カトク美術館open
カトクから『辺ぴで静かで小さな美術館 (通称:カトク美術館)』がオープンしたとの知らせが届いた。
案内を送ってくれたのは、画家の堀晃(ホリヒカル)さんと写真家のホリシゲミさん。
瀬戸内町嘉徳集落の学校跡をアトリエとして山口県と奄美を往き来している。
一昨日さっそく「カトク」へ行ってみた。
ヘアピンカーブの国道から嘉徳集落へ向かう町道の入り口に小さな看板がかかっていた。
こんなにきつい勾配だったっけ? と、約1年ぶりの道をたどって集落へ到着。
アトリエ&美術館(嘉徳小学校跡)は、小さな集落のやや奥まった山裾にある。
(裏手から見たところ : 奥に見える建物が美術館)
正門には新しい看板が。
校庭。 去年の夏ここでアート・イベントが開かれて多くの人で賑わった。
右手の校舎が美術館。
展示室はこれまで教室ひとつ分のスペースだったが、仕切り壁を外して倍のスペースになっていた。
去年の夏に催された「カトク芸術豊年祭」の出品作以外に写真や油絵などが新しく展示されていた。
(右側の写真は、地元写真家の越間誠さんの作品)
ちなみに美術館の入場は原則無料。
原則・・・というのは、維持管理費のためのカンパを募っているから。
(廊下に小さな箱が置かれている)
さらに来場記念の手作りコースターも販売している。
一通り見せていただいた後、堀先生のアトリエを訪ねた。
絵の制作とかで忙しくしていたらどうしようかと思ったが、
椅子に座って休憩していたので、そのまま上がってコーヒーをごちそうになった。
美術館のスペースを広げた分、アトリエが少し手狭になったようだ。
今秋美術館のこけら落としをやる予定だという。
僕らが話している間、奥さんは床に座り込んで看板をつくっていた。
国道沿いに設置した看板をもっと目立つものに替えるのだという。
どこか「三鷹の森ジブリ美術館」を思わせるシンプルな看板。
これなら遠くからでもぱっと目につくことだろう。
美術館はもうオープンしているので、国道を走っていてこの看板を目にしたらふらりとカトクへ立ち寄ってほしい。
正式名称は、『辺ぴで静かで小さな美術館』だ。
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