そこはもう瀬戸内町
”越境の長いトンネルを抜けると港町であった”
「雪国」風に言うならこんな感じで奄美市から瀬戸内町へ入っていく。
奄美最長の網野子トンネル(4243m)は、奄美市住用町と瀬戸内町網野子集落を跨って伸びている。
トンネルを出ると山間からぽっと海辺へ出ていくような印象である。
瀬戸内町に住む者にとっては見慣れた光景だが、ここまでたどり着くと、よし帰ってきたと安堵するのではなかろうか。
奄美大島の南側のスカートを広げたような一帯が瀬戸内町。
東端のヤドリ浜から西端の西古見まで正確に何キロか分からないが、リアス式海岸に沿って走る曲がりくねった道は想像以上に距離がある。
道沿いに見える海は大島海峡。
その向こう側に蓋をするように東西に伸びている島が加計呂麻島。
さらにその向こう側には請島、与路島がある。
これらの島々をつなぐフェリーや海上タクシーが住民の往来と生活を支えている。
この海囲いのだだっ広いエリアが瀬戸内町。
奄美大島で1番、県では2番目の長〜いトンネルを抜けて瀬戸内町へ・・・たまにはどうぞ。
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