からだの声
昨夜はなぜか夕飯を食べる気がしなかった。
お酒も飲みたくないし、ただ横になりたかった。
風邪でもひいたかな?と思い、体温を計ってみたが異常はなかった。
いつもなら夜の方が仕事がはかどるのだが、どうにもやる気がおきない。
仕方なく寝ることにした。
夜の8時半である。こんなこと初めてかもしれない。
夢をたくさん見た。
最終的に起きたのは8時前。約11時間眠ったことになる。
起きた時にちょっとした変化に気づいた。
からだのどこにも力みがないのだ。
「よし頑張るぞ!」という気合も、「辛いなぁ」というけだるさも、ない。
明るくなったので自然に起きたという感じか。
からだがリセットしたのかもしれない。
これまで、意志のチカラで身体をコントロールできると思っていた節がある。
いざとなれば徹夜してでもやるさ!みたいな。
でも、歳とともに身体がだだをこね始めると、そこでようやく気づく、身体も自分そのものだと。
今回それがはっきり分かった気がする。
人は百人百様の身体を持っている。本で読んだ誰かの生き方を真似ることは、無理があるのだ。
向上心を持つことや、尊敬する人の生き方を手本とすることは、大いに結構なことだが、人それぞれ違うのだから同じことは無理があると。(出来ないとは言わない。なかには出来る人もいるはず)
僕のような凡人は、からだと相談しながら、「こうしたいんだけど、どうかな?」みたいなお付き合いをした方がいいのかも。
仲良くね。
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