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2016年10月26日 (水)

健康診断

毎年秋に町が行う健康診断を受けてきた。

会社勤めのときは職場での集団検診が義務付けられていたので毎年ちゃんと受けていたが、退職してフリーな立場になってからは、受けたり受けなかったりだった。

健康だから・・・毎年受けなくてもたぶん大丈夫だと。

でも、僕より若い人が病気で突然亡くなったりすると、けっして油断はできないと用心して、並んだりするのは面倒だと思いながらも健診に出かけるのだ。

父も母もがんで亡くしているので遺伝的な不安もある。

8時半頃に健診の会場に入るとすでにおおぜいの人が受付の順番を待っていた。

受付の順番待ちは想定していなかった。

入口で仮(?)の受付けをして番号札をもらい、問診票に記入した後、正規(?)の受付けを済ませてから健診がスタートする仕組みになったようだ。

一人ひとり順番に番号を呼ばれて受付けを済ませてから検尿のコップをもらう。

この受付けの段階でけっこう待たされるが、その分各健診はあまり待たされることなくスムーズに流れていたようだ。

検尿コップを置くところに使い捨ての紙ナプキンとかあれば良いのになと思った。

トイレで手を洗わなかった人がかなりいそうだし・・・。

あと、待ち時間が長くて手持無沙汰にしている人がいっぱいいたから、こんなときこそ、町の広報などを受診票と一緒に配れば良かったのに。

ポスティングよりしっかり読んでもらえたと思う。

あるいは広告とってその分を抽選で景品くれるとか・・・きっと受診率上がると思う。

今回も胃透視を受けた。

バリウム飲んでぐるぐる回されて、毎回なんでこんなことするんだろうと思っていたけれど、あれは、胃袋の壁にまんべんなくバリウムを這わせるためだと受診票の裏に書いてあった。

なるほど、たるをころがす要領だ。

しかし、あれはけっこうしんどい。

握力のない年寄りが頭から滑り落ちたりはしないんだろうか?

バリウムを飲むときに身体を曲げたり反らしたりして胃袋にまんべんなく流すよう意識すれば少しはぐるぐるを容赦してもらえたりするのだろうか?

2時間以上かかったけど、ちゃんと健康診断受けてほっとした。

とりあえず一年間安心して働けるよう、ぜひとも「異常なし」の免状をいただきたい。

どーかどーか。

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