集落の豊年祭
9月18日に集落の豊年祭・敬老会が開催された。
毎年開かれる集落にとって最大のイベント。相撲があり、踊りや唄があり、余興があり・・・酒を飲む。これが各集落ごとに行われるのだからそのパワーというかエネルギーに感心する。
もっとも最近はどこも高齢化と過疎化が進んで、集落によってはただ人が集まって酒を酌み交わすだけというところもあるようだ。
今年僕はビデオ撮影を任された。自分のビデオカメラもあるが、区長の持つDVDに直接書き込む式のカメラが珍しくてそれを使うことにした。
バッテリーはフル充電してあり2時間以上使えそうだったので何とかなるかと思っていたのだが、実際に撮影を始めると経過時間以上に電池が消耗していった。
電池の残量を気にしながら、なんとかして最後までもたせなくてはとスイッチをこまめに切って冷や汗をかきながらビデオを撮った。エンプティの車で走っているような心境だった。
途中の相撲をすっぽり落としてなんとか撮り終えた。最後の万歳三唱のシーンはいったん電池切れになったものをふたたび起こして(カメラの)死力を振り絞って撮った。
これまでこんなに必死にビデオを撮ったことはなかった。ただ、ずっと電池の残量ばかり気にしていたので、どんな映像を撮ったかあまり記憶にないのだ。
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