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2013年4月28日 (日)

「TPP」の素朴な不安

TPPの交渉参加が正式に決まったことを受けて

たった今NHKで特集番組をしている。

冒頭に甘利大臣が「横綱と前頭しかいない中に(日本という)大関が参加してバランスが良くなった」とか、「お互いによく話し合って参加国すべてがWinWinになれるように・・・」とか言っているのを聞いて、マジで不安になった。

「日本は喰われる」と。

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お互いの利害関係は強力かつ複雑で、単なる話し合いで簡単に決着がつくとは思えない。

エゴとエゴのぶつかり合いになるだろうし、煮え切れない状態を打開するために強引な幕引きがありそうで恐い。

って言うか、そもそも後からやってきた日本は厳しい決断を迫られて、(今さら参加しないと言えないし・・・)みたいな抜き差しならない状態に陥って、不利益な条件を呑まざるを得ないのでは?

外から安い食物が大量に入り込めば、小規模生産でコストの高い日本の農業、酪農、畜産等々は、ひとたまりもないだろう。

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そうなって一番恐いのは、

食物の自給率がめちゃくちゃ低い国になるということ。

日々食べるものを外から買い続けなければいけないということ。

それって恐くない?

もし、地球規模の災害とか異常気象による食料不足とかおこったら

どの国も自国民を守るために精一杯で輸出なんかしないだろうし、手遅れになりそうで恐い。

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TPPがどんな条件になっても、何らかの施策で日本の食物の自給率が下がらないようにしてほしい。

中身がよく分からないまま単純に関税撤廃に対する不安を書いてみたけれど、TPPには良いことも色々あるはず。

でも、それと引き換えにできないこともある。

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