庶民の味方・良心の食堂「なにわ」
大雨が降る午後2時過ぎ、町に出て遅い昼食をとった。
川沿いにある大衆食堂「なにわ」。ウナギが専門なのだが、頼む客はあまりいない。美味くないからではない。他のメニューがあまりにもリーズナブルなのでついそちらを注文してしまうのだ。
毎日のようにここで食べている常連客も多い。美味しくて、量が多くて、しかも安い。ちゃんぽんラーメン450円、焼き飯400円、焼きそば350円。ずーっとこの値段で提供している。
お店のおばちゃんに「こんな値段で赤字にならない?」って聞いたら、「キャベツとか野菜が高いときは赤字になるかも」って。「(自分の土地でやっているので)家賃がいらないからその分安くできるし、毎日食べにくる客がいるから、(値段を)あげられない」とも。
偉いなあ。お店の内装とか昔のまんまで余分なところにお金かけないで、その分料理は妥協のない味と量。物価が高い離島でこんな風に商売を続けること自体が一種の社会貢献じゃないかとさえ思えてくる。
僕もできれば(利益優先ではなく)お客さんに喜んでもらって、社会にも何らかの奉仕ができるような仕事がしたいな。
今日食べたのは焼き飯と焼きそば。2人食べて750円。
ごちそうさまでした。
コメント