諸鈍シバヤ見物(5)
次の演目は「カマ踊り」
豊かな恵みに感謝し、次の豊年万作を祈願する踊りである。
これに似た踊りが奄美各地に伝えられているとのこと。
次の演目は人形劇の「タマティユ(玉露)」
踊り遊んでばかりいた親不幸な玉露が天罰で大蛇に狙われる、という設定。
サンバトの説明では、中国の話らしい。
踊る玉露の背後の茂みから大蛇の尻尾がチロチロと見えている。
大蛇が出現すると玉露はすかさず姿を隠す。
何度襲われても懲りずに踊り続けるのだから、玉露の根性もすごい。
でも最後は・・・。
大蛇に飲みこまれた・・・らしい。
そしていよいよ最後の出し物は「タカキ山」。
「高き山から谷底見れば~」の唄で始まるから「タカキ山」。
仁徳天皇に関連があるとか。
太鼓はもっと大きいものだと思っていた。
前が見えないくらい。
すべての演目を終えてシバヤ人衆が勢ぞろい。
義永元町長の音頭で万歳三唱の後、六調(ろくちょう)でお開きとなった。
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