「少女マンガパワー展」に行ってきた
7月16日から奄美パーク・田中一村記念美術館展示企画室で「少女マンガパワー展」が開催された。
12名の有名マンガ家の原画が展示される、なんともぜいたくな企画だ。
今日(7月17日)はオープニングイベントがあるというので奄美パークまで行ってきた。
自宅から会場(笠利町)までは車で約1時間半の道のりである。
行きがけの駄賃ではないが、パーク内の売店で委託販売しているTシャツも少し追加した。
今日は、来場者が多いのですでに3枚売れたという。
(心の中でガッツポーズ!)
連休中であり、作品が”マンガ”という親しみやすい媒体なので、会場には大勢の人がやって来ていた。
特に女性と子どもたちが多かった。
14時から、このイベントの仕掛け人である徳雅美さん(カリフォルニア州立大学教授・NPO法人アマミーナの理事長)のギャラリートークがあった。
アメリカの学生たちに講義するときの教材を用いながら日本の漫画に流れる美意識などこれまで気づかなかった特性を分かりやすく語ってくれた。
1時間のトークの後、瀬戸内町と奄美市で「こどもマンガ教室」の講師を務めている福島さんの「ここがわかれば楽しい 漫画・イラストのワザ」と題したワークショップがあった。
マンガの主人公の目だけをアップした画像を見せて、それが誰のものか当てさせるゲーム形式の講習では、子どもはもちろん大人も昔を思い出して熱くさせた。
改めて示されるとなるほど目ひとつとっても色々な描き方があるものだと感心した。
そして、漫画に関心をもっている人たちが島に大勢いることがわかって嬉しかった。
徳さんも言っていたが、”たかがマンガ、されどマンガ”である。
もはや異次元の世界になっているらしいコミケにもいつか行ってみたいと思った。
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