「ホライゾン」39号
今回も情報誌ホライゾンに挿絵を描いたので、出来あがった冊子をいただいた。
奄美の歴史や風習・文化、自然を毎号様々な切り口で見せてくれる。
よくまあ題材が尽きぬものだ。
毎回、なんとなく知っているつもりで、実は何も分かっていなかったことを自覚しつつ読んでいる。
今度の特集記事は、「奄美の行事食」と「戦争遺跡は何を語るのか」だ。
今もなお奄美で行われている様々な行事の中での「食」を丹念に紹介している。
そして、冊子後半では、地上戦が行われた沖縄に近い奄美群島の戦争遺跡についての特集が組まれている。
その冒頭には、奄美群島に多くの軍施設ができた故に、攻撃の標的となり、空襲や魚雷攻撃などで住民が戦争に巻き込まれたと書かれている。
来年は終戦から70年の節目の年にあたる。
大勢の人が犠牲になった過去の「戦争」について見つめ直す時期かもしれない。
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