戦中戦後の奄美を調べてます
月イチ新聞漫画「百年の真珠」で次号は戦時中の話を描くので、資料になりそうな本を図書館から借りて読んでいる。(この続きから・・・)
「軍政下の奄美」「軍政下奄美の密航・密貿易」「沖縄の戦い」「戦争中の暮しの記録」・・・色々と読んでいるうちにまだぼんやりとだが当時の人々の暮らしぶりが見えてきた。
それにしてもつくづくと自分が何も知らないことを思い知らされる。僕が住んでいる瀬戸内町はかって数多くの軍施設が配備されていたところで、方々に戦跡が残っているのだが、これまで特に興味を持つこともなく見過ごしてきた。
通った高校が「奄美大島要塞司令部」だったことも初めて知った。そういえば川沿いのコンクリートの塀がぼこぼこと穴だらけだったのは米軍の機銃攻撃を受けたんだなきっと。
加計呂麻島の呑之浦には作家の島尾敏雄さんが爆撃艇の隊長として配属されていた。その辺のことは氏の作品からある程度うかがい知ることができるが、三浦地区にも同じく爆撃艇の部隊があったことを初めて知った。
まだまだ沢山のことを本で調べていかなければならないと思っているが、しかし、生の体験を聞く機会が徐々に失われていくことにも焦りを感じている。当時のことを語れる体験者が少なくなっていくだろうから・・・。
やりたいことはたくさんあるけれど、まだまだ技術もお金もついていかないので、出来ることから地道に一つずつやっていくしかないね。いずれは奄美の偉人伝や歴史・風俗を漫画にしたいけど・・・。
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