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2019年3月18日 (月)

ミュージカルを満喫

昨日奄美パークで劇団四季の公演があり、妻とふたりで行ってきた。

ミュージカルの舞台を見るのは、ずいぶん前にふるさとキャラバンが古仁屋小学校で公演したとき以来だ。

(その団体はもう解散したらしい)

会場内の駐車場が利用できるよう早めに出かけたのだが、タッチの差で臨時駐車場へ誘導された。

開場の時間になるまで車の中で待機していたが、その間にガラガラだった駐車場がみるみる埋まっていった。

指定席でなければ早々に行って並ばないといけなかったはず。

古仁屋で入手したチケットは、2階席でそこが舞台からどれだけ離れているのかを実感することになった。

これまで2階席だと思っていた場所は中央通路を挟んだ1階席であり、2階席はさらに階段をどんどん上がっていく場所にあった。

そこから舞台を見下ろすと文化センターのホールの広さを実感できた。

こんなホールが瀬戸内町にも欲しかった。

いつまでも平床にパイプ椅子を並べるイベントでは寂しすぎる。

同じ”町”の龍郷町にもりゅうゆう館という施設がある。

瀬戸内町にはない。

映画の上映は窓に暗幕をかけてパイプ椅子に座って観た。

南こうせつのライブでさえも体育館のパイプ椅子に座って聴いた。

(確か、床に体育座りというイベントもあったはず・・・)

昭和〜平成〜・・・、ずっとパイプ椅子。

色々事情があるとは思うが、町民の素朴な願いとして、一般的なフツーの”文化ホール”が欲しい。

瀬戸内町の図書館は誇れるけどね。

それはさておき、ライオンキングのロングラン公演で有名な「劇団四季」のミュージカル公演だけあって、客席は見た限りほぼ満席であった。

親子づれが多かったが、おしゃれして出かけてきた感じの年配者のグループもちらほら見かけた。

島で本格的な舞台を観ることができるのだからさぞかし楽しみにしていたに違いない。

S席3000円、A席2000円という、通常では考えられないチケットの安さも嬉しい限り。

子どもたちを意識して、楽しく分かりやすい語りと歌で物語が展開していったが、大人も十分楽しめる内容だった。

「王様の耳はロバの耳〜」と歌うシーンでは、観客も手拍子しながら一緒に歌っていた。

横にいる妻も目をきらきら輝かせて歌っていた。

子どもが小さい頃にこんな舞台を見せたかったとのこと。

さらに、俳優たちのキレッキレッのダンスを見て、歳をとったらあんなダンス出来なくなるよね、そうしたらどうするんだろうと、俳優たちの老後まで心配していた(?)

人生は終盤もそれなり長いからね。

上演中の写真撮影はNGだったので残念ながら写せなかった。

役者が勢揃いしているシーンではここだけでも撮りたいと思ったが、子どもの目があるところでルールを破るのは気が引ける。

子どもが並んでいる横断歩道では、きちんきちんと信号を守る状況と似ているかも。

途中15分の休憩を挟んで、17時から19時までの2時間、本格的な歌と芝居をたっぷり楽しませてもらった。

幕が下りて会場から吐き出さられる人の多さに驚いて思わず写真を撮った。

こんな幸せそうな人の賑わいは見ているだけで嬉しくなる。

Dsc_0936

結局、今回撮れた写真は、始まる前の緞帳の下りた舞台と終わって会場を後にする人の群、だけ。

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