ヘタ絵の魅力?
稚拙な絵が「ヘタウマ」だとして評価されたりする。
技術的なことよりも感性を優先した新しい基準なのかもしれない。
もう新しくもないか。
大人が子どもの描いた絵を模倣するのが難しいように、わざとヘタウマを意識して描くのは、変な話だが、それなりの”技術”がいるような気がする。
つまり、自然発生的に素直に描かれたものなのかなと。
モヤっとしていてよく分からないが、あくまでも感受性での評価になるから明確な線引きは無理なのかも。
だいぶ前の話だけど
何かを説明するために走り書きした絵を息子がとても気に入って「これ良い!」「これのTシャツが欲しい!」とねだられ、狐につままれたような気分で1枚だけTシャツを作ったことがある。
紙に落書きしたそれを再現しようとすると不思議と最初の雰囲気が崩れてしまう。
まったく上手く描こうと思っていない自由な線だからこその魅力があるのだろう。
結局スキャナーで読み込んでプリントした。
息子には、「こんな感じの絵がいいのに」と続編を期待されたが、無理だ。
ゆるゆるの絵って意識すると描けないものだ。
(おしくらまんじゅうしている感じのトリを描いた)
言われてみれば、ちょっとかわいいなと思うけど。
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