身の丈の夢って?
昨日に続き今日も浜辺で海鵜を見た。
よく気をつけないと見逃してしまいそうなくらい遠い沖合に浮かんでいた。
それが「海鵜」だと教えてくれたのは釣り船を出そうとしていた集落の男性。
観察していると確かに海に潜って何かを捕まえている様子が見えた。
写真に撮ったが波の影と重なってわかりにくい。
バババ・・・と1羽が水面で助走をつけて飛び立った。
しばらくして別の鵜を見つけた。
割と近くの水面にいたので慌ててカメラを取り出しズームアップにして・・・と
その間に海に潜ってしまった。
再び浮上するの待ってしばらく海面を見つめていた。
が・・・出てこない。
1分くらいは見ていたと思うが、そんなに息が続くはずはない・・・よね。
海中で違う場所に移動したりするのだろうか?
先ほど見た別の海鵜は潜った場所に浮かびあがっていたように見えた。
大物をつかまえて遠くに移動しちゃったとか?
不思議に思いながらその場はあきらめることにした。
かたわらでじっと「待て」をしているピースが痺れを切らしてきたし。
気になって振り返り振り返り海辺を見るがやはり鳥はいない。
まさか魚に負けたりとか・・・(笑)
目標(夢)がでか過ぎたか?
他の鳥はうまくやれたのに。
「身の程知らず」とか「身の丈に合った」のキーワードが頭に浮かぶ。
夢が根負けするか? 夢に食われるか?
「堪忍のなる堪忍は誰もする ならぬ堪忍するが堪忍」をもじって
「やすき夢なら誰も見る ならぬ夢を見るが夢」なんて。
そんなことを考えながらぼうっとしていると哀れそうに女房が言う。
「誰も霞を食って生きられないのよ」
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