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2013年4月 4日 (木)

「源五郎光」の世界

4月2日

名瀬の「サンドイッチ・カフェ」に展示しているイラストを見に行った。

途中アーケード街を通ると「生活彩館」とかあった一角が取り壊されて更地になっていた。

隣りの寿屋のビルが建っていた場所には、また新しく何か建設中だった。

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「サンドイッチ・カフェ」のテーブル席の正面に「源五郎光の世界」の貼紙があって、壁一面ぐるりと絵が飾られている。

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細いペンと水彩で描かれた絵本のような楽しい雰囲気のイラストだ。

こんな絵を部屋に飾ったらいいだろうな。

去年の夏「ケンムンふぇすた」で源五郎さんは、大賞に選ばれた。

授賞式のときに席が隣同士だったので、少し話をしたことがある。

源五郎さんの正体は、実は・・・。

「ケンムン」

・・・じゃないけど、意外な人。

絵を見て、改めて一度じっくりとお話したいと思った。

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展示は今月いっぱいまで。

2013年3月31日 (日)

展示会のかたづけ

図書館の1階と2階で開催していた2つの展示会が終了した。

午後3時から蘇祢さんと一緒に片付けをはじめた。

しばらくして平面木彫りの制作者、福田さんがご夫婦で来られた。

大量の展示パネルを返却するために蘇祢さんが軽トラックを借りていたが、4時までには車を返さないといけないとのことで大慌てだった。

作品を仕舞いこんでいる福田さんたちを残して、僕と蘇祢さんは体育館へ向かった。

現場に到着すると出入口にチェーンが張られていた。

カギはかかっていないはずと事務員が言うので、なんとかチェーンを外そうとするがやはりカギがかかっていてチェーンを外せなかった。

けっきょく事務員から予備のカギを借りて解錠した。

「時間がない!」 蘇祢さんは焦っている。

すると今度は体育館の倉庫のカギがない。

スペアキーを探して色々試してみるが合うものがない。

すったもんだでどうにか開けることができたが、もう約束の時間は過ぎていた。

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急いでパネルと脚を降ろし、図書館へ戻ったときには30分以上オーバーしていた。

蘇祢さんは軽トラックの持ち主に平謝り。

福田さんも作品の収納を終えていた。

ジョイフルに行ってスイーツとコーヒーで展示会の無事終了を祝った。

福田さんは、「(展示会の)おかげで古仁屋が近くなった」と、また、たくさんの方が来場し記帳してくださったのをとても喜んでいた。

そして、福田さんからプレゼントをいただいた。

展示会の準備のときに「これかわいいですね」と僕が言ったのを奥さんが覚えていてくれたようだ。

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「あの日にカエル」って勝手にタイトルをつけた。

2013年3月29日 (金)

マンガ展まもなく終了!

図書館の玄関ホールで「こどもマンガ講座受講生」の作品が展示されている。

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あと2日だけ、今月いっぱいで展示終了となる。

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小学6年生がストーリーマンガを描いたものもあった。

将来がとても楽しみだ。

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延々と続くバトルものも。

マンガを描くのが楽しくてたまらないという気持ちが伝わってくる。

知るは好むに如かず、好むは楽しむに如かず・・・。

いつか大化けするかもしれない。

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2階では、平面木彫りの作品が展示中だ。

そのクオリティの高さに感動して多くの人が記帳しているようだ。

こちらも同じく31日の15時まで。

お見逃しなく。

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2013年3月15日 (金)

触って観るアート展

9日から瀬戸内町の図書館で「福田信廣展」が開催中だ。

薄い板にレリーフで人物や動植物を彫刻した作品がたくさん展示されている。

今月いっぱいまで展示されているのでぜひ足を運んでほしい。

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声をかけた感触から、まだ知らない人が多いようなので改めて・・・。

2013年3月 9日 (土)

