2016年9月 5日 (月)

たかがファミチキ、されど・・・

新しくオープンしたコンビニでファミチキを2個買った

つもりだった。

家に帰って袋をあけると1個しか入っていない。

他の商品はすべてあるので、まあしょうがないと諦めたが

女房は納得しない。

急かされてふたたびコンビニへ。

担当した店員の列に並び、袋とレシートを見せて事情を伝えると

「あ、すみません」と1個入れてくれた。

あっさりした対応に、わざわざ受け取りにきた自分が恥ずかしくなった。

もやもやしながら片道3キロの家路について

ファミチキ1個で大人げなかったなぁと悔やみながらも、楽しみにとっておいたビールを飲んだ。

ファミチキつまみながら

ビール苦いな・・・

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2016年9月 3日 (土)

失明怖いし

お盆(旧盆)の後くらいから約1週間ほど目の痛みが続いた。

さては、テレビの見過ぎ(オリンピック競技の放映が続いたので)か、パソコンのし過ぎ(こちらは仕事で)かと思って、なるべく長時間継続しないよう気をつけていたのだが

目の痛みは断続的におこり、そのたびに氷タオルで冷やして休ませた。

激しい痛みではないのだが、ずーんとした鈍い痛みが目の奥にあり、やたらと目やにが出るようになった。

温めたほうが良いのか、冷やしたほうが良いのか迷ったが、とりあえず冷やしたタオルをあてると気持ちが良かったので、痛みがあるたびに目を冷やしながら横になってやり過ごした。

目を休ませるためにあえて老眼鏡をかけるという方法があることをネットで知った。

目の焦点が合わないのでその間目が休んでいる状態になるらしい。

目に良いといわれる3D画像も同じ原理らしい。

それで、しばらく老眼鏡をかけたまま家の中で過ごしていたが、長時間その状態でいると少し気持ちが悪くなってくる。

なので、老眼鏡はやめた。

今度は、パソコンやテレビのブルーライトが原因ではないかと思い、サングラスをかけることにした。

これまでは、強い陽ざしをさけるためにだけ使っていたが、

目に有害な光や紫外線をカットするために家でも外でもサングラスで過ごしている。

室内では少々暗いが、目の疲れが減ったのは実感できた。

眼圧を下げる目薬はまだ十分残っていたが、痛みがあったことが心配なので先週眼科を受診した。

一番恐れていた眼圧は正常範囲で、目の疲れや痛みは、ドライアイによる眼精疲労ではないかとの診断だった。

緑内障は、失明率がもっとも高く、常々眼圧をコントロールしてくださいと言われているので、実はとても心配だった。

とりあえず安心した。

痛み止めとドライアイ予防と眼圧を下げる目薬が処方された。

実際に病気が進行していないかどうか次回詳しく検査するとのことだった。

サングラスについては、医師にそれはその方が良いですよと言われたので、もうどこでも憚らずかけっぱなしでいる。

ひげをはやしたおっさんがサングラスかけてウロウロすれば奇異な印象はあると思うが、そんなことよりも祖力を失うことが怖い。

偏光グラスは怪しすぎるので、一応目が映る柔らかめの印象?のサングラスにしている。

目の痛みが続いたとき家族に心配させまいと平気なふりしていたけど、もし、このまま暗くなって視界が閉じたらどうしようと思ったら怖かった。

人間の得る情報は、目から得るものが大部分を占めている。

やはり死ぬまで守りたい。

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ぼくは、もうだいぶ慣れた。

まわりにもちょっとずつ慣れてもらおう、っと。

明日は豊年祭

今年もその季節がめぐってきた。

五穀豊穣を願う豊年祭りと年配者を敬う敬老会をセットにした、「十五夜豊年祭・敬老会」

しかし、人口減が止まらない離島にあって、島々の入江に点在する集落は激しい過疎化の波にさらされている。

どの集落でも残っている人々は高齢者ばかりだ。

隣り集落の応援や出身者の帰省を頼りに細々と続けていた年中行事もついに途絶えてしまったというところもあるようだ。

ぼくの住む清水集落は、それなりに若い人もいて、まだまだ健在?だ。

もっとも、シマの”若い”の範囲はだいぶ広めではあるが・・・

先週の日曜日に会場と神社の清掃と土俵の整備が行われた。

手慣れた様子で働く集落の人々を見ながら、ふと、あと10年、あと20年経ったらこの景色はどう変わっているだろうか?と想像した。

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一年一年貴重な記録としてしっかり映像を残しておかなければと思う。

清水の「十五夜豊年祭ならびに敬老会」は、明日いよいよ本番を迎える。

今月は土曜、日曜ごとに各集落で豊年祭が催されることになりそうだ。

となりのやぶが気になる

草も刈らず放ったらかしの土地がすぐとなりにある。

元々わが家よりも高い位置にあって草が伸び放題になっているので向こうの景色はまったく見えない。

強い西日をさえぎるというメリットもあるにはあるが、なにしろうっそうとしていて不気味だ。

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数か月前にはそこの前の道路にハブが出ている。

そしてある夜そこからにょろりとヒャンも出てきた。

小さかったので、火ばさみでつまんで元のやぶの中へ戻した。

あとで調べたらヒャンにも毒があるようだが、口がとても小さいので人は咬まないらしい。

てっきり無毒だと思っていた。

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ずっと以前は、東北の電子部品製造会社が別荘用として看板を立てていたが、その後何度か転売されているようで、今は誰が保有している土地なのか分からない。

せめて年一度くらいは草刈りをしてほしいのだが・・・

ときおりガサガサと何かが(たぶん鳥?)動く気配がしたり、たまに子猫の鳴き声が聞こえたり、虫の大合唱があったり

そしてヘビが出たり・・・

いろいろ棲んでいそうでとても気になる。

2016年7月27日 (水)

ポケモン捕まえる?

アメリカで大人気となったポケモンGOがついに日本に上陸!

テレビが一斉にニュースで報じ、さらにその後の経過を何度も報じたので、さすがにおじさんの僕でも、任天堂のポケモンGOというスマホゲームで各地に出没するモンスターをゲットして遊べるらしい・・・ということは理解できた。

そして若者を中心に大勢の人々がそのゲームに夢中になっていて、自転車や自動車を運転しながらスマホをいじって危ないとか、立入禁止区域に入り込んで迷惑しているとか・・・いろいろと弊害が生まれていることも知った。

まぁどうせ都会の話だろうと思っていたら、同窓生のグループLINEに「ポケストップが幸福の鐘になっていました」のメッセージとともに海の駅にある幸福の鐘の写真がアップされた。

こんな離島にもモンスターは出没するらしい。

次の風刺漫画は、ポケモンGOをネタにして描くことにした。(7月25日付南海日日新聞掲載)

娘も休日にモンスターをたくさん捕獲したようだ。

ビッグツーの駐車場では5匹くらいゲットしたらしい。

「父さんもすれば? いい運動になるかもよ」

なんでも卵を孵化させるためには歩かないといけないらしい。

都会では、犬の散歩を装って遊べるようにドッグレンタルも始まったとか。

モノクロ世代のおじさん達は、仮想現実を軸とするリアルな展開にぽかんとするばかり。

2016年7月23日 (土)

「戦時中の奄美の子どもたち」の本のブログ

木曜日に奄美のトラさん(花井さん)の家を訪ねた。

その前の月曜日に加計呂麻島で会って渡す予定だった資料を届けるためだ。

(当日花井さんの都合が悪くなって会えなかった)

花井さんが発行した、戦争体験者の証言を綴った「戦時中の奄美の子どもたち」を僕のブログ「あげ漫でぃ!」にアップしている。

断片的に語られる様々な証言をイラストつきで毎日更新しているので、とりあえずその日までの55回分をプリントしたものを見てもらった。

「やっぱり絵があれば分かりやすくて良いね」と、僕が勝手にやっている作業を評価してくれた。

ラフな描き方をしているのだが、ちゃんと状況は伝わっているようである。

どんどん更新しています、いつでもネットで見られますよと、伝えたが、花井さんはパソコンを持っていないようだ。

考えてみれば、この本で証言されている方々は、後期高齢者以上で花井さんよりも年配者である。

おそらくパソコンでインターネットを見るような環境ではないだろう。

ブログでの発信は、高齢者には届かない可能性が高いということか・・・

せめて、花井さんのところには定期的に紙媒体で届けようと思った。

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(しーまブログ / あげ漫でぃ! /「戦争を知っている子どもたち」)

2016年7月20日 (水)

かけろまの体験交流館

久しぶりに加計呂麻島・諸鈍に行ってきた。

昨年諸鈍シバヤを観たとき以来だから約9ヶ月ぶりだ。

古仁屋港から生間(いけんま)港までフェリーで20分、そこからひと山越えたら諸鈍に着く。

集落のすぐ入口にはシバヤの会場となる大屯(おおちょん)神社があって

そこを過ぎてしばらく歩くと左手に諸鈍小学校、右手に体験交流館が見える。

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じゃん!

と言いたくなるような立派な建物だ。

実はここにデザインTシャツを置かせてもらっている。

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諸鈍シバヤの演目のキャラクターを並べたTシャツ(ダットドンが下に隠れている)

たくさん売れるかもしれないと思って去年大量に作っておいた。

それから9ヶ月補充なしだから推して知るべしの売れ行きなのだ。

そんな中でこのTシャツを着ている女性に会った。

嬉しくてお礼を言ったら、何でも2枚買って1枚は人にあげたとのこと。

そんなやり取りをそばで聞いて気を使ったのか、同行していた福島さんがその場で1枚購入してくれた。

このTシャツに限り、委託料の他に売上の一部がシバヤの保存会に寄付されることになっている。

売上げが売上げだから、まだ雀の涙だけど。

ところで、テラスからは島唄でも知られる諸鈍長浜のきれいな海が一望できる。

8月からはこの景色を眺めながら食事もできるらしい。(ただいま準備中とのこと)

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今年は10月9日が諸鈍シバヤの開催日にあたるようだが、おそらく大勢の見物客でごった返すだろうから、それまでに機会を見つけて一度訪れることをお勧めする。

ひっそりとした大屯神社ときれいな海辺とまだ新しい交流館をぜひ。

(トイレは、境内、海浜公園、交流館いずれもある)

瀬相港に行くもよし、生間港に行くもよし。

フェリーかけろまの往復だけでも大島海峡を遊覧できる。

加計呂麻島の空気を吸いにウエルカム。

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2016年7月17日 (日)

「少女マンガパワー展」に行ってきた

7月16日から奄美パーク・田中一村記念美術館展示企画室で「少女マンガパワー展」が開催された。

12名の有名マンガ家の原画が展示される、なんともぜいたくな企画だ。

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今日(7月17日)はオープニングイベントがあるというので奄美パークまで行ってきた。

自宅から会場(笠利町)までは車で約1時間半の道のりである。

行きがけの駄賃ではないが、パーク内の売店で委託販売しているTシャツも少し追加した。

今日は、来場者が多いのですでに3枚売れたという。

(心の中でガッツポーズ!)

連休中であり、作品が”マンガ”という親しみやすい媒体なので、会場には大勢の人がやって来ていた。

特に女性と子どもたちが多かった。

14時から、このイベントの仕掛け人である徳雅美さん(カリフォルニア州立大学教授・NPO法人アマミーナの理事長)のギャラリートークがあった。

アメリカの学生たちに講義するときの教材を用いながら日本の漫画に流れる美意識などこれまで気づかなかった特性を分かりやすく語ってくれた。

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1時間のトークの後、瀬戸内町と奄美市で「こどもマンガ教室」の講師を務めている福島さんの「ここがわかれば楽しい 漫画・イラストのワザ」と題したワークショップがあった。

マンガの主人公の目だけをアップした画像を見せて、それが誰のものか当てさせるゲーム形式の講習では、子どもはもちろん大人も昔を思い出して熱くさせた。

改めて示されるとなるほど目ひとつとっても色々な描き方があるものだと感心した。

そして、漫画に関心をもっている人たちが島に大勢いることがわかって嬉しかった。

徳さんも言っていたが、”たかがマンガ、されどマンガ”である。

もはや異次元の世界になっているらしいコミケにもいつか行ってみたいと思った。

2016年7月 6日 (水)

3日の日曜日、24回目の「奄美シーカヤックマラソンin加計呂麻大会」が行われた。

最初の中継点である清水の浜で選手たちが来るのを待った。

スタートから10分ほど過ぎた頃からカラフルなシーカヤックがぞくぞくとやって来た。

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声援を送って応援する人たち。

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選手たちは海峡を渡って加計呂麻島の方向へ進んで行った。

今回も嘉鉄の浜には寄らなかった。

2016年6月30日 (木)

島ファミマ・デビュー

島にコンビニが登場してどれくらいになるだろうか?

今はもうすっかり定着して老若男女を問わず何時でも買い物客が出入りしている。

一番最初に24時間の営業が始まったのは、旧名瀬市の港町に”私は眠らない”のキャッチコピーがかかった「らびっと」というお店だったと記憶している。(もしかしたら違っているかもしれない・・・そのお店はもうないので)

鹿児島から船に乗って奄美入りしたときなど、まだ夜も明けぬ早朝に開いているそのお店がどれだけありがたかったことか。

しかし、島では珍しかった24時間営業のコンビニが、内地のチェーン店の進出で次第に当たり前の光景になっていった。

真昼のようなコンビニの煌々とした照明は、ハブを恐れて懐中電灯をあっちこっちに向けながら醤油など買いに行った世代の島民にとって隔世の感があるだろう。

「アイショップ」、「エブリワン」と九州のコンビニが島に入ってきて、「はげ〜内地みたいじゃや」と思っていたら

今夏ついに、全国区のコンビニ「ファミリーマート」がやって来た。

新しいもの好きの島ンチュたちがどっと押し寄せたため駐車できずに店に入ることができなかったが、昨日29日は、真名津町の店もオープンして分散したせいか、やっと立ち寄ることができた。

たまたま空いた駐車スペースを横から入りこんだ車と奪い合うような形で頭から滑り込ませた。

ついに島でのファミマ・デビューだ。

少しわくわくしてドアをくぐり店内に入ったが、これまで馴染んでいたコンビニの様子とほとんど同じ印象だった。

もちろん品物や配置は変わっていたが、コンビニはやはりコンビニだった。

そりゃそうだ。

パンや缶コーヒーなど抱えてレジに向かうと、店員がにっこりと微笑みながら、「Tカードはお持ちですか?」と尋ねてきた。

あ、ファミマだ。