島の映画館
ちょっと前の話になるが、久しぶりに島の映画館「シネマパニック」で映画を観た。
アーケード街にあった頃は、たびたび通っていたが、書店「ブックス十番館プラス」の2階に移ってからは初めてだった。
一度、「アナと雪の女王」のときに出かけてみたが、女性と子どもばかりの行列にいたたまれなくなって観るのをあきらめた経緯がある。
いよいよ映画が見られる。
島で唯一の小さな映画館だが、ロビーの椅子も壁にかかるポスターも僕にはテーマパークのようで楽しい。
書店の上の映画館で初めて観たのは、「インサイドヘッド」だった。
人間の感情をキャラクター化した視点と表現はさすがピクサー。
「カナシミ」の存在の意味に泣きそうになった。
それにしても、コーラとポップコーンと大きなスクリーンと・・・
「ヨロコビ」に満ちた幸せな時間だった。
そして
数日後に再び映画館へ出かけた。
次に観たのは「ジュラシック・ワールド」だ。
息もつかせぬ展開と恐竜のリアルな迫力に圧倒される。
この映画は今世界中で大ヒットしているようだ。
離島の小さな映画館でも都会と同じ『ロードショー』を観ることができる。
なんという幸せ。
それにはデジタル上映の設備投資も行っているのだろう。
都会でさえも映画館が閉鎖してしまう昨今、離島の映画館を維持していく努力は並大抵ではないはず。
でも、でも、がんばってほしい。
島から映画の灯が消えないでいてほしい。
ブックス十番館で本を買うとそのレシートで映画のチケットが割引されるのでお得。
上映作品は、子どもも楽しめるように吹き替え版になっている。
次は、「ターミネーター」だ。
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