カテゴリ「展示」の記事 Feed

2012年12月26日 (水)

二人展最終日

12月8日から始まった「奄美の妖怪たち 二人展」も今日で最終日となった。

『エフエムせとうち』が毎日ラジオで展示会の案内をしてくれたおかげで、たくさんの地元の人に見てもらうことができた。

「今まで図書館に来たことがない人たちがやって来た」と図書館のスタッフが教えてくれた。

中には絵だけ見て帰る人もいたとか。

新聞やブログでも紹介してもらい、色んな人たちから「見たよ」と声をかけてもらった。

ありがとうございます。

最終日の今日は、女房の友人たちが二人展を見るためにわざわざ名瀬からやって来た。

南海日日新聞に風刺マンガを描いている「あいきじゅん」が、どんなイラストを描くのか見てみたかったとか。

マンガをいつも楽しみにしていますと言ってくれた。

Dsc_0145

30分ほど絵を見た後、ジョイフルでお茶を飲んで、彼女らはそのまま名瀬に戻った。

本当にイラスト展を見るためだけに来てくれたのだ。

遠いところありがとうございます。

来年2月の名瀬の『サンドイッチカフェ』での展示も見に行くとのこと。

同じ作品ばかりではつまらないので、今度は趣向を変えてもっと楽しんでもらえるようにしよう。

なんか良い意味で欲が出てきた。

Photo

2012年12月18日 (火)

サンドイッチ・カフェにて

名瀬の「サンドイッチ・カフェ」での展示が始まった福田さんの「平面彫り」を見てきた。

毎年暮れから年明けにかけて展示しているとのことで、今年のテーマは「顔」。

市美展で賞をとった「とうとがなし」や「ほうらしゃ」の人生が深く刻まれたお年寄りの顔もあれば、若きエリザベステーラーの端正な顔など様々な木彫りの顔が並んでいる。

メインの作品は、福田さんが大好きだと言う俳優、高倉健の渋い横顔を彫った「孤高の人」だ。

写真は撮っていないのでここで紹介できないが、素晴らしい作品ばかりなので、ぜひ一度足を運んで見ていただきたい。

サンドイッチと珈琲も美味しいので、食事をしながらゆっくりと鑑賞するのがお勧め。

来年2月にはここで「奄美の妖怪二人展」としてイラスト展示を予定している。

みんなに面白がってもらえるものを用意したいと思う。

福田さんの作品の後でちょっと気後れしてしまうけど・・・。

2012年12月16日 (日)

「独楽夢館」の福田さんが来訪

以前ブログで紹介した、名瀬の彫刻家・福田さんが瀬戸内町に遊びに来てくれた。

奥さんを伴い、図書館で開催している「ミニミニアートギャラリー第2弾/奄美の妖怪たち二人展」を見に来てくれたのだ。

福田さんの来訪を告げると、もう一人のイラストレーター蘇祢(そね)さんもかけつけてくれた。

妖怪の絵をひとつひとつ丁寧に見ながら、福田さん自身の体験や小さい頃に大人から聞かされてきた妖怪話などを話してくれた。

昔は「ケンムン」の名を口にしてはいけなかったとか、山でアカショウビンの鳴き声を聞いてもその姿を探してはいけないとか、親から教わった禁忌事項も教えてくれた。

ちなみにアカショウビンは、その色が血や火事など不吉なイメージを連想させることと、鳴き声が人を呼んでいるように聞こえるからではないかとのこと。

「あま美デザイン工房」は、そのアカショウビンをロゴマークに使っているんだけど・・・(;一_一)

Dsc07317

その後2階の郷土資料館を時間をかけてじっくりと見学。

嘉徳から出土した土器が薄く作られていることの技術の高さや、西家の銃が薩摩藩の銃とは違う古いタイプのものではないかと独自の視点で話してくれたのが興味深かった。

町のファミレスで遅い昼食をとりながら、福田さんが持参した自身の作品の写真を見ながら来年は瀬戸内町で展示会を開こうと意気投合した。

福田さんが知りえた、島の隠れた芸術家たちも紹介してくれるとのこと。

少しずつ交流が広がっていく実感があって楽しい。

2012年12月11日 (火)

二人展が新聞に

図書館の玄関ホールを利用して8日から開催している「奄美の妖怪たち二人展」のことが南海日日新聞に掲載された。

初日に取材に来てくれたので期待はしていたが、実際に掲載されるとやっぱり嬉しいし、照れ臭い。

002

ただ・・・写真の人物紹介で名前が入れ替わっていた。

そこだけ残念。

夕方蘇祢さんから電話があり、栞(しおり)は順調に出ていて足らなくなりそうとのこと。

使ってもらえてうれしい。追加分をつくることにした。

妖怪と島グチの組み合わせは何だか良い雰囲気だなと感じたので、妖怪だけじゃなく動物たちも登場させて本にしてみたいな。

奄美の妖怪たちがいろんな場面に登場するようになれば楽しいだろうな。

2012年12月 8日 (土)

奄美の妖怪たち二人展スタート

図書館の玄関ホールの一角にパネル7枚を使用してイラストを展示した。

なんとか利用者の通行の邪魔にならぬスペースに収めることができた。

昨夜は3時まで展示するためのイラストを整理していたので眠い。

呑気な性格ゆえぎりぎりになるまで腰が上がらないのだ。

展示の準備が終わる頃に新聞社の取材を受けた。明日の新聞に載るのだろうか?

今回のイラスト展は、雑誌の挿絵用に描いたシンプルなものがほとんどなので、小さな絵をたくさん展示する形になった。

展示して見せるためのイラストとは違うんだなと感じた。

次回(あるのか?)は大きな絵も描いてみたい。

Dsc07258

今月26日まで展示しているので図書館を利用されるときにちょっとだけ足を止めてご覧ください。

2012年11月21日 (水)

いよいよ展示間近!?

「奄美の妖怪を描いたイラスト展を開こう」

という企画で蘇弥切也(そねせつや)さんと意気投合した。

それで展示できる場所を探して奄美市のAIAIひろばに相談したのが先週の15日。

しかしホールの使用料がかかるので(お金のない僕らは)困ってしまった。

僕らの企画を知った人からあるお店の情報をもらって、昨日直接訪ねて相談してみた。

ちょうど今ギャラリーが空いていて、サンプルのイラストを見せたら展示を快く承諾してくれた。

まだ詳細は明らかにできないが、来月早々から展示することで準備をすすめている。

今日の夕方古仁屋のファミレスで蘇祢さんと展示パネルの規格や点数などを確認した。

新聞や雑誌に掲載されたものを中心に全部で30点ほど揃えるつもりだ。

「奄美の妖怪 ふたり展」

いよいよだ。

さっそく取り掛かろう!

と思ったけれど、その前に生ビールなぞ。

近所の居酒屋「真寿」で一杯。

Dsc07099

つまみに真珠貝(シロチョウガイ)の貝柱とアオサを炒めてからめたものを食べた。

手前のソースはハンダマをバジル風にアレンジしたもの。

Dsc07096

でもビールは一杯だけに。

仕事がんばらなくっちゃ。

2012年11月16日 (金)

蘇祢(そね)さんの妖怪イラスト

南海日日新聞に不定期で掲載されていた「奄美妖怪考」が15日分で終了となった。

イラストを担当した蘇祢切也(そねせつや)さんは、かって一緒に漫画同人誌を出していた友人だ。

僕も去年の夏に情報誌ホライゾンで奄美の妖怪のイラストを描いたことがあるので、一緒に奄美の妖怪イラスト展をやろうと意気投合した。

会場を探すにあたりサンプルが必要になるかもしれないので蘇祢さんのイラストを借りてきた。

僕の絵は軽いマンガタッチで妖怪を出してもちっとも怖くないけど、彼の絵は迫力があっておどろおどろしい雰囲気が漂っている。

新聞紙面の小さなコマでは迫力が伝わりにくかったと思うので、ぜひ大きな絵で見てほしいと思う。

うん、やっぱり展示会やろう。

蘇祢さんの絵はこんな感じです。

001

(子育て幽霊 ウグミ)

2012年11月 4日 (日)

図書館のミニミニアート展

「図書館・郷土館まつり」のひとつのイベントとして、地元のアート作品が展示された 。

Dsc06750_2

Dsc06748

手前は嘉入在住の画家青木さんの作品。新聞でも紹介された。

Dsc06753

以前のブログで紹介した伊藤さんが昔の奄美の風景をペンで描いたもの。

劇画の背景の凄さがわかる。

Dsc06760

隣の視聴覚室では、子ども達が手作りのゲームで楽しそうに遊んでいた。

PSPとかDSとかで孤独に遊ぶより、友だちと一緒に遊んでいる方が活き活きして子どもらしいと感じた。

子どもの笑顔を見ていると自然にこっちの頬も緩んでくる。

Dsc06765

Dsc06768

Dsc06764

アートギャラリーの作品は、14日まで展示しているとのこと。

ぜひ足を運んでほしい。

Dsc06762

あ、でも明日(月曜)は休館日だった。

Photo

2012年11月 1日 (木)

ヤギたちのお出かけ

わが家に住みついていたヤギ3匹が久しぶりに外へ出た。

といっても、本物の山羊ではない。

娘が高校生のときに作った石膏像だ。

せっかく娘が作ったものを捨てるわけにもいかず、ちょっと邪魔だなぁと思いながらもなんとか共存(?)してきた。

Photo

このままひっそり暮すものと思っていたが、なんとこのヤギたちを展示するので貸してほしいとの申し出があった。

瀬戸内町の図書館の企画で町在住者によるアート展を開催するので、作品を集めているとのことだった。

今日が搬入日だ。

寝室にある二体のうち一体はなんとか下におろせたが、こいつ(メタボ)は無理なので階段の手前で待機させておいた。

Dsc06678

スタッフに手伝ってもらって3人掛りで下におろした。

玄関にいたこの子(オフロ)は、先に外に出ていてなんか嬉しそう。

Dsc06681cut

メタボもやっと外へ出た。(拉致されてるみたい)

Dsc06686

2台の車に積みこんで展示会場となる郷土資料館前の広場に運び込んだ。

Dsc06693cut

今月4日から14日まで瀬戸内町の図書館にヤギたち塑像や油彩などの作品が展示される。

そのとき会いに行こうと思う。

どんな表情で迎えてくれるか楽しみだ。