豊年祭のビデオ
9月に入ってから奄美の各集落で十五夜豊年祭・敬老会が開催されている。
僕の住む集落でも先週の日曜日に祭りが行われた。
ここ数年は司会の役目が回ってきていた。
人前で話すのは特に苦にはならないが、
皆を笑わせるような島口を織り交ぜた軽妙な喋りとか全然できないので、内心ではやりたくないなぁと思っていた。
豊年祭の1週間前に集会場に集まったときに区長から今年は「ビデオ係」を頼まれた。
実はビデオカメラは壊れて使えなかったのだが、司会よりは気楽だし、万が一マワシをつけて相撲を取るよりは・・・(笑)と思い快く引き受けた。
翌々日、早速新しいビデオカメラを買ってきた。
(前に使っていたカメラは送料を負担して修理に出したが部品がないと断られた。さらに、中に入っている8ミリテープを取り出したければ後2000円必要と連絡があったが、この申し出は断った。バッテリーの金具が一つ外れているだけでビデオカメラが丸々パーになったのだ。悔しいからそのまま送り返してもらった。いつか買い替える必要があると思っていたので良い機会だと思った。)
パナソニックのHC-V720M。
壊れたカメラは当時のSONYの最新機種だったが、新しいカメラはそれより半額以下で性能は格段に上がっていた。
性能が優れているせいなのか?・・・ほぼぶっつけ本番で撮った映像はところどころ”色とび”してしまった。
オートの設定で撮影したのだが、日差しが強くなると露出オーバーのように白っぽくなったのだ。
とりあえずすべてを撮り終えて
2時間半ほどの映像を1時間以内に収めるために3~4日ほどかけて編集した。
1時間なら見ていて飽きない範囲だと思うし、MPEG2のきれいな映像で残せるからだ。
いくつかの余興を省けば楽にまとめられるが、せっかく練習して披露した出し物をカットするのは忍びないので、すべての演目の中身を少しずつ削るという方法をとった。
相撲の取り組みもすべて残すことにした。
なるべく映像の繋がりが不自然にならないように秒単位で中抜きを繰り返して縮めていった。
パッケージを作成するのに更に1日・・・昨日やっと区長に届けてきた。
集落の人に1本500円で販売するつもり。
半分ボランティアみたいなものなので儲けは考えていないけれど材料費と手間賃を少しでも回収したい。(゜-゜)
ビデオ作りってけっこう面白くて凝ったらどんどん凝りそう・・・。
清水の十五夜豊年祭・敬老会の様子をちょっとだけ紹介。
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