風刺マンガ(65)
南海日日新聞 9月8日掲載
<テープを切ったのは?>
8日(日)の未明にオリンピック開催国が決定するので、その結果を受けて9日(月)の新聞にマンガを載せるつもりで3通りのパターンを用意していた。
ところが、たまたま9日が休刊日にあたるので結果を知ってから掲載することは不可能になった。
でも、そのときの一番の話題でもあったので何とかしてオリンピック招致レースを題材に描きたくて「テープを切るのはだれか?」みたいな絵にした。
結果、東京が開催地に決まり、その後しばらくテレビで何度も繰り返し流れた決定の瞬間を興奮を持って見た。
後から裏舞台で様々な思惑や駆け引きがあったことが徐々に明るみに出てきて、一筋縄ではいかないオリンピック招致の複雑さ難しさを知った。
2020年の7月にちょうど僕は還暦を迎えるので特別な思いで競技を観戦できるような気がしている。
そのとき会場にいるだろう自分に明るいイメージを重ねながら2020年の東京オリンピックを待ちたいと思う。
コメント