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2013年4月30日 (火)

島一の、看板

空港に行く途中、奄美パークを過ぎたあたりにこれでもかと看板が並んでいるのが目につく。

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「島一!?」と、毎回気になりつつも通り過ぎていた。

先日やっと確認できた。

奄美みやげの加工食品を売っているようだ。

表の看板には「奄美山海みやげ工房」と書いてあるが、建物の看板は「幸房」になっている。

何か 幸せになれるグッズがあるかもしれない。

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入ってみると、店内いっぱいに加工食品を並べて販売していた。

すべて自家製のようだ。

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試食できるので食べてみた。

「島一」の看板を掲げるだけあって確かに美味しい。

壁に「幻の塩」と謳った掲示物があった。

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普通、天然塩をつくるときは海水を煮出して作るが、この(幻の)塩は、干潟に塩を捲いて天日で塩をつくる昔ながらの方法で作られる塩のようだ。

ミネラルが豊富で甘く、一遍この塩を使ったら他の塩は使えない と店主が自画自賛するので、ちょっとだけ試食(?)させてもらった。

少し薄茶の塩で、見た目でも違うな・・・と思ったが、相当期待していたせいか、島で売られている他の天然塩とそんなに違変わらないという印象しかなかった。

これまでで、一番おいしいと思ったのは、加計呂麻島でつくられている「さんご塩」の天日干しを舐めたときだ。

まだ塩をつくりはじめの頃で、ザルに盛られた天日干しの塩を少しだけ味見させてもらった。

それまでの塩の概念が一変するほどの感動を覚えた。

塩にはっきりとした甘みを感じたのだ。

ただ、晴天の少ない奄美で天日干しは難しいようで、今はどこでも作られていないようだ。

(普通に薪をくべて作る塩も十分美味しいけどね)

とりあえず、気になっていた「島一」を確かめられた。

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