さらば相棒
仕事でとても重宝していた軽貨物車(アトレー)を廃車した。
厳密に言うとまだ廃車はされていないと思うが、とりあえず昨日引き取ってもらった。
軽でありながらとにかく室内が広くて使い勝手が良い。
商品のTシャツを入れたボックスを3つ積んでもまだ余裕で他の荷物を積むことができた。
後部シートを倒せばコンパネや自転車といった大きな荷物も積むことができた。
仕事の相棒として毎日のように出かけていた。
馬力がないので名瀬や笠利などの遠出の運転は疲れたが、それを補って余りある実用性があった。
できればずっと付き合っていたかったが、オイルが漏れ、水が漏れ・・・と老朽化が進んで、遠出への不安が募り、最近はバッテリー切れも頻繁になってついに乗ることを諦めた。
アトレーの最後の仕事は、年末に網野子峠を越えて最終処分場まで不燃ゴミを運搬したこと。
運転中エンジンが無理していることを感じていたので、頑張れ頑張れと祈るようにして走った。
まさか、次は自分自身が廃棄されるとは思わなかっただろう。
バイバイ、ありがとうね。
次に乗り換えた車はマーチ。
もちろん中古車。
全体に丸みを帯びたデザインで、およそ荷物を積む構造になっていない。
でも、よく走ってくれるし、機能も充実している。
後部座席も荷物で塞いで二人乗りだと割り切って使っている。
車検の鉄工所がよくしてくれるので、いずれにせよ不満はない。
お金がたまったら新車を買うねという空手形を買ってくれている。
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