ほんとに漕ぐ気あるの?(4)
年齢を重ねるほどに男達の勢いは衰え、女達はたくましさを増していく!?
ふがいない男たちに代わり、35年生の名誉挽回(?)のためにいざ漕ぎ出さん!
「いくぞ! おー!」
スタートの合図と同時に猛ダッシュ!
「漕げ”!漕げ!漕げ!」
仕事の悩みも子どもの進学の心配も親の介護の不安も
ぜんぶ忘れて頭まっ白まっしぐら!
「漕げ!漕げ!漕げ!」
いい感じで進んだがUターンでちょっと出遅れた
あと半分だ頑張れ!
2位か、3位か?
ラストスパートだ、力をぜんぶ出し切れ!
「着いたー! 終わったー!」
結果は・・・
3位だった。
予選落ちだぁ残念、トボトボ・・・。
まっ、しようがない。
後は、飲んで食べて過ごそう。
(・・・って、競技に背中向けてるんですけど・・・)
ここでまた激しく雨が降った。
今日は変な天気だ。
どしゃ降りの中で競技をする人たち可哀そう。
雨が降る前に負けといて正解! なんてね。
空一面を雨雲が覆う不安定な天気に翻弄されながらも
競技は粛々と進められて
ようやく(?) お開きの時間となった。
片づけ始め!
みんなびしょびしょのぐしょぐしょだ。
撤収! おつかれさまでした。
ジュンイチロウのところに半ば強引(?)にテントを干して終了。
次の夏は男女ともに雪辱を期して。
新しいユニフォームもつくろうとホナミがさばくってくれた。
僕に任せるとのことなので頑張りたいと思う・・・
けど、前回のこともあるのであまり前のめりにならぬように。
なにしろ1年先のことだし。
歳を重ねてきてだんだん先のことが読めなくなってきた。
知力や体力は衰えるし周囲も少しずつ変化する。
自分はもちろんだけど、誰かが欠けても嫌だなぁ・・・。
いつでも季節がめぐってくるように
来年の夏も当たり前のようにみんなと過ごせたらいいなと思う。
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