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2013年9月25日 (水)

「存在の耐えられない軽さ」にならないために

大相撲は序盤で日馬富士がこけて白鵬が全勝で独走・・・またも白鵬の優勝か。

と思っていたら昨日盤石に見えた白鵬が豪栄道に負けて

優勝の行方が分からなくなり俄然面白くなった。

ところで、強さの際立つ白鵬と比べて(同じ横綱でありながら)脆さを感じさせる日馬富士は、「もう引退を考えた方がいいんじゃないか」みたいな厳しい意見を浴びせられて連日必死の相撲が続く。

横綱がまさかの変化技を見せても観客からのブーイングがないのは、日馬富士の追いつめられた立場に同情しているからなのか?

そんな状況の中で北の海理事長が発した言葉が重かった。

「横綱が観客から『がんばれ』と声をかけられるというのはどういうことなのか・・・それを自覚しなくてはいけない」と。

横綱は圧倒的な強さを誇る存在でなくてはならない。

そういえば、北の海が現役の頃、あまりの強さに「面白くない、少しは負ければいいのに」とさえ思って見ていた。(ふてぶてしい印象もあったし(笑))

横綱は勝って当たり前。

頂点に上りつめた者の栄光と負わされる重責を垣間見るようだ。

”認められる”ということは、もうそのレベルを落とすことは許されない立場になるということなんだ・・・。

改めて「横綱」ってすごいなって思う。

Photo_4

ちなみに幕の内では日馬富士が最軽量だとか。

 

 

 

 

 

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