赤ウルメで一杯
冷蔵庫に焼いた赤ウルメが入っていた。
いったい何時の間に? どこから?
女房に聞いたら、「ああそれね、居酒屋さんで美味しかったから、あなたにも食べさせたいと思って一匹包んでもらったの」
確かにアルミホイルで包んである。そういえばそんなこと言ってたっけ、日曜日に・・・。
って、女房が居酒屋に行ったの土曜の夜だし、それまでどこに?
「バッグの中に入れたまま忘れてた」
「今朝見つけて冷蔵庫に入れたの」
ってことは、土、日、月、火・・・今日で4日目!? 食べられるのか?
気持ちはうれしいけど、命は惜しい。
恐る恐る匂いとかしてみたけれど大丈夫そう・・・かな?。
もしかして緊張で鼻が利かなくなっているのでは?
せっかく持ってきてくれたし、美味しそうだったので、チンして味見してみることに・・・。
「美味い!」 「ああ、日本酒とかあったらいいねぇ・・・って、あったよ、この間小さいの買った!」
何だか気持ちが弾んで、ついでに冷凍庫の干物も焼いて、日本酒を熱燗で飲んだ。
今夜はこれで夕食。 夫婦二人っきりって気楽でいいや。
それにしてもショルダーバッグに赤ウルメが入っているとは誰も想像しないだろうな。
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