峠の桜道
1月27日(月)に本茶峠(ふんちゃとうげ)の桜を見た。
峠道を通るのは本当に久しぶり。
本当にこの道で良いのか不安になり散歩中の夫婦に尋ねたくらいだ。
17時頃に龍郷側から入ったら
ほとんどの場所で逆光になって花が見づらかった。
夕方なら名瀬側の道から入った方がいいようだ。
車を停めてしばし鑑賞した。
まだ完全に咲いてはいなかった。
満開になる頃もう一度行ってみようと思う。
道の両側に桜の木が広がった花のトンネルのようなものを期待していたが
桜は左右いずれかに植わっているだけで、頭上を花で覆われるような贅沢な気分は味わえなかった。
それにしても道が長い
つづら折りの坂道が延々と続く。
トンネルの便利さに慣れきってしまったので
たまにこうした旧道を通ると
「道」のありがたさに改めて気づかされる。
かって奄美の各集落では定期的に「みちされ」をして大切な「道」を作り守ったという。
今は、どこまでも走る車があって、どこまでも続く舗装道があって、
ほんとうに良い時代に生きているなぁ。
コメント