風刺マンガ(Ⅱ)
今朝の南海日日新聞に掲載された風刺マンガ。
さすが・・・というか、やはり一悶着おこしたかという感じ。
真紀子大臣の言っていることはよく分かるけど、やっていることがよく分からない。(笑)
でも、もしお行儀よく(?)「今回は仕方ないとしても、なるべく早く大学新設についての審査基準を見直しましょう」という入り方だったら・・・。
そのままうやむやにされた可能性が高いのでは?
「認可しません!」と切り出したから、マスコミが騒ぎ、大学の数が過剰であることを国民が認識することとなったのでは?
大臣の発言がだんだんトーンダウンしてきたにせよ、着地点は改善に向けてずいぶん前進したところになったと思う。
実は、新内閣発足のときに真紀子大臣が混ざっていたので、「もしかしたら・・・」という気はしていた。
周囲の言いなりになっておとなしくしているとは思えない。
なので、「近いうち」の三党合意を気にしつつ第3次内閣を発足した野田首相の緊張感と田中文科相の発言を心配する岡田さんの様子をマンガにした。
<これでいい野田! 新内閣スタート> (10月8日付)
遡って、自民党の総裁に安倍さんが再任されたときに描いたマンガ。
前回首相を務めていたときにさかんに口にしていた言葉「再チャレンジ」をタイトルにした。
数年後に自ら実践することになったわけだ。
<再チャレンジ> (10月1日付)
もっとも、何にチャレンジするつもりかは、注意深く見ていく必要がありそうだ。
マンガを描く者としては、右でも左でもなく、中庸の立場で冷静に見たいと思うのだが、マスコミの報道にすぐに刺激されてしまう凡庸さを自覚せざるを得ない。
セリフも入る自由なカタチの風刺マンガは、毎週月曜日(休刊の場合は前日の日曜日)の南海日日新聞で掲載中。
1週間に1回なので題材の選択に悩む。そういう意味では、むしろ、日々のニュースをマンガにする(毎日掲載)方が楽かもしれない。
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