灯はぼんやり灯りゃあいい
我が家は普段とにかく暗い。
住人はともかくとして照明はほぼ電球色で暗めなのだ。
家中のすべての電灯をつけてようやく一般的な家庭の明かりに近づけるかどうか?
夜にお客さんが訪ねてくる以外はそうした明かりをつけることはないので、普段の夜はぼんやりした明かりの中でぼんやりと過ごしている。
そうした生活にもうすっかり慣れているので居心地はとっても良いと感じている。
ある日、仕事机の上にある電灯の傘が割れてガラスの破片が机の上に散乱した。
しばらく裸電球のまま使い続けていたが、眩しく感じたので傘をつけることにし、ネットで調べて自作してみた。
百均で麻紐とゴム風船を買ってきて、膨らませた風船に麻紐をぐるぐる巻きにして木工ボンドで固めて、乾燥後に風船を割った。
とっても簡単な方法で鳥の巣のような照明カバーができた。
これでこっちも柔らかな灯りになった。
煌々とした明かりで家の隅々まで照らされていると全方向に意識が向いてちょっと疲れてしまう。
ぼんやりした明かりならゆったりした気持ちで過ごせる。
舟唄ではないが、その方が家で飲むお酒も旨いような気がする。
仕事も集中しやすい、ということを付け加えておこう。
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