「孤高の人」

名瀬で仕事の打ち合わせをした後、福田さん宅に寄った。

知らないうちにマナーモードになっていて、福田さんから何度も電話があったことに気がつかなかった。

本当に作品を受取りに来るのか心配だったのだろう。気を揉ませてしまった。

僕の小さな車では横にしたまま座席に積めなくて、床にクッションをして縦にして運んだ。

古仁屋に着いてまっすぐ図書館に寄って作品を展示してもらった。

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真ん中の空間が2点の大きな作品で埋まった。

市美展で受賞した「ほぅらしゃ」と

福田さんが大好きな俳優、高倉健をイメージして、夕日に染まる大浜の海岸にたたずむ男を描いた大作「孤高の人」。

あまりにも(高倉健)本人に似すぎたために今年の市美展では「選外」となった?いわくつきの作品らしい。

奄美の海岸に立つ「健さん」?に会いに来ませんか?

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「平面彫り」の展示始まる

瀬戸内町図書館のイベント「ミニミニアートギャラリー」の第3弾として、名瀬市在住の福田さんの彫刻作品が展示されることとなった。

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午後1時から蘇祢さんと二人で展示パネルを設置して福田さんの到着を待った。

午後2時福田さん一行3人が到着。作品を2階フロアーに搬入。

先ずはパネルに黒の下地を貼っていく作業から。

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その後少しずつ作品を展示していった。

福田さんと奥さんとは何度かお会いしていたが、今回初めて恵原さんにお会いした。

僕の妖怪イラストの原典となった「奄美のケンモン」の著者、恵原義盛さんのご長男だとか。

どこか自由な空気を纏った印象の楽しい方だった。

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作品は全部で何点だろう・・・13枚のパネルをぐるりと覆う、かなりの数量だ。

一応作品展のテーマは「顔」となっているが、それ以外にも様々な作品が並べられた。

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ひとつひとつの作品を固定するのに苦労した。

全部の作品を貼り終えたときは午後7時を回っていた。

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真ん中が空いているのは、一番肝心の作品「孤高」と「ほーらしゃ」を家に忘れてきたため。

明日僕が受取りに行く予定だ。

設営がすべて終了した後、皆で記念撮影をした。

福田さんの奥さんが写してくれた。

見事なピンボケ・・・あるいは4人とも疲れてて崩れ落ちる瞬間だったかも(笑)

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福田さん夫婦の写真も撮った。

お二人は今日が結婚記念日とのこと。

綾小路きみまろのネタに「あれから40年!」というのがあるが、お二人は今でも仲睦まじく幸せそうだった。

展示会は明日9日から31日まで。

絵画と違い、普段あまり目にすることのない作品群なので、この機会にぜひ会場(図書館2階)に足を運んでほしい。

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2013年3月 5日 (火)

妖怪たちの引き揚げ

昨日の夜

サンドイッチ・カフェの妖怪イラストを撤収するために名瀬へ行った。

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7時過ぎにお店に行くと昼間に仕事で会ったTさんが見に来られていた。

最後の展示ということでわざわざ足を運んでくれたようだ。

「見たいんだけどなかなか行く機会がなくて」という昼間のTさんの言葉を単なる社交辞令だと受け止めていた。

ホントに来てくれたとは・・・ありがとうございます。

蘇祢さんはすでに到着しており、コーヒーを飲みながら待機していた。

7時半に福田さんがやってきて、先ずは次回のミニミニギャラリー展の打ち合わせをした。

9日から瀬戸内町の図書館2階で福田さんの平面彫りの作品を展示する予定だ。

薄い板に立体的に絵を彫り込んだ3Dの絵画のような作品だ。

サンドイッチ・カフェでの定例展示の後、「住用の園」でも展示していた。

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その不思議な立体感に思わず触れてみたくなるが・・・

実は、福田さんの平面彫りは触れてOKの作品なのだ。

普通の展示品ではありえない。

瀬戸内町の人はほとんどの人が見たことがないと思う。

この機会にぜひ見て、触れてほしい。

コーヒーを飲んだ後、展示していたイラストを一気に片付けた。

奄美の妖怪たちで賑やか?だった壁は急に静かになった。

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次にこの店の壁を埋めるのはどんな作品なんだろう?

「あ」~「ん」の妖怪かるたを入れ替えるため何度も通っているうちに、僕はすっかりこの店が気に入ってしまった。

一杯170円のコーヒーと軽食からデザートまで種類が豊富なサンドイッチが魅力で、男女を問わず幅広い年齢層に支持されているようだ。

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帰り際にオーナーからお土産にと紙袋を渡された。

古仁屋への帰り道に車の中にコーヒーの良い匂いが漂って、その袋の中身が挽きたてのコーヒーだと分かった。サンドイッチもいくつか入っていた。

遊びのような僕のイラストを1か月近くも店に展示してくれたのだからお礼をしなければならないのは僕の方だ。あべこべである。

ほんとに、幾つになっても「借り」ばかりできていく。

2013年3月 3日 (日)

一夜かざりの妖怪イラスト

今日はひな祭り。

あちこちでお雛様が飾られている。

そうした雛壇を見るたびに、娘にしてあげられなかったというほろ苦い思いがこみ上げてくる。

奄美空港で、

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「住用の園」で、(逆光だった・・・)

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僕は、「サンドイッチ・カフェ」に行き、妖怪かるたの最後「ら}~「ん」を飾ってきた。

昨夜ぎりぎりで描き上げたのでちょっと雑だけど。

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明日(4日)の夜にはすべて撤収する。

かるたの「ら」~「ん」は、一夜飾りのイラストになってしまった。

2013年2月 9日 (土)

「妖怪かるた」を追加

昨日奄美市名瀬の「サンドイッチ・カフェ」に行って、「妖怪かるた」を追加展示した。

「あ」~「ん」の全部を一度には展示できないので、先ず「あ」行と「か」行の10枚をイラストの間に挟み込むようにして展示した。

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3月3日までの展示期間中に何度か入れ替えることになる。

きっと初めて聞く名前の妖怪もいると思うので、興味のある方はぜひのぞいてみてください。

名瀬支庁通り、中央郵便局近くの「サンドイッチ・カフェ」です。

2013年2月 5日 (火)

妖怪イラストを展示しました

昨夜「サンドイッチ・カフェ」が閉店した後、「平面彫り」の福田さんと「奄美妖怪考」の蘇祢さんと僕の3人でお店の中に妖怪のイラストを飾った。

「サンドイッチ・カフェ」は、名瀬の支庁通り、教会と郵便局の間にある喫茶店だ。店の名が示す通りサンドイッチの種類が豊富で店内で食べることはもちろん、テイクアウトもできる。

この日は、店主がコーヒーとサンドイッチをおごってくれた。

お店をギャラリーとして借りた上に色々親切にしてもらって恐縮である。

お店のギャラリーを担当?している福田さんによると、店内の壁は「交流の壁」との位置づけで、市井のアーティストとお店のお客さんと(作品を通じて)コミュニケーションをはかる場になっているとのことである。

明日からは、蘇祢(そね)さんと僕の妖怪イラストが店内の壁を埋めることになる。

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それまでは、市美展などで何度も入賞をはたしている福田さんのやや重厚な作品が飾られていたので、ガラッと印象が変わるというか、ギャップがすごいというか・・・お客さんの反応が怖い気がする。

壁の一部がコンクリートでピンが刺さらなので、福田さんが機転を利かせて桟木を取り付けてそこに手作りの額縁を提げた。

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この「額縁」、実は前日に急きょ作ったインスタント額縁なのである。

ちょっとでも雰囲気を良くしようと思い立ち、材料を集めて朝までかかって作り上げたものだ。

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作っているときはそれなりの大きさを感じたが、いざ飾ってみると小さいなと思った。

夜10時前にぜんぶの飾りつけが終了した。

飾る位置や取り付け方法など色々と助言や手助けをしてれた福田さんもやっと一息といった感じで夕食?のサンドイッチにかぶりついた。

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福田さんが自宅へ招いてくれたが、だいぶ遅くなったのでまた今度ということでそのまま解散となった。

僕はにわか額縁作りで3時間しか眠っていなかったので、家に帰ったらバタンキューで爆睡。

今朝はすっきりと目覚め、さっそく次の作品づくりにかかることにした。

妖怪イラストにはまだ続きがあるのだ。