リミットを設けよう
イラストやマンガや似顔絵を描く以上に多く時間を割いているのがTシャツや貝がらキーホルダーといったグッズ関連の仕事だ。
特にTシャツの制作は、注文を受けてある程度まとまった数量を作ったりするので、納期に間に合わせようとして無理をする傾向がある。
納期はお店側から求められたものではなく、連休や旅客船の寄港といった販売のタイミングを考えてできるだけ早めに納品しようと考えてこちらから示したものがほとんどだ。
お店側から、早い納品が助かるみたいなニュアンスを伝えられると、つい、何とかしますねと調子のいい返事をしてしまう。
前準備、制作、パッケージまでの一連の作業に朝から深夜までかかってヘトヘトになりながら作ることも多い。
今回は、一度の注文としてはこれまでにない大量のTシャツを作ることになったが、少し用心して、数回に分けて納品しますと伝えておいた。
それでも先に2回納品した分は、深夜までかかってしまった。
あともう1回で注文された分をすべて納品できる予定だが、お店側のGW前にできるだけ早く仕入れたいという空気を感じながらも、なるべく早めに納品しますと返事をするにとどめた。
作業が深夜に及んで意識が朦朧とした状態で作業をするのは辛いし、その仕事のために他のことをする余裕がなくなるのは問題があると感じていた。
もちろん、仕事がもらえるのは大変ありがたいことだと思っている。
しかし、仕事もするが、家事や読書や自己啓発の時間も確保したい。
無理をせずに仕事量にリミットを設けて、一日をできるだけ計画的に満遍なく過ごしたい。
個人事業者にそんな我がままが許されるかどうか分からないが、しばらくそうした方向でやっていってみようと思っている。
とりあえず、今日は、Tシャツを20枚だけ作って夕方には作業を終えた。
そのあと自分の勉強もできたしテレビも座ってちゃんと観た。
週末に渡す予定のイラストにも取りかかれたし、落ち着いた気分で晩酌もしている。
贅沢なことだけど、仕事の量や時間に自分なりのリミットを設けて、その分普段の生活そのものを充実させていければと思う。
仕事量と収入の比例関係が怖いけど・・・
一度にひとつのことしかできないし、時間を配分するしかないんだよね。
現在の生活を維持することは大事だけど、いくらかは未来にも投資しておきたい。
そこそこに生き抜いている前提だけど。
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