ギャラリー
13日に奄美パークに行って、「ゆらん郷」にTシャツを納品した。
冬場なのであまり売れていないことは承知していたが、笠利の川上集落まで行く機会があったので、ついでに寄って新しいデザインのものを少し足しておくことにした。
田中一村記念美術館で新しい企画展が始まっていたのでそれも見てきた。
無料で鑑賞できるという気安さもあって企画展は何度も見させてもらっている。
受付嬢の素敵な笑顔に迎えられ、たまには有料の田中一村も見ないと悪いかなと思いつつも…
2015年にこの企画展示室で「島ちゅ6人展・はじめの一歩」という展示会に参加した。
そのとき初めて本格的なギャラリーに作品を飾るという経験をさせてもらった。
大きさの違う作品はそれぞれの中心を横一直線に並べると統一感が出る、と学芸員が教えてくれた。
そんな風に整然と設えられたギャラリーの緊張感が心地よい。
僕が島にUターンした頃、父は額縁店を営んでいた。
店の半分をギャラリーと称して、当時高校の美術教師だったYさんの絵などを飾っていた。
せいぜい6畳ほどの狭い空間ではあったが、父には何か満たされるものがあったのだろう。
こんな立派なギャラリーに連れてくることが出来ていたら…と思う。
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