久しぶりのアイロンプリント
平面彫りの福田さんの家で作品を見せてもらった折に「これシャツにプリントしたいな」と思ったものがあった。
人生の悲しみ、苦しみ、喜び・・・そういった諸々すべてを包み込み静謐で慈愛に満ちているような女性の表情に魅かれたのだ。
これは周りが黒地でないとだめだなと思い、(いつもの昇華プリントは白系にしかプリントできないので)アイロンプリントで作ることにした。
アイロンプリントは一種のシールなので、大きなプリントではシャツの目をふさいでしまう。
通気性が悪くなって夏はけっこう蒸れるのだ。
それで周辺をカットして女性の顔だけをプリントすることにした。
しかし、久しぶりだったので、アイロンプリントの温度設定やプレス時間が曖昧で、適当にやってみたら失敗してしまった。
そういえば昇華プリントを始めたときもけっこう失敗したなぁ・・・。
過去のメモとか見ながらもう一度挑戦。
今度はアイロンの当て紙をはがすのが早すぎて端が少し剥がれてしまった。
でも、まあ自分で着る分には良しとしよう。
それにしても色々忘れてあやふやになっていることが多くなってきた。
歳とってくると「記憶」よりも「記録」が大事なんだな。
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