音楽フェスティバル
奄美・日本復帰60周年記念のイベントとして、瀬戸内町で「音楽フェスティバル」が開催された。
出演者はいずれも瀬戸内町の出身者や二世。
有名なアーティスト4人のステージが前売り2000円という破格の値段で鑑賞できる。
僕は女房の伯母を誘って出かけた。
4時開場・5時開演なので、4時過ぎてからゆっくり歩いていくつもりだったが、知り合いから電話で「もうみんな並んでいるよ」との情報があり、3時半頃には会場に着いて行列に加わった。
その甲斐あって前から10番めくらいの良い席がとれた。
会場にひしめく人々の熱気でとにかく暑い。
会場での撮影と飲食は禁止だが、脱水をおこしそうなので水はこっそり飲んだ。
撮影はもちろん一切していない。(違反している人はいなかったようだ)
写真がないので記憶でそれぞれのアーティストのにがお絵を描いてみた。
出演順に
加計呂麻島の諸鈍(しょどん)集落の二世。
「徳浜(どっかま)」という歌では、隣に座っていた伯母が声を殺して泣いていた。
後で尋ねたら徳浜で歌詞と同じ想い出があるという。
久慈(くじ)集落の二世。
オープニングは母親の想いでを歌った「ルリカケス」を弾き語り披露し、ラストも「ルリカケス」を今度は立って歌った。
今日僕は寝不足のまま朝早くから忙しく過ごしたので少々疲れていた。
永井龍雲の優しいメロディはまるで子守唄のように僕を包んで
ときどき意識を失いかけた・・・(;一_一)
明日56歳の誕生日だとか。
加計呂麻島の花富(けどみ)集落出身。
朝崎さんは歌う姿を何年も前から何度か見ているが
いつ見ても同じに見えるのが不思議。
初めてCDを買ったのは確か10年ほど前、「海美」だった。
ピアノの音色にかぶさる朝崎さんの島唄に鳥肌が立った。
今夜のステージトークであれが起死回生のメジャーデビューだったのだと知った。
嘉徳(かとく)集落出身。
トリは(やっぱり)この人だった。
すごくウキウキとそして堂々とした印象。
まさに自分のシマでのびのびと歌っている感じ。
デビューからずっとCDを買い続けていたけれど、最近はごぶさたしている。
歌に飽きたのではなく、日常生活から「音楽を聞く」そのものが抜けてしまったみたい。
気持ちにゆとりがなくなってきたのかな・・・?
今夜は久しぶりに音楽に浸ることができた。
4時間たっぷり、たまに睡魔に襲われて音が遠くに聞こえたりしたけど。
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