夜道を歩いて
同窓生が新築していて今日は棟上げのお祝いだった。
かって僕が住んでいた社宅のすぐ前に木造2階建。
大工の腕に覚えのある人は日中から造作の助っ人にかけつけたりするのだが、
迷惑をかけたくないので僕は夕方の酒宴にだけ参加した。
車は近くの図書館の駐車場に停めた。
明日の早朝に引き取るつもりで許可をもらおうとしたが玄関が閉まっていた。
これまで午後7時までだった利用時間が9月から午後6時に変更されたようだ。
祝いの席では同窓生がたくさんいて楽しいひとときを過ごせた。
そして恐縮するほどのお土産を提げて家まで歩いて帰った。
毎年ハブを見る確立100%の峠道をときどきふいに消える懐中電灯を頼りにどきどきしながら歩いた。
道脇の暗い茂みが不気味なのでなるべく道の真ん中を歩く。
以前、ハブの棲んでいない喜界島でもそうやって歩いている自分に気づいて苦笑いした。
道のまん中を歩くのはハブの危険から身を守る島の人の習性だ。
普段あまり気にしたことないが、ぽつぽつ灯る外灯がありがたい。
無事に家にたどり着いてほっとしたら何だかお腹がすいてきて
手土産の惣菜をつまみながらワインと(用心のため)ウコンドリンクも飲んだ。
それにしても棟上げで全員にこれだけ配るなんて家を建てるのも色々と大変だ。
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