復帰運動65thの冊子
「奄美群島の日本復帰運動を伝承する会」という団体が発行する冊子にイラストを描かせてもらった。
昨日名瀬に行った際に出来上がったその冊子を受け取ってきた。
復帰65周年を機に子ども向けに作られた本ということだが、特に噛み砕いた内容にはなっておらず、ルビが振られていない漢字が多いので、小学生には難しいかもしれない。
寄せられた体験者の証言を綴って当時の状況を浮き彫りにしていくというスタイルである。
巻末と裏表紙に5年後(今回の続編として)復帰70周年の冊子を刊行する旨のことが記されている。
その頃には復帰当時小学生だった人も80歳前後になっているはず…当時20代以上の大人で関わった人となると一体何人が存命中であろうか?
奄美のトラさん曰く、「僕も歳だからね、次が最後、それで終わり」
次回は、記憶を記録にしていく地道な作業の集大成になるようだ。
あと5年、まずは皆さん元気でいてください。
次回70周年の本は、子どもたちが読みやすいようにマンガにしません?
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