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2012年10月28日 (日)

諸鈍シバヤ見物(4)

シバヤの次の演目は、華やかな踊りの「スクテングワ」

中国の宋が天下を掌握したときの祝いの踊りだと伝えられている。

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平家が宋と貿易をしていた頃に踊りの原型があるのだろうか?

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シバヤの第一部が終了した時点で、諸鈍集落・青壮年団の土俵入りが行われて、力飯が配られた。

握り飯とたくあんがセットでパックされていて見た目も良かった。

それから可愛いちびっ子シバヤ人衆が登場して会場を沸かせた。

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この後、タマティユ(玉露)役の女の子が、「みんな何してんの?」みたいな雰囲気で、行進から一人はぐれてきょとんとしていた。

その姿に小さかった頃の娘を思い浮かべてうるっときた。

未熟児で生まれて保育園までは他の子の成長についていけなかった。

(もちろん、玉露の子は違うだろうけど)

そこに突然シシ(保育園の先生)が現れて・・・。

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シバヤ人衆(園児)にボコられてました。

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諸鈍シバヤの第二部は、園児たちのお芝居をつなぐ感じで、「シシキリ」から始まった。

この演目に登場する女性(女装)は布で顔を覆い、シバヤで唯一紙面をつけない。

突如後方から悲鳴が聞こえたので、振り返ってみると全身長い毛で覆われたシシが観客の側を通って現れた。

美女を守る狩人(?)と対峙するシシ。

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ずっとゆっくりとした動作で演じるのかなと思いきや

シシが猛然とタックルした。

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レスリングの吉田選手のよう。

これで、体格が大きければ戦意喪失してしまう。

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シバヤでは無事にシシを退治できました。

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次の演目は寸劇の「ダットドン」

座頭のダットドンがすり替えられた自分の琵琶(ビワ)を求めて川を渡る場面をユーモラスに演じる。

芝居の間中「ダットドンはどこかい、川ぶちゃくまじゃ(ダットドンはどこにいる?川縁はここだよ)」の唄が流れる。

ダットドンはビワを探して焦っているはずなのに、なぜか、川を渡る前に野グソをする。

紙がないので葉っぱでお尻を拭くシーンまである。

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紙面をつけていないと恥ずかしい。

その後、スタタタタ・・・と立ち去るシーンで終わる。

ビワが見つかるといいね。

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