポップコーンと大きなスクリーンと・・・

「ヨロコビ」に満ちた幸せな時間だった。

そして

数日後に再び映画館へ出かけた。

次に観たのは「ジュラシック・ワールド」だ。

息もつかせぬ展開と恐竜のリアルな迫力に圧倒される。

この映画は今世界中で大ヒットしているようだ。

離島の小さな映画館でも都会と同じ『ロードショー』を観ることができる。

なんという幸せ。

それにはデジタル上映の設備投資も行っているのだろう。

都会でさえも映画館が閉鎖してしまう昨今、離島の映画館を維持していく努力は並大抵ではないはず。

でも、でも、がんばってほしい。

島から映画の灯が消えないでいてほしい。

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ブックス十番館で本を買うとそのレシートで映画のチケットが割引されるのでお得。

上映作品は、子どもも楽しめるように吹き替え版になっている。

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次は、「ターミネーター」だ。

2015年8月20日 (木)

どうにか七夕

去年は笹を入手できず七夕飾りをやらなかった。

今年は、と思い4日前に古仁屋の店先に出ていた笹を買った。

「好きなものを選んで持って行って」と言われたが、どれもみな細くて頼りない感じだった。

一番太いところでも僕の親指より細い。

その日の午前中に別の店で買った筍と並べてみた。

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上が筍、下が七夕用の笹。

偶然どちらも450円だったのが面白い。

七夕の飾りは、Tシャツを入れる袋に付いている銀色のテープで作った。

昨夜DVDを見ながらちまちまとリングをつないで20本ほどこさえた。

そして、今朝

寝不足でふらふらしながら昨夜作ったテープを笹にくくりつけた。

青い紙テープも少し加えた。

短冊は織姫と彦星の名を書いて2枚一緒に下げた。

逢瀬の願いが成就する日だから。

だけどこちらの願いは書かずにおこう。

雨に落ちて地べたに貼りついたそれを見るのは淋しい気がする。

第一重すぎて細い笹が支えきれまい。

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そういえばまだ雨が降らないな・・・少しは期待しても良かったのかな?

2015年8月19日 (水)

やっぱり花火を見る

夜空を鮮やかに染める花火

からだに響く炸裂の音

直近で首が痛くなるほど空を見上げて

忘我のひととき

そう願いながらまた花火を見に行く

8月2日は宇検村のやけうちどんと祭り

水中花火は火の粉がここまで届きそうな迫力 胸がすく思い

死んだ魚のこともちらと考えるけど

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8月16日は瀬戸内町のみなと祭り

82歳のおばさんと仲良く椅子を並べて見た

ナントカ孝行しているような気がして少し気分がいい

小さな花火ばかりだったけど最後は良かった

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今度の日曜日は住用の三太郎祭りがあるけどどうしようかな?

2015年7月25日 (土)

行きはよいよい帰りは怖い

千葉に住んでいる友人Hくんが昨日帰省した。

といっても実家に誰かいるわけではないので帰郷というべきか。

なにしろ久しぶりに島に帰ってきた。

早速同窓数名で一緒に飲んだ。

いろいろ話がはずみ楽しい時間を過ごすことができた。

いっぱい飲んで食べてまた飲んで

赤ら顔から青白い顔へ・・・僕はどうやら飲み過ぎてしまった。

最初の店(神鷹)で限界を感じていたが、がんばって二次会についていった。

もう少し皆と一緒にいたいと思った。

古仁屋で飲むのも同窓と過ごすのも久しぶりだった。

二次会は「ビートル」に行った。

お店は満席で僕らはカウンターにずらり並んで腰かけた。

もう限界と思っていたのだが、焼酎の水割りを出されて

なんとなく口をつけているうちに不思議に回復していった。

酔いがまわった同窓たちのテンポの外れたカラオケとアクセントのあやしいトークが妙に居心地が良かった。

たぶん僕もだいぶ酔っていたのだろう。

懐メロ的なメドレー曲にのせられ少しカラオケを歌った。

これも久しぶり。

カウンターの並びに座った若い女性の歌がめちゃめちゃ上手かった。

郷土出身の有名歌手のお姉さんで、顔も声質もよく似ていると思った。

そして実にひょうきんなでサービス精神の旺盛な人だった。

みなは知っている様だったが僕は初めて彼女のパフォーマンスを見た。

すごく楽しくて得した気分になった。

「校長しぇんしぇい」と呼ばれたHくんも一緒に歌ったりとずいぶん楽しそうにしていた。

こんな調子でずっと続きそうな気配さえしていたが

夜中1時半くらいの時間でさすがにお開きとなった。

Hくんをホテルまで送ってから

僕はタクシーで帰るつもりでいたが車がどこにも見当たらなかった。

営業所まで行ってみたが明かりがなく周辺に車もなかった。

家まで歩くしかないのか・・・と覚悟を決めて

袈裟がけのカバンをぐっと引き寄せて歩き出した。

町はずれの芦瀬までは同じ方角のKくんと一緒だった。

酔っているわりにはしっかりとした足取りで歩けた、と思う。

町の中はまだ明るいのだが、山道は極端に暗い。

しかも何度もハブが出てるところだし。

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足元に神経を集中していたらだんだん酔いもさめてきた。

集落入り口の三叉路を下るところは、これまたハブの通り道。

君子危うきを避けて遠回りすることにした。

ようやく家にたどり着いたときは2時を回っていた。

ハブを心配してくれたKくんに生きたまま帰りついたことを知らせようと思ったがやめた。

もう眠っているはずだ。

恐怖を感じながら夜道を歩いたせいか少し興奮している。

明日は台風か・・・などと思いながら本など読んでぐずぐず過ごした。

あ、風刺マンガを描くのを忘れていた!と気づいたころにようやく眠くなった。

2015年7月18日 (土)

もしかしてシンクロニシティ?

図書館で借りる本を物色しているときにあるタイトルに目が止まった。

「カキフライが無いなら来なかった」

面白いタイトルだなぁと思い手にとったが特に中身も見ずに書棚に戻した。

一度に5冊まで借りることができるが、4冊めでもういいか、という気持ちになり手続きを済ませて図書館から離れた。

しばらく車で走った後、図書館にいる間ケータイを車に置いていたので誰かから電話がかかってきたかもしれないと思って確かめてみた。

僕が図書館に行くことを知っていた娘からラインにメッセージが届いていた。

「図書館で「カキフライが無いなら来なかった」という本を借りてほしい」

7月16日 11時48分

ぼくがちょうどその本を見つけたあたりの時間である。

「すごいな・・・」

あまりの偶然に驚いた。

それにしてもなぜ図書館を出る前にケータイを確認しなかったかと悔やまれる。

一通り用事を済ませてから図書館へ戻りその本を借りることにした。

だが、いくら探しても見つからない。

あれだけさっと目をひいたのだからすぐに見つかるだろうとたかをくくっていたのだがさっぱり見つけられい。

パソコンで検索しても分類番号では探せなかった。

本がどうやら短歌や俳句のコーナーに分類されていることを手掛かりに端からなめるようにして確かめてようやく見つけることができた。

残り1冊の枠で追加で借りた。

借りてから初めて気付いたがそれはお笑い芸人の又吉直樹がせきしろという人と共同で出した自由詩の本だった。

そしてもうひとつ

翌17日の夜ケータイが鳴ってそれは見知らぬ番号だった。

こんな遅くに何だろうと思ってとると、呼びかけても返事がない。

ザブン、ザブンと小舟の上で揺られているような波音(水音)がする。

他には何の音も聞こえないので子どもがイタズラしてかけたものでもなさそうだ。

いったん切ったあと、もしかしたら誰かが海で困ったことになっているのでは?と思い

こちらからリダイヤルしてみた。

しばらく呼出し音が続いた後に男性の声で返事があった。

そちらから電話があったので掛け直したと告げると「知らない、今仕事中だから」と切られた。

不審電話の扱いだが、まだいいほうである。

以前ケータイの履歴にかけ直して用件を尋ねると、電話に出た女性から「私は電話なんかかけていません」ときっぱり。じゃあ、間違いだったのですねと問い直すと、「はぁ~!あなた誰ですか? いいかげんにしないと(警察に?)通報しますよ」とすごい剣幕で切られた。

なので、見知らぬ番号へのリダイヤルはちょっと抵抗がある。

しばらくして先ほどの番号から再び電話がかかってきた。

今度の男性の声は快活でどうやら間違えて電話をかけてしまったことを履歴から気づいたようである。

そして相手は僕のことも知っていた。

僕も声を聞いて相手を思いだした。番号を登録するのを忘れていたようだ。

たまにこうやって勝手に?電話をかけてしまうのでスマホはこわい。

ところで、さっきは電話からずっと波の音がしていたので、海に居るのですか?と尋ねると

「海? いや・・・あっ・・・ほぉー!」何やら驚いた様子。

本当に波の音だったか?と聞くので、ずっとその音がしていたと告げると

「それは僕にとって良い知らせだな・・・」と意味ありげ。

実は、彼は油絵を描いていて没頭していたので間違えて電話をかけたことも気づかなかったようだ。

掛け直した僕の電話で作業を中断されてムッとしくだんの返事になったのだろう。

そんなに夢中になって何を描いていたかというと「海」だったのである。

「海の上に・・・」と少々詳しい説明をしてもらったが、いずれ発表する予定だと言うので詳細は明かさないことにする。

どういう状況で電話から波の音が聞こえていたのか分からないが、彼が気を良くしたことは確かである。

いずれまた会いましょうと上機嫌で電話を切った。

と、これが最近の「偶然」の話。

これに似たことは過去にもいっぱいある。

重い病気とか亡くなったとか噂されていた人のことを突然ふと思い出して、そういえばどうしているのだろう?と考えたとたん

その本人から声をかけられて飛び上がるほど驚いたことがある。

就職先で迷っているときに、数年ぶりに帰省していて町で会った友人が偶然その会社の本社がある都市に住んでいて「絶対こっちが良い」と勧めてくれたこと。

それまで僕はもう一つの方に気持ちが傾きつつあったが、その会社は数年後に倒産した。

彼のアドバイスのおかげで働きがいのある職場で永く勤めることができたのだ。

その職場でもたくさんの「偶然」に助けられた。

これらがいわゆる「シンクロニシティ(共時性)」というものなのだろうか?

できれば「ラッキーな偶然」にどんどん出会いたいものだ